家の知識ゼロで新築一戸建の購入を決めてから1年2ヶ月後、2019年11月末に完成した我が家の新築一戸建がの工事の様子を、着工から完成まで1週間おきに撮影しました。
我が家は桧家住宅のスマート・ワン カスタムという自由設計のプランで新築一戸建を建てており、2020年2月現在は引越しを済ませて住んでおります。
- 桧家住宅の「スマート・ワン カスタム」で建てた家の工事の様子
- ハウスメーカーの家を建てる工事の様子
- 知識ゼロから新築一戸建を自由設計で家を建てる人の工事
我が家の新築一戸建の工事のスケジュールは2019年7月下旬から8月中旬までが基礎を作る工事で、8月中旬から11月の下旬までが建物を作る工事となりました。
我が家の新築一戸建を建てている最中は悪天候で工事のスケジュールが遅れるコトもなく、順調に進み大きなトラブルもなく無事完成しました。
新築一戸建の着工から完成まではハウスメーカーが採用している工法などにもよりますが、概ね3ヶ月〜5ヶ月の会社が多いです。
工場で作る部品が多いハウスメーカーは新築一戸建の工期が短い傾向にあり、現場で作る箇所が多いハウスメーカーは工期が長めになるようです。
家の骨組みなどは現場で大工さんが作るので、桧家住宅の場合は工場で作る部品が少ない部類のハウスメーカーであると考えます。
新築一戸建の工事
我が家は不動産屋が畑を買い取って住宅地にする計画段階で完成前の分譲地を選んで新築一戸建を建てるコトにしましたので、新築一戸建の購入を決めてから完成まで1年2ヶ月ほどかかりました。
新築一戸建が完成するまでの期間はすぐに着工できる土地なら、ハウスメーカーによって多少は前後するでしょうが、間取りのOKを出してから6ヶ月後程度で新築一戸建が完成すると考えて良いでしょう。
新築一戸建の間取り
我が家が建てた新築一戸建の間取りは3LDKで、建坪が約20坪で床面積が約40坪で、小屋裏に大きめ収納スペースをとっています。
1階
1階はリビングを仕事場にしようと考え、可能な限りLDKを広くとった間取り、風呂場と洗濯スペースは2階としました。
2階
我が家は夫婦二人だけで住む予定ですが、将来家を売ったり貸したりする可能性もあるので、ファミリーでも住みやすい家を目指して2階は4人家族でも住みやすい間取りとしました。
小屋裏
小屋裏は最初は小さい方の部屋のみでしたが、物凄く迷った末限界まで大きくしましたので、荷物はかなり収納できます。
新築一戸建の工事の風景
新築一戸建の工事中は大体、毎週土曜日の3時頃、職人が休憩を撮るタイミングで仕事の邪魔をしないよう差し入れを持って撮影させてもらいました。
基礎の工事の風景
新築一戸建の工事の前半は基礎工事で、桧家住宅では「ベタ基礎」を採用しておりますので、ベタ基礎を作る工事の様子を撮影しております。
1週目は家が安定して建てられるのか地盤調査
新築一戸建の工事が本格的に始まる前に、まずは家を建てる土地が家の重さに耐えらるほど頑丈かどうかを土地にドリルで掘って調査します。
地盤調査をして地盤に問題があると地盤改良工事が必要になり、100万円余計にかかりますので、祈りながら地盤調査の様子を見学しておりました。
地盤調査は調査員の方が計測したデータを分析する担当の方に渡してから結論がでるそうですので地盤調査当日は結果が不明でした。
2週目はハウスメーカーに丸投げの地鎮祭
地鎮祭は多分やりたくなければ「ナシ」でも恐らく平気かなという空気を感じておりましたが、我が家の工事に関わる人の安全を願う儀式なので我が家では行う事にしました。
地鎮祭の手配は桧家住宅側が行ってくれて、神主さんの手配、お供え物などは用意してくれており、我が家は玉串料を持っていくだけの簡単なお仕事となりました。
地鎮祭の時、地盤調査の結果、地盤改良工事は不要と聞き、安心したコトも覚えております。
3週目はベタ基礎の工事
桧家住宅はベタ基礎を採用しているので、我が家の新築一戸建の基礎はベタ基礎となります。
ベタ基礎の工程は8工程くらいありますが、短期間で基礎の工事が進んでしまうため、撮影しに行った時には6工程ほどが完了しておりました。
4週目で基礎の型枠が外れて、仕上げを残すのみ
基礎工事を行なっていた時期は8月で、長野県S市ではスコールのような短時間で一気に雨が降るコトが多いです。
雨でコンクリートに悪影響がないかと心配しておりましたが、特に問題もなく、基礎の型枠が外され、家の間取り原型のようなモノが見えてきました。
5週目で新築一戸建のベタ基礎が完成
基礎の仕上げが終わり、最終的にはタイルが張られますが、玄関から地面へ降りるステップや勝手口から玄関へ降りるステップがコンクリートで完成しました。
建物の工事の風景
基礎が完成したらいよいよメインとなる建物の工事に入り、一番最初は人数が多かったですが落ち着くと木を加工しながら進める箇所は我が家を担当してくれている大工さんが一人で殆ど進めておりました。
6週目は上棟から始まる建物工事開始
建物の工事の開始は上棟から始まりますが、朝早くから始まって大人数で作業を行っておりましたが、1日で家の骨組みが出来上がったのはビックリです。
上棟の日は無事晴れて、事前に上棟に関わる人数を聞いてから差し入れを持って行って来ました。
7週目は屋根と壁ができて雨が降っても安心な状態
無事に上棟を迎えてすぐ、壁と屋根が完成してドアと窓も設置されましたので雨が降っても安心な状態となりました。
