我が家は新築一戸建を建て、賃貸アパートから新居へと引っ越す際に「引越し侍」という引越し業者へ引越しの見積もりを一斉に取るコトができるサイトを利用し、地域密着型の引越し業者「引越し本舗」に引越し作業の依頼をしました。
引越し本舗は長野県に本社がある地域密着型の引越し業者で、我が家が引越し本舗を選んだ理由は値段の安さと産廃処理の資格を持っているので、引越しの際ゴミを引き取ってくれる所に魅力を感じました。
引越しが済んだあとで準備しておけばよかったモノなどがありましたが大きなトラブルもなく無事引越しが済みましたので引越し本舗の引越し当日の様子や対応を書いていきたいと考えます。
引越し本舗の作業員の仕事と我が家の仕事
「引越し侍」で見積りをとったどこの引越し業者もお金次第では旧居の荷造りから新居の荷ほどきまでやってくれますが我が家引越しにそこまでお金をかけるコトを考えておりませんでしたので標準的なコースとなりました。
我が家の引越しにおける作業は引越し当日までにダンボールに入りきらないモノ以外はダンボールに詰めて、荷造りを済ませ、新居での荷ほどきは自分たちで行いました。
引越し本舗の作業員が当日行ってくれた作業は以下の通りです。
- キズ対策
- ダンボールに入らない荷物の梱包
- ハンガーボックスの貸し出し
- 洗濯機の取り外し
- 家具の分解と組み立て
- ゴミの引き取り
- ダンボールの引取り
- 荷物の確認
引越し当日は3tトラックが2台で作業員が5人来てくれ、13時頃作業がスタートして18時頃までかかりました。
引越し本舗の引越し作業は現場のリーダーが我が家との打ち合わせや希望を聞いてくれて、リーダーが他の作業員へ指示を出しておりました。
地域密着型で社員数が大手と比較すると少ないおかげだと考えますが、引越し当日は一人で運ぶには難しい作業もリーダーの指示を中心にスムーズに連携しておりました。
ギズ対策
引越し本舗に限ったコトではないと考えますが、旧居での養生と新居での養生をしっかりと行ってくれました。
旧居でのキズ対策
旧居は賃貸アパートでしたので、引越しの際の傷を少し心配しておりましたが、室内からトラックまでの動線上の養生はやりすぎではないかと思えるくらいしっかりやっていただけました。
新居でのキズ対策
新居は持ち家なので多少キズがついてあまり問題ない状況でしたが、新居での養生もあとで外すのが大変じゃないのかと思えるくらいしっかり養生してくれて、新居のキズもなく引越しを済ますことができました。
ダンボールに入らない荷物
引越し本舗のダンボールは以前利用したことのある大手のアート引越センターのダンボールと比較すると少し小さく、ダンボールに入りきらない荷物が結構ありました。
家電
引越し本舗ではダンボールに入りきらないようなサイズで、箱を捨ててしまったような家電を毛布でくるんでくれたり、ダンボールでキズがつかないよう当日作業員が梱包してくれます。
テレビ・モニター
引越しの際にキズがついたり壊れやすそうで箱を捨ててしまっていたテレビやモニターもサクサク梱包してくれます。
大きい荷物や長い荷物
ダンボールに入らない家具や長さのある荷物などもしっかりと梱包してくれて、破損に関する配慮かなり高いレベルでやってくれていたという印象を受けました。
我が家ではダンボールに入らない長い荷物としては雪かき道具やほうきなどがあり、大して高級でもなくキズがついても特に気にしないようなモノもキズがつかないよう配慮して厳重に梱包してくれておりました。
ハンガーボックスの貸し出し
引越し本舗ではクローセットにかけてある衣類は事前に梱包する必要がなく、引越し当日にハンガーボックスを借りて詰め込むだけで移動できます。
新居のクローゼットが旧居よりも狭くなる場合は多少ダンボールに詰め込む必要がありますが、新居のクローゼットが旧居と同等か広くなる場合はかなり楽です。
