
2018年10月頃に長野県S市で新築一戸建を購入する決意をしてから1年ちょっと経った2019年11月、遂に我が家の新築一戸建が完成し、引き渡し時の様子を各部屋や設備毎に撮影しました。
引き渡し時にとった写真や書くコトが結構ありましたので各部屋や設備毎にまとめ、本記事はWeb内覧会の目次のようなまとめとなります。
あわせて築15年位の賃貸アパートから、新築一戸建へ引っ越してから1ヶ月半くらいの感想ですが、最新の一戸建は断熱性能が想像以上で、その他の最新設備も特別にお金をかけた訳ではありませんが快適でした。
我が家の失敗は細かいところでは多少ありますが「次に家を建てるならココ注意しようかな」といった程度で、結構勉強したおかげで致命的な失敗は今の所ないかなと考えております。
我が家は分譲の計画だけ進んでいて、購入を決めた当時は畑の状態の分譲地を選んで新築一戸建を建てましたのでハウスメーカーで新築一戸建を建てる人の中では、時間がかかった方だと考えております。
我が家が新築一戸建の建築を依頼した桧家住宅の場合、土地が完成しているなら間取りのOKを出してから大体4ヶ月程度で家が完成するそうです。
我が家が選んだ分譲地内は20区画あり、我が家が引越しを済ませた頃には分譲地内の5件が既に入居しており、他の土地も工事が進んでいるようで空き地は4件程度となっております。
我が家の内装は桧家住宅の「ラグジュアリーモダン」というテーマで作っておりますので、桧家住宅で新築一戸建を検討されている方にはラグジュアリーモダンの雰囲気を見てもらえますと幸いです。
ラグジュアリーモダンの内装は大体焦げ茶色と白で構成されており、家具なども調和するように同じような色合いで購入しております。
ゼロから始まる田舎の新築一戸建の外観
家の外観は白も汚れが目立ちますし、黒っぽい濃い色でも汚れが目立ちそうかなと考え、茶色をベースに外壁を選びました。
家とは関係ないですが、白い車を所有しておりますが白だと割と汚れが目立ちますので、汚れの色に近い色の方が良いのではないかと考えました。
茶色い外観のメリット
汚れが目立たないコトをテーマにすると、明るめの灰色か明るめの茶色が候補となりましたが、畑が周りあったりしますので土埃の茶色い汚れがメインの汚れになるのではないかと考えております。
また、分譲地内では茶色い家が他にないので、新築一戸建の引き渡し後に来たりする業者、郵便局、宅急便など新築後初めてくるときに説明しやすかったのは茶色い家を建てたメリットとなりました。
外構を含めた外部の設備
外構は2020年1月現在、工事中ですが、外構を含めた外部の設備、外部コンセント、外部水栓、インターネットのコトも割と考え、家の内部の設備の室外機の位置も考えて設置しました。
我が家では外部水栓と外部コンセントは外構で設置するのではなく、建物と同時にハウスメーカーに設置を依頼しました。
次に新築一戸建を建てるなら
我が家が新築一戸建を建てた分譲地は20区画あって殆どの区画でハウスメーカーに建築を依頼している様子でバラエティに富んでおり、外観デザインでは我が家よりもカッコいい家もあります。
次回、家を建てるコトがあったら、オシャレな色合いにチャレンジしても良いかなと感じました。
ゼロから始まる田舎の新築一戸建の1階
我が家の1階の間取りは図面のような間取りで、夫婦二人で住む予定ですが二人の要望を取り入れつつ、一応ファミリー仕様としております。
玄関ホール
玄関ホールに関しては成り行きで少し変わった造りとなりましたが、スペースが広く、設置したクローゼットも今の所しっかり使えているので、満足のいく空間となったのではないかと考えております。
玄関は買い物後の一時的に置く荷物や収納しておきたいものが意外と多いので、間取りを考える際に玄関は広くした方が良いのではないかと考えておりましたが、広くしておいて良かったと考えます。
廊下
玄関からリビングへ行く途中に廊下と呼ぶ程長くはないですが、両側が壁の1mほどの通路があります。
リビングの南側に大きな掃き出し窓がついているのであまり問題ありませんでしたが、南側から大きな荷物を運び込むコトができなかったら、廊下が後悔ポイントになっていたと考えます。
大きな家具や家電である冷蔵庫やベッドはこの通路から運び込むコトが難しいですね。
リビング
我が家は夫婦二人とも自宅でパソコンを使って仕事をする自営業で、リビングで仕事をすることにしましたので、リビングは少し広めにつくりました。
机や仕事に使うスペースの寸法をしっかり測ってリビングを考えたので、大体間取りを考える際のイメージ通りの使い心地に仕上がりました。
