新築一戸建を建てる際は住宅ローン、間取り、設備のコトなど考えるコトが多く新築一戸建を建てた先輩方の経験談のおかげで比較的スムーズに進み、無事我が家も完成させるコトができましたが、細かいトラブルがありました。
新築一戸建を建築する際は工程が極めて多いので仕方のないトラブル、自分の確認不足、業者側のミスなど色々な箇所でトラブル起きる可能性がありますね。
我が家も新築一戸建を建てる際は可能な限りトラブルが起きないように勉強したつもりでしたが、多少トラブルが発生してしまいました。
我が家が新築一戸建を建てたコトで起こったトラブルやモヤっとしたコトなどを書かせていただきますので、皆様の参考になりましたら幸いです。
新築一戸建はトラブルだらけ
我が家が新築一戸建を建てる際、なるべく提出物は速やかに提出し、持ち帰って決める内容は持ち帰ってすぐに決めてなるべく新築一戸建の打合せがスムーズに進むように心がけました。
新築一戸建の打合せのトラブル
新築一戸建を建てる際のトラブルやモヤモヤしたコトは以下の通りです。
- 新築一戸建の納期が定まらない
- 総額がいつまでも見えてこない
- カーテンの決定を急ぐコトになった
- 打合せの間隔が空くと内容を忘れる
- 未完成の分譲地を選んで外構プランが狂った
新築一戸建の納期が定まらない
我が家は着工前の分譲地を選んで家を建てるコトにしたせいもあると考えますが、分譲地の完成予定日が早まると言われたり、遅れると言われたりして、分譲地の完成予定日が最初から最後までよくわかりませんでした。
家の着工は土地が完成したあとで土地を測って図面を書いたりしてから進めるので、着工時期が定まらなかった為、家の引き渡し日が建物の工事の後半までよくわかりませんでした。
工事のスケジュールが早まっても完成予定日がしっかり見えてくるまで客側に何も言わなければ良いのではないかなと感じました。
家の総額がいつまでも見えてこない
トラブルというわけではありませんが、家の総額に関しては選んだ土地でどのような追加工事が発生するのかなどがわからないと金額が決まらないので仕方のない部分もありますが、家の総額は工事の後半までよくわかりませんでした。
家の総額が引き渡し直前まで見えてこないのでモヤモヤしますが、家はオーダーメイドですので仕方ないようです。
カーテンの決定を急ぐコトになった
建物の内装が終わってからカーテンを選びたいとリクエストしたのですが、内装工事のタイミングとカーテン決定の締切が同じようなタイミングでカーテンの決定を急いですることになってしまいした。
カーテンの締切と内装工事のタイミングが同じようなタイミングになるのであれば事前に教えてくれれば嬉しかったなと感じました。
実物の内装を見てからカーテンを決めたい場合はスケジュールを確認した方がよいですね。
今思えば、カーテンはハウスメーカーとは別の会社を紹介され、時間がなくて相見積を取るコトができませんでしたが、時間に余裕があれば相見積を取るコトができたなと考えます。
打合せの間隔が空くと内容を忘れる
我が家は着工前の分譲地を購入しましたので、分譲地の完成を待つ時間が長く、打合せは割とスムーズに進んだので、打合せの間隔が結構空いてしまいました。
打合せの間隔が空いてしまうと前回の打ち合わせで、決めたコトの内容を忘れてしまい、「こんなこと決めたっけ?」と思うコトがありました。
我が家は打ち合わせ内容を忘れたせいでトラブルになるコトはありませんでしたが、トラブルとなるコトも予想できますので、打合せ内容を忘れないようご注意ください。
未完成の分譲地を選んで外構プランが狂った
外構は建物の打合せと同時に進めると住宅ローンの中に組み込めるのですが、我が家は着工前の分譲地を選んで、外構工事のプランが比較的スムーズに決まりました。
分譲地が完成すると、分譲地の工事の図面を貰っていたのですが、土地にどれだけ土を盛るかなどまでは記載されておらず、想定よりも土地に高さがあって外構プランが変更になってしまい、料金が嵩んでしまいました。
完成前の分譲地を購入する場合、我が家のようなトラブルもありますのでご注意ください。
住宅ローンでのトラブル
住宅ローンに関しては、2019年10月から我が家が利用する「フラット35」のルールに変更があり、審査が厳しくなってしまったコトにもトラブルの要因がありました。
住宅ローンを組む際のトラブルやモヤモヤしたコトは以下の通りです。
- 書類の準備を急がされた
- 原本を求められた
- 銀行の担当者と最後の方まで会わなかった
書類の準備を急かされた
新築一戸建を建てる際、住民票をちょくちょく住民票が必要になりますが、住宅ローンの打合せ直前に住民票が必要と言われ、「先に言っておいて欲しいな」と感じました。
ワタクシがマイナンバーカードを持っていたので急に住民票が必要だと言われてもなんとかなりましたが、市役所に住民票を取りに行かなくてはならかったら間に合わなかったかもしれません。
我が家が住む長野県S市ではマイナンバーカードを使ってコンビニで住民票などを印刷するコトができますが、対応していない自治体もあるそうですのでご注意ください。
契約書の原本を求められた
外構工事の契約書の原本は外構業者が保管していて、こちら側には原本のコピーを渡されていましたが、住宅ローンの最終チェックの打合せ中に契約書は原本でないとダメと言われて、打合せ中に外構業者に原本を借りに行くコトになりました。
契約書は原本が必要であれば事前に必要であると連絡して欲しかったですね。
銀行の担当者と最後の方まで会わなかった
トラブルではないのですが、我が家は住宅ローンを組む際、銀行の担当とは家の引き渡し直前に一回会っただけで、最後の方まで「本当にお金貸してくれるのかな?」と、不安でした。
住宅ローンを組む際、銀行は何千万も施主に貸すのに書類と2時間くらいの打合せだけで決めてしまうなんて凄い世界ですね。
家の建築中のトラブル
家の建築中に起きたトラブルやモヤモヤしたコトは以下の通りです。
- 予定通りに作業が進まない
- アクアフォームに薄い箇所があった
- 残土処理費用
予定通りに作業が進まない
ハウスメーカーの多くは家の建築を自社の職人を使って建てているわけはなく、作業工程ごとに専門の業者を使いますので、一軒の家を建てるにも色々な会社が関わります。
我が家の場合、アクアフォームという断熱材を吹き付ける業者が忙しかったようで作業を予定していた日に作業ができずに遅れておりました。
アクアフォームに薄い箇所があった
寒冷地の場合、アクアフォームは7cmの厚さまで吹き付ける必要があると説明を受けましたが、ところどころ7cmに満たない箇所があり、指摘すると追加で吹き付けを行ってくれましたが、何も言わなかったらそのままだった可能性があります。
粗探しみたいで気が引けますが、吹き付けるタイプの断熱材を使う場合は規定の厚さまで断熱材が吹き付けてあるかをチェックしに行くコトをおすすめします。
残土処理費用
分譲地に土が予定よりも多く盛ってあったせいで残土処理費用が予定よりもかかってしまいましたが、今思えば不動産屋にお金を払う前に残土処理の交渉をするべきだったかなと思います。
引越しのトラブル
引越しでのトラブルもありました。
- 引越しで時間がかかり照明を準備していなかった
引越しで時間がかかり照明を準備していなかった
新居への引越しは昼過ぎにスタートしましたが、我が家は明るいうちに終わると考えており、新居の照明は準備しておりませんでした。
新居には最初からついているダウンライトがあったので真っ暗ではありませんでしたが、引越しの作業を比較的暗い中進めてもらうコトになってしまいました。
我が家の引越しで事故はおきませんでしたが、引越し作業中についたキズなども暗いと確認できませんし、作業員の方が暗いせいで怪我したりする可能性もありますので、新築一戸建へ引越す際は照明を準備しておいた方が良いです。
住み始めてからのトラブル
住み始めてから起きたトラブルやモヤモヤしたコトは以下の通りです。
- 洗濯機が正常に動かなかった
- 電気代が思ったよりかかる
洗濯機が正常に動かなかった
引越しを済ませて、洗濯機の取り付けは引越し業者の手配した水道屋に行ってもらい、取り付けた時のチェック時に洗濯機は正常に動いたように見えました。
現在は解決してもらいましたが、引越し後に洗濯をしようとすると洗濯機のホースがつながっているにも関わらず洗濯水栓の安全弁が作動し、取り付けの不備が発覚しました。
電気代が思ったよりかかる
我が家の暖房器具は「Z空調」という全館空調のエアコンとなっており、つけっぱなしにしないといけないですが、「つけっぱなしで良い」というニュアンスで説明された為、電源を切るコトもありました。
電源を切ったコトにより電気代が高くついたので、一切エアコンを使わない季節以外は、全館空調の電源を切ると電気代が高くなると教えてもらえると良かったです。
新築一戸建は思い通りにいかない
我が家は「桧家住宅」というハウスメーカーに新築一戸建の建築を依頼しましたが、桧家住宅以外にも沢山の会社が我が家の建築に関わっておりました。
家の建築に限ったコトではなく、ミスをする人が一定確率でいるとすると、関わる人が多くなればなるどスムーズにいかないコトも多いのかなと感じます。
口コミの評判が良い大手ハウスメーカーを使ったとしても業者側が原因のトラブルは施主側で防ぐコトは難しいので、運の要素が強いと言えるでしょう。
例えば2020年2月で考えられるコトは「新型コロナウィルス」が流行っているので中国の工場が止まってしまい、家の材料が予定通り届かないため、工事が遅れてしまうコトなどが考えられますね。
施主側で新築一戸建のトラブルをなるべく回避するためには次の打合せの提出物や決めるコトなどは早めに決めたり、業者側で原本を保管するような書類はコピーで良いかをハウスメーカーに確認すると良いです。
新築一戸建を建てる際はトラブルは起こるモノと思っておいた方が、いざトラブルが起こった時に冷静でいられるかもしれませんね。
聞かないと教えてくれないコトも多い
新築一戸建を建てる際は我が家を含め大体の方が初心者でハウスメーカーや工務店の営業に一気に色々言われても恐らく理解できないでしょう。
また、施主にとっては大事なコトでもハウスメーカーの営業にとっては施主に伝える必要がないと判断しているコトも多いので、新築一戸建を建てる際はくだらないコトでも質問した方が良いと考えます。
我が家も新築一戸建を建てる過程で、「なんで伝えてくれなかったの!」と思うコトも多々ありましたが、聞かなかったから仕方ないという部分もあります。
この記事は新築一戸建を建てて購入する流れの中でのトラブルとなりましたが、新築一戸建を建てた後の我が家の失敗もありました。
我が家は新築一戸建を建てて細かい部分でトラブルや失敗もありましたが、新しい家では快適に過ごせており、満足しておりますので我が家の失敗が、これから新築一戸建を建てる方の参考になりましたら幸いです。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!