我が家は新築一戸建の完成まで2週間を切っており、「株式会社優良住宅ローン」でフラット35という住宅ローンを組む予定です。
ここにきて色々と書類集めでバタバタしておりましたが、優良住宅ローンの担当の方と打ち合わせをして参りました。
新築一戸建の話を進めて、フラット35で住宅ローンの「承認」を頂くことはできましたが、今まで一度も優良住宅ローンの担当にあっておりませんでしたのでちょっと不安でドキドキしながら打合せへ行ってきました。
担当の方に会ったこともないので「やっぱ融資ナシね!」とか言われたらどうしようかと想像しておりましたが、提出書類の確認がメインでした。
フラット35の書類
2019年10月以降フラット35で準備なければいけない書類が厳しくなったようです。
フラット35の不祥事が続いた
2019年はレオパレスの手抜き工事問題、スルガ銀行の不正融資問題など住宅関連の不祥事が相次いだ上、都内でフラット35を利用した不正行為が5月頃発覚しております。
この為、フラット35の大元である住宅金融支援機構がフラット35で住宅ローンを組む際の書類の準備などを厳しくしているようです。
カンタンに言うと、住宅金融支援機構は公的な機関で金融庁や国土交通省の下にいて2箇所から不祥事続きで怒られたからルールを厳しくしたようです。
フラット35の書類が厳しくなった
フラット35を悪用した不祥事は簡単に言うと、車のローンや借金がある人にフラット35の住宅ローンを組ませて家を買ってもらうためのモノでした。
不正のやり方としては、カンタンにいうと車のローンや借金があると住宅ローンが通らなかったり、借りられる金額が減ってしまいますので、清算するためのお金を一旦業者側がお客さんに貸し付けます。
車のローンや借金+住宅の費用が含まれた偽の見積りで、住宅を購入すると嘘をついて、本来の住宅の価格よりも高い金額で住宅ローンを通すというモノでした。
フラット35の提出書類は原本確認
フラット35の不祥事が発覚したため、2019年10月以前までは新築一戸建取得に関する、契約書、見積書、領収書など支払いに関する書類はコピーやファックスでOKでした。
しかし、2019年10月以降は優良住宅ローンの担当者が契約書、見積書、領収書の原本を確認しないといけないように変更されてしまいました。
我が家は今まで、新築一戸建に関する契約書、見積書、領収書など支払いに関する書類のコピーを新築一戸建を建築してくれる桧家住宅に預けておりましたが、原本を持っていくことになりました。
フラット35の打合せ
株式会社優良住宅ローンとの打合せは我が家がの新築一戸建を建築してくれる桧家住宅の住宅展示場に優良住宅ローンの担当の方がきてくれたので桧家住宅の住宅展示場で行いました。
書類の確認からスタート
優良住宅ローンの担当の方への挨拶をすませると、まずは大量にある我が家の新築一戸建の書類の確認から始まりました。
- ハウスメーカーへの手付金の領収書
- ハウスメーカーとの契約書
- ハウスメーカーの追加料金
- 土地の契約書
- 土地の重要事項説明書
- 土地購入の際の領収書
- 土地の手続きの領収書
- 外構の見積書
この他にもフラット35で融資を受けるには完成した家をフラット35の条件に適しているかを審査して合格しないといけないのですが、後日ハウスメーカー側で用意して優良住宅ローンとやりとりしてくれるとのことでした。
更に家が完成した後に役所へ手続きをしないといけないのですが、専門家に依頼するので、このための領収書も必要でしたが、まだ家が完成していないので、後日ハウスメーカーがやりとりをしてくれます。
打合せ中に外構屋から原本
外構に関しては家がまだ完成しておらず、見積書でもOKでした。
打合せ中、外構屋の見積りは外構屋が原本を持っており、我が家に渡された外構の見積書はカラーコピーだった為、急遽外構屋に原本を借りてくるなどバタバタしてしまいました。
我が家に関する書類の確認
我が家の新築一戸建のお金に関する書類の確認を終えたら、我が家に関する書類の確認で、免許証、保険証の確認と、事前に提出していた住民票、印鑑証明の確認となりました。
遂に金利が確定
我が家の新築一戸建の住宅ローン金利がこの時、遂に確定しました。
新築一戸建の話を進めていた2018年10月頃の金利は団信抜きで1.41%でしたが、ラッキーな事に2019年は金利が低下し、2019年11月の金利は1.16%まで下がりました。
我が家の実際の金利は一番保険料の高い「3大疾病付機構団信」をつけることにしましたが住宅ローンの申し込みをした時、運良くキャンペーン期間中もあったのでかなりお得に住宅ローンを組めたのかなと考えております。
10年目までの金利は3大疾病付機構団信込みで1.16%、11年目以降は1.410%で新築一戸建の総額の90%を借りる事ができました。
頭金を入れていないので総額の10%はフラット35とは別の「プラフワン」というローンを組む事になりますが、こちらは金利が少しお高いようで最初から最後まで金利が2.725%となります。
名前と新住所と押印ラッシュ
住宅ローンの内容を確認したら注意事項の確認と、委任状、契約書、申込書、家を担保に入れるための書類など10枚以上の書類に新住所と名前を書いて、押印しました。
優良住宅ローンの担当の方に色々と説明を受けて、署名と押印をして大体2時間くらいで打合せは終了となりました。
住宅ローンが払えなくなったらどうなるか
雑談する時間も少しありましたので、優良住宅ローンの担当の方に住宅ローンが払えなくなった場合どうなるのかを聞いてみました。
住宅ローンを一定期間滞納してしまうと強制的に売却することになりますが、強制的に売却すると相場よりも安く売却されることになり、借金が残ると差額を金利の高い別のローンを組むことになります。
住宅ローンの返済がきつくなったら滞納する前に早めに売る判断をして、売りに出すことによって強制的に売却するよりもマシな結果になるとのことでした。
家は担保に入っていて勝手に売却できないとワタクシは考えておりましたが、優良住宅ローンの担当に相談せずに不動産屋へ直接いってお客さんがみつかれば手続きを進めてくれるとのことでした。
フラット35で住宅ローンを組むなら
フラット35の大元である住宅金融支援機構からの指示で、2019年10月以降、新築一戸建に関する契約書、見積書、領収書などの書類の確認が厳しくなっております。
新築一戸建を建てる際はハウスメーカーからもらう書類が沢山あり、我が家は日付ごとに分けていたのですが、新築一戸建のお金に関する書類は一箇所にまとめておいた方が良いと考えました。
我が家は1年前から新築一戸建の話を進めており、1年近く前の書類を引っ張り出したりして書類を揃えるハメになりましたので、少し大変でした。
新築一戸建の失敗というほどではありませんが、新築一戸建の完成直前で引越し準備を進めている中での書類探しはなかなか大変ですので、この記事が役に立てば幸いです。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!