次に新築一戸建を建てるなら
図面上は一応LDKとなっておりますが、階段の壁を境にリビングとダイニングキッチンが分かれてしまうような間取りとなっておりますので、もし次に家を建てる機会があればLDKとなるようにしたいかなと考えております。
キッチン
新築一戸建を建てる前に住んでいた賃貸アパートのキッチンが狭かったせいで、キッチンに関しては不満が多い箇所で、かなり大きく作り、キッチンの不満などはないと想像しておりましたが、細かい注意点がでてきてしまいました。
次に新築一戸建を建てるなら
以前住んでいた賃貸アパートと比較しますとキッチンは大幅に使いやすくなりましたが、もし次に新築一戸建を建てるコトがあるならキッチンは注意したい箇所が多少でてきました。
桧家住宅の標準仕様で選べるキッチンはクリナップの「ステディア」と永大の「ビヴァリオ」というキッチンがあり、我が家は見た目重視でビヴァリオを選びましたが、多少弱点がありました。
勝手口
勝手口は喫煙者であるワタクシが外へタバコを吸いに出るために作りましたが、玄関が物凄く使いやすいので、もしかしたら作る必要がなかったのではないかと感じました。
外構工事が終わると勝手口から近い距離に駐車スペースができるので買い物帰りの荷物は勝手口から運び込むコトもあるかもしれませんので、外構工事が終われば動線が変わるかもしれませんので今後いらなかったのかどうか感想を書いていきます。
ダイニング
ダイニングに関しては昼間も明るく、165cm×90cmサイズのゆったりとした4人がけのダイニングテーブルを置いて余裕があるスペースが確保できたので、間取りを考えていた際にイメージしていた通りのダイニングスペースとなりました。
180cm×90cmといった6人がけのダイニングテーブルを置くことも可能でしたが、普段は夫婦二人だけで大きすぎると寂しい感じになるので、ゆったりとした4人がけのダイニングテーブルとしました。
1階のトイレと洗面所
1階に設けたトイレと洗面所は桧家住宅の標準仕様の設備であるトイレ、INAXのタンク付きの「アクアセラ 」と、標準仕様であるLIXILの幅が狭い洗面台となっております。
キッチンのシンクもLIXILの洗面台と同じ形の蛇口だったら汚れにくくて最高でした。
1階のトイレと洗面所に関しては期待通りの使いやすさで次回、新築一戸建を建てるコトがあれば同じような設備を採用したいと思っております。
シースルー階段
我が家は最初吹き抜けを考えておりましたが、吹き抜けを作ると2階のスペースが狭くなるので、吹き抜け風な雰囲気を得られるシースルー階段をリビングにつけました。
シースルー階段は桧家住宅のオプション設備で、結構お高い設備でしたがリビングの明るさと開放感が確保できておりますのでつけて良かったなと感じております。
写真の鉄格子の部分が壁だった場合、リビングが狭く感じて部屋が暗く感じていたのではないかと想像します。
小さいお子様がいる場合は注意
我が家は子供がいないので盲点でしたが、新築一戸建が完成した後、絶賛子育て中の義理の妹がお子様を連れてきて、お子様が階段を上っていた際に、シースルー階段の格子状の部分から落ちたりしそうで少しドキドキしました。
ゼロから始まる田舎の新築一戸建の2階
我が家は夫婦二人で、ファミリー仕様をコンセプトにしておりましたが、1階のLDKを可能な限り広くとったおかげで、2階に色々と詰め込むコトになりました。
寝室とウォークインクローゼット
寝室は一応テレビなどを置くスペースも確保しましたが、我が家の寝室での過ごし方としては寝るコトと洗濯物をバルコニーへ運ぶ際に通過するスペースで、今の所イメージ通りで不満なく過ごせております。
ウォークインクローゼットは余裕を持って大きく確保したつもりでしたが、妻のまどりちゃんの洋服が多く、結構ギリギリとなりましたが収まっておりますので大体イメージ通りとなりました。
2020年1月現在は荷ほどきの最中で、色々な収納場所の使い方を模索中ですが、あまり着ない服を他の部屋へ持っていけばウォークインクローゼットにも余裕がでると考えております。
子供部屋
子供部屋はファミリーのコトを想像すると、快適すぎると子供が子供部屋に引きこもるのではないかと考えて少し狭くしております。
我が家が考えた子供部屋は、子供がいないので良いか悪いかはわかりませんが、「快適すぎない子供部屋」を考えました。
2階の洗面所
2階の洗面所は洗濯機を置いたり、風呂に入る際の脱衣所となりますので、メイン洗面所となる2階の洗面所は結構広くとりましたが、入居してみて、良かったと考えております。