洗濯機の取り外し
引越し本舗では洗濯機の取り付けはオプションで水道業者が後日取り付けに来ますが、洗濯機の取り外しだけであればサービス内でやってくれます。
家具の分解と組み立て
引越し本舗では旧居からトラックに積み込む際に通らない家具、トラックから新居へ運び込む際に通らない家具をサービス料金内で分解と組み立てを行ってくれます。
旧居での家具の分解
引越し本舗の作業員は事前に家具の分解に必要な工具を持って来ておりますので、特にこちらで工具を準備する必要はありません。
新居での家具の組み立て
新居での家具の組み立ては説明書もなく、よく組み立てられるなと思いましたが、家具の組み立ての説明書は特に必要がないようですので、説明書を紛失した家具も対応してくれます。
ゴミの引取り
引越し本舗は産廃処理の資格を持っているので、ゴミ捨ての条件がかなり厳しい長野県S市のルールと比較してかなり緩い条件で引越しの際の不燃ゴミや可燃ゴミを、90ℓの袋一枚分あたり500円で引き取ってくれます。
引越しの際にゴミはかなり出るので、ゴミ捨てのルールが多い田舎だとゴミを引き取ってくれるのはありがたいですね。
不燃ゴミ
長野県S市で普通にゴミを出すなら不燃ゴミでも、アルミホイル、ビン、缶、プラなど分ける項目が色々と多く、回収頻度が少ないゴミも多いですが、引越し本舗では燃えなさそうなモノを不燃ゴミとして出せます。
可燃ゴミ
引越し本舗では生ゴミはNGとなりますが、燃えそうなモノは大体可燃ゴミとして袋に放り込んで問題ないです。
ダンボールの引取り
引越し本舗ではダンボールの引き取りは引越し当日と後日1回まで無料で回収してくれます。
荷物の確認
引越し本舗では旧居で荷物の積み込みが終わった際に旧居での荷物の確認と忘れ物が発生しがちな箇所を教えていただき、確認を行いました。
新居へ移動した際にはトラックの中身を確認して忘れ物がないかを確認させていただきました。
旧居での運び出し確認
引越し本舗では旧居で荷物を一通り運び出した後、忘れ物チェックをリーダーと一緒に確認します。
新居での荷物の確認
引越し本舗では新居へ荷物を運び終わったら、トラックの中を確認させてもらって引越し業務が完了となります。
水道関連の作業は後日
昔は水道関連の作業も引越しの作業員がサービスで行ってくれておりましたが、水道関連はトラブルが起きると高額な賠償となるケースが多いそうです。
引越し業者的にはサービスで行ったつもりの水道関連の作業でトラブルが発生すると補償しきれないので最近では引越し作業員は水道関連の作業はさせずに、オプション料金を取って専門の水道業者に依頼するそうです。
我が家では引越しの際、旧居でのウォシュレットの取り外しと元の便座の取り付け、旧居での洗濯機の取り外し、新居での洗濯機の取り付けを依頼しました。
ウォシュレットの取り外しと便器の取り付け、洗濯機の取り付けは頑張れば素人の我が家でもできる作業ではありますが、水漏れなどのトラブルがおきると面倒ですので、オプションで引越し本舗に依頼するコトにしました。
ウォシュレットの取り外しと現状復帰
我が家が新築一戸建を建てる前に住んでいた賃貸アパートではウォシュレットがついておらず、ウォシュレットを部屋を借りてから取り付けました。
賃貸アパートを出て行く際、旧居でのウォシュレットの取り外しと、現状復帰するために元の便座に戻す作業が必要となりました。
新居ではウォシュレットが標準装備となりますので、新居でのウォシュレットの取り付けは不要でした。
洗濯機の取り付け
旧居で洗濯機の取り外しは引越し作業員がサービス内で行ってくれましたが、新居での洗濯機の取り付けを依頼する場合はオプションで後日水道業者がやってきて取り付けてくれます。