中に入ると、一階・二階・小屋裏とも階段はありませんでしたが床板が貼られており、あっというまに電気や水道はつながっておりませんが、雨風を凌げて一応住むコトができるのではないかという状態になっておりました。
8週目はアクアシルバーウォールの設置
家の中は散乱していた木屑などが掃除されて綺麗になり、桧家住宅の断熱のウリの一つ、アクアシルバーウォールが設置されました。
アクアシルバーウォールはイメージ的に頑丈なアルミホイルをホチキスで貼り付けて、家外側をカバーする感じでした。
9週目アクアフォーム吹き付けの準備
屋根は完成の状態になって、我が家がこだわったコンセントの設置の準備が進んで、桧家住宅の断熱材、アクアフォームの塗布寸前まで進みました。
アクアフォームの塗布が終わると新築一戸建が完成するまで残り2ヶ月程度となり、天候には左右されなくなるので大体予定通り工事が進むとのことで、このあたりから引越しの準備を始めました。
10週目には泡の断熱材「アクアフォーム」の吹き付け完了
家の内側の壁に桧家住宅の泡の断熱材であるアクアフォームの吹き付けが完了して、また一歩完成が近づいた印象です。
壁の内側を見る機会なんて家の建築中にしかありませんが、建築業界で仕事しているわけではない我が家は自分の家を建てている時くらいにしかチャンスがないので興味深くて貴重な体験でした。
11週目にはユニットバスが設置完了
工事が始まって2ヶ月半位経ったあたり後半戦突入といった印象で、今まで家の外側の壁はできておりましたが、内側の壁を作る準備が進んでおりました。
分譲地内の他の区画にも家が一斉に建ち始めて、数ヶ月前までは畑だった場所とは思えないくらい大きく景色が変化しております。
この時の一番の変化は2階の洗面スペースの奥にユニットバスが運び込まれて、ユニットバスが設置されていたことです。
12週目は長野県に大型台風が来て心配しました
我が家の新築一戸建の建築中に長野県には台風19号がやってきて、市内では川が氾濫して被害がでたところがあり、我が家も心配しておりましたが幸い問題はなかったので安心しました。
この時、小屋裏へ続く階段が完成していて今まではハシゴが小屋裏へかかっていないときは小屋裏の撮影ができませんでしたが、自由に行き来できるようになりました。
13週目で外壁のサイディング工事開始
アクアシルバーウォールを貼って以来あまり変化のなかった我が家の外観でしたが外壁にサイディングを取り付ける作業が開始されました。
建物内側では壁にパネルを貼る作業が進んでおり、小屋裏は壁紙を貼る作業を残してほぼ完成の状態で、2階のパネルを貼る作業が進められております。
14週目で外観はほぼ仕上がって中は壁づくり
前回から続く外壁にサイディングを取り付ける作業も進み、我が家の外観が仕上がってきております。
今までは家の中の壁は、柱だけでしたが壁のパネルがとりつけられて、家の中の部屋が見えてくる箇所もでてきました。
我が家の完成も残すところ1ヶ月ほどとなり、引越しの手続きを進めたり引越しの準備をしたりと普段の仕事以外にやるコトが増えてまいりました。
15週目で二階はほぼ完成して一階の仕上げを残すのみ
外壁のサイディングの設置は完了し、サイディングの隙間を埋める作業の下準備が行われておりました。
建物の内部は、小屋裏と2階の建具が設置され、壁紙を貼る作業を残して完成といった印象で、1階の壁のパネルを貼る作業が進んでおります。
16週目で新築一戸建の壁紙貼りを残してほぼ完成
外観はサイディングの隙間にコーキングというゴムパッキンのようなモノで埋められて完成となり、外観が仕上がったので長い間、家の周りを取り囲んでいた足場が外れました。
建物の内部では一階の壁のパネルが貼り終わり、建具の取り付けが終わって我が家を担当してくれた大工さんの仕事が完了しました。
17週目は壁紙を貼る作業
玄関のタイルと勝手口のタイルが貼られて、基礎周りも綺麗になり、外観の工事は完了したようです。
内部では壁のクロスを貼る作業が進められており、仕上げの作業が順調に進んでおり、完成までの残りの作業はは階段などの設備類の設置となります。
18週目は施主検査
新築一戸建の工事も全て終わり、家の引き渡し前に問題ないかをチェックする施主検査が最後にあります。
外観からチェックし、家の中へ入ると所々傷がある場所に養生テープが貼られており、ギズなどに関しては一通りチェックしてくれたようなので我が家は他のコトを重点的にチェックしました。
ハウスメーカーで新築一戸建が建つまで
長野県S市の田舎で分譲地を選び、桧家住宅というハウスメーカーに新築一戸建の建築を依頼して、新築一戸建が建つまでの工事の様子でした。
我が家は未完成の分譲地を選んだせいで新築一戸建の購入を決めてから1年2ヶ月ほどで新築一戸建が完成しましたが、間取りの打ち合わせがのんびり進めて3ヶ月くらい、家の工事が4〜5ヶ月くらいのケースが多いのではないかと考えております。
ハウスメーカーで新築一戸建を建てるならば工法や工程に関して多少の違いはあるでしょうが大体似たような感じだと考えます。
桧家住宅で新築一戸建を建てるのであればワタクシが撮影したような工程を踏むと考えますので、参考になりましたら幸いです。
新築一戸建が建つまでには色々な専門家が関わってくれて、家は建つので、関わった方全員へ挨拶はできませんでしたが、感謝しております。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!