実家を参考にした
ワタクシの実家は洗濯物は1階にある風呂場で発生し、風呂場から少し離れた1階のキッチンに洗濯機が置いてあり、洗濯物は2階のバルコニーに干しておりました。
実家の洗濯の動線を考えると、結構大変なのではないかと考え、我が家も実家と同様に洗濯物を2階に干すので、洗濯機からバルコニーまでの動線も割と短くなるように考えました。
ワタクシの実家の脱衣所は4畳くらいあって、新築一戸建へ入居する前の賃貸アパートと比較すると、かなり広くて、脱衣所が広いのは快適と考えておりましたので、脱衣所は広めにつくりました。
洗濯スペースのトラブル
桧家住宅にて既に解決済みでしたが、我が家は新築一戸建に入居してから洗濯機のトラブルがありました。
覚えて頂きたいコトは「洗濯機のホースが繋がっているのに安全弁が作動するのはおかしい」です。
風呂場
我が家が新築一戸建へ入居する前の賃貸アパートは風呂場の洗い場が狭かったので、新築一戸建の間取りを考える際は洗い場を広げた方が良いのではないかと考え、洗い場を拡張しました。
風呂場の洗い場を拡張した結果として、以前住んでいた賃貸アパートと比較すると、お風呂の快適感が格段によくなりましたので洗い場の拡張は割とおすすめです。
2階のトイレ
我が家は妻のまどりちゃんのリクエストでトイレスペースを縦長に取る方向でしたが、2階のトイレスペースは間取りの都合上、縦長に取ることができませんでした。
結果、桧家住宅のオプション設備であるINAX製のタンクレストイレを導入してトイレの広さを確保しました。
ゼロから始まる田舎の新築一戸建の小屋裏
小屋裏に関しては、新築一戸建プロジェクトがワタクシの当初の想像から大幅予算オーバーしていたので、間取りのOKを出すギリギリまで広げるかどうか迷っておりました。
小屋裏は家が建つ前なら30万円くらいで限界まで広げるコトができましたが、小屋裏は家が建ってからでは拡張できないので、ワタクシの仕事を増やせば30万円分くらいならなんとかなるので、最終的には限界まで拡張する決断をしました。
大きな失敗もなく新築一戸建が完成
理想の家は三回建てないと無理と言われており、ワタクシはネットで勉強しない人ならそうであってネットで色々勉強したら一発で理想の家を建てるコトができるのではないかと考えておりました。
新築一戸建を自由設計で建てた我が家の結論としては、大きな不満は今の所ありませんが、次回家を建てる機会があれば、改善した部分はありますので、失敗はソコソコあったという結果となりました。
新築一戸建の設備
最新の新築一戸建の設備はかなり高性能で、今まで住んでいた賃貸アパートと比較すると別次元でした。
Z空調
桧家住宅の「Z空調」は乾燥が弱点となりますが、加湿器の水の補充と寒冷地で寒い中、灯油を買いに行く辛さを天秤にかけると、加湿器の水の補充の方が楽ですね。
長野県S市は寒冷地で、一番安いエネルギーが電気となりますので、灯油で暖をとるよりも暖房は電気が圧倒的に安いと考えます。
洗濯物干し
濯物を干すということに関すると、我が家は新築一戸建へ入居する前の賃貸アパートは性能の悪い浴室乾燥機とベランダでしたが、新築一戸建へ引っ越してからはだいぶ快適になりました。
家具
我が家は特に贅沢な家具を揃えたいわけでもなかったので、ニトリで家具を揃えても良かったのですが、ニトリで購入する前にアウトレット家具屋へ行ったらニトリよりもコスパが良さそうでしたので、アウトレット家具屋で家具を揃えました。
最新の一戸建は快適
この記事の我が家の改善点は、重箱の隅をつつくような感じで「次に新築一戸建を建てるなら気をつけようかな。」といった程度の失敗となります。
我が家の微妙な失敗もブログをお読みいただいている方の失敗を減らすヒントとなりましたら幸いです。
桧家住宅に限ったコトではないかもしれませんが、最新の断熱性能に関しては、新築一戸建へ入居するまでワタクシとしては想像以上に暖かいです。
更にワンランク上に「ZEH」の家があると考えると、どれだけ暖かいのか気になります。
我が家はZEH基準を満たしていないにも関わらず、かなり暖かいのでZEHを満たした家はどうなのか体験してみたいですね。
最近は携帯やパソコンを使って間取りのシミュレーションなどもできますので、色々と考えることができたりもしますので、じっくり考えると良いでしょう。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!