我が家のケースでは引越し翌日に水道業者が来てくれて、洗濯機の取り付けを行ってくれました。
洗濯機を取り付けた時のテストでは洗濯機は正常に動いておりましたが、この後ハウスメーカーの問題で洗濯機が正常に動かず、しばらく使えませんでした。
引越し本舗でトラブルなく引越し
引越し本舗の引越し作業は、我が家が以前利用したコトのある大手のアート引越センターの引越しと比較しても遜色のないレベルの作業で、引越し本舗が原因のトラブルは特になく無事に終わりました。
アート引越センターは家に上がる際、新しい靴下に履き替えてくれますが、引越し本舗は靴下の履き替えはなかったのでアート引越センターに負ける点をあえてあげるなら「靴下の履き替えがないコト」となります。
引越し作業員へのお礼
人数分のお茶と、我が家の引越しが長引くと考えましたので、一人あたり千円をポチ袋に入れて帰りのご飯代の足しにしてくださいとお渡ししました。
引越し本舗は「引越し侍」で紹介してもらって相見積を取った引越し業者の中でダントツで格安でしたので、作業員5人へのお礼として5,000円追加となりましたが、それでも引越し本舗はダントツで格安な引越しとなりました。
我が家の引越しのトラブルと失敗
引越し前まで色々と考えて、進めたはずですが、引越し本舗の責任ではありませんが、予定通りいかないコトや想定外のトラブルがあったりしました。
照明の設置を先にしておけばよかった
我が家は引越しをしたのは11月末の午後で日が沈むの結構はやくなっていた点と、我が家の荷物かなり多く、引越しに時間がかかりました。
午後の早い時間の作業であればあまり暗くならない時間に引越し作業が終わると考えており、各部屋の照明は用意しておらず、後から購入する予定でした。
ところが、引越し当日は結構暗い時間になるまで引越し作業が続き、日が沈むのが早かった為に家の中の照明が元からついているダウンライト類のみで荷物を運び込む部屋が暗い状態となってしまいました。
慌てて、照明を購入してくるコトになりましたので、ワタクシから言えるのは暗くなる引越しの可能性があれば、引越し前に照明は設置しておいた方が良いです。
荷造りが完全でなかった
我が家は毎年、11月末から年末にかけて仕事が忙しくなるのですが、新築一戸建を建てた2019年は特に忙しくなり、引越しの荷造りが予定よりも捗らず、引越し当日まで荷造りが残ってしまい、慌てて梱包するコトになりました。
新居へ引越してから、慌てて詰め込んだダンボールの中に割とすぐに使いたいモノが入っておりましたが、すぐに出てこなくて探し回るコトになりました。
我が家が今回の引越しで学んだコトは、仕事が忙しくなったり、トラブルなどにより、予定通り荷造りの作業ができないコトもありますので、なるべく早めに荷造りを済ませた方が当日慌てずに済むというコトとなりました。
洗濯機のトラブル
引越し本舗に責任はありませんが、引越しが済み、水道業者に洗濯機を取り付けてもらった後、最初に洗濯機を回そうとした際に我が家では洗濯機に関するトラブルがありました。
洗濯機のトラブルで「洗濯機のホースが繋がっているのに安全弁が作動するのはおかしい」というコトを覚えておくと良いです。
地域密着型の引越しも良いです
我が家が新築一戸建を建てた分譲地は20区画あり、入居は比較的早い方でしたが、後から入居してくる方も我が家が引越しを依頼した「引越し本舗」を選ぶ人が多かったです。
引越し本舗は「引越し侍」で相見積もりを取った中で一番価格が安く、産廃処理の資格を持っているため、大手ではできないゴミの引き取りができたので、我が家では決めてとなりました。
引越し業者を選ぶ際は大手の安心感も良いですが、地域密着型の引越し業者も候補に入れて考えても良いのではないでしょうか?
それでは皆様も素敵な新築ライフを!