2019年11月末に新築一戸建が完成して入居し、2019年2月現在はまだ2ヶ月程度しか住んでおりませんが、賃貸アパートと比較して持ち家の住みやすさは住みやすいとは考えておりましたが、想像していたよりも快適でした。
賃貸アパートに住んでいた頃、新築一戸建を購入するメリットやデメリットはそれぞれあるということは予想しており、新築一戸建の購入を決めてからですが、結構勉強したと思います。
この記事でこのブログの記事数は270記事となり、殆どの記事が住宅の記事で他のテーマの記事も住宅の所有に関わる記事となりますので少なくとも記事数分の勉強はしました。
新築一戸建を建てた今でこそわかりますが、賃貸アパートと持ち家は快適さが違いますが、実家以外は賃貸住宅生活しかしていないワタクシには持ち家の良さに今まで気付くコトができなかったのでこれから家の購入を検討される方の参考になりましたら幸いです。
この記事でわかるコト
賃貸と持ち家の違い
賃貸アパートから持ち家へ引越して最初に感じたコトは、間取りを自分で考えて広くしたので当然ですが、家が広くなったコトですね。
今の所まだ新築一戸建が完成して2ヶ月ちょっとですので固定資産税の支払いは発生しておりませんが、今後固定資産税の支払いも来るでしょう。
持ち家は室内が広い
住宅ローンの月額の支払いと賃貸アパートの家賃が同じであるならば、持ち家の方が室内を広く作るコトができ、狭くなるケースはよっぽど特殊な持ち家を建てた場合か、大家さんが格安で貸してくれた場合となるでしょう。
我が家の場合、賃貸アパートの家賃程度に住宅ローンの支払いが収まれば嬉しいと考えておりましたが、心が弱く、大幅に予算オーバーして賃貸アパートの家賃の1.5倍程度となってしまいました。
賃貸アパートよりも収納が多い
3LDKの賃貸から小屋裏付きの3LDKの持ち家へと引越しましたが、全ての部屋が賃貸アパートと比較して広くなり、収納も大幅に増えておりますので、賃貸アパート時代よりもスッキリ過ごせております。
賃貸アパートに住んでいた時、ワタクシとしては仕様頻度の低い荷物が部屋の壁沿いに置いてあったりするのが嫌でしたが、持ち家へ引越してからは解消された点は家を建てて良かったなと考える点の一つとなりました。
持ち家は固定資産税の支払いが発生
賃貸でも持ち家でも建物と土地に固定資産税がかかっており、毎年の支払いが発生しております。
賃貸アパートの固定資産税は大家さん
賃貸に住んでいた頃は賃貸アパートにも固定資産税は当然かかっておりましたが、固定資産税を払うのは大家さんで、賃貸アパートの住人は家賃さえ払っていれば良かったです。
固定資産税のせいで設備のグレードが低い
固定資産税は土地と建物にかかり、建物や設備の価値が高いと固定資産税が高くなりますので、大家さんはなるべく低いグレードの設備を導入する傾向にあると言えるでしょう。
都内の賃貸マンションなどは良いグレードの設備を入れているケースもあると考えますが、田舎の賃貸アパートの場合、固定資産税を抑えるためと考えますがグレードの低い設備が多かったです。
2017年に現在住んでいる長野県Sへ移住を決め、賃貸住宅をかなり見てまわりましたが、賃貸用に作っているアパートやメゾネットは設備のグレードが低いモノばかりでした。
全ての賃貸住宅の設備のグレードが低いのかというと、分譲賃貸の住宅は設備のグレードが高い可能性があります。
分譲賃貸の住宅で設備のグレードが高い可能性がある理由は、大家さんが自分で住むつもりで良い設備を入れて、何らかの理由で人に貸し出すコトにしている可能性が高いためです。
持ち家の固定資産税は自分
新築一戸建を建てて持ち家となりますと、固定資産税を払うのは自分ということになりますので、毎年の固定資産税の支払いが発生してきます。
持ち家の設備は固定資産税を抑えるために設備のグレードを落としたりする必要がないので、ハウスメーカーの標準仕様の設備でも賃貸アパートと比較すると豪華になります。
持ち家と賃貸の設備
我が家は桧家住宅というハウスメーカーで新築一戸建を建てましたので我が家の設備は一部オプション設備を入れておりますが、殆どの設備が桧家住宅の標準仕様の設備となります。
設備以外でも賃貸アパートはなぜがカビが多く、掃除をしてもすぐカビが発生したり、水道の蛇口に黒いカビのようなモノがすぐにたまり、大家さんに問い合わせたコトもありますが、解決方法がない状況でした。
持ち家に引越してからは、まだ冬ですのでカビのシーズンではありませんが、カビや蛇口の黒い物体からは解放されたように感じます。
キッチンの違い
関東では賃貸でもシステムキッチンの部屋が多いという印象でしたが、田舎で賃貸アパートを探していた際、ガステーブルを自前で用意する形の賃貸アパートで、キッチンスペース自体あまり広くない部屋が殆どでした。
我が家が新築一戸建を建てる前に住んでいた賃貸アパートも長野県S市内では家賃が高い部類の部屋でしたが、ガステーブルを用意するタイプの賃貸アパートでキッチンスペースが狭く料理がしにくいせいで外食するコトが多かったです。
持ち家になってキッチンが広くなった
持ち家へ引越してからは賃貸アパートのキッチンの狭さに不満があったのでキッチンを広めにとり、料理がしやすくなったおかげで、外食回数がかなり減りましたので食費も節約できております。
キッチンに関しては、次に家を建てるなら変更したい失敗が少しありますが、賃貸アパートのキッチンよりは大幅に使い勝手が向上して、広くしてよかったと感じております。
キッチンの失敗
桧家住宅で選べるキッチンはクリナップ製の「ステディア」というキッチンと桧家住宅のオリジナルキッチンの「ビヴァリオ」というキッチンがあり、我が家は「ビヴァリオ」を選びましたが、次選ぶコトがあるならステディアの方が良いのではないかと感じました。
トイレ
賃貸アパートでは暖房便座がついており、ワタクシがウォシュレットが欲しかったので家を借りている間はウォシュレット購入してとりつけておりました。
そのまま置いて行ってもよかったのですが、大家さんに不要と言われたので暖房便座に戻して購入したウォシュレットを処分しました。
トイレが快適になった
持ち家に引越してからトイレは2箇所となり、設置されているトイレはリクシル製のアクアセラミックというトイレで、色々と多機能なウォシュレットがついていて汚れにくいトイレとなっております。
トイレの掃除回数
賃貸アパートのトイレはすぐ汚れてトイレ掃除を頻繁にしないといけないような感じでしたが、新築一戸建へ引越してから、最新の良いトイレなおかげか掃除回数が減りました。
洗面台
賃貸アパートの洗面台は小さくて洗面台周りにあまりモノがおけず、窮屈な感じでしたが、持ち家へ引っ越してからは洗面台が大きくなり、収納が増えたので洗面台周りに置けるモノが増えました。
消耗品のストックが賃貸アパート時代は収納が少なく、邪魔なのであまり買えませんでしたが、持ち家に引っ越してからは多めにストックできるようになりましたので、洗剤やペーパー類が安い時に大量購入ができるようになりました。
汚れづらい洗面台になりました
桧家住宅の標準仕様で採用されている洗面台は鏡扉の真下に蛇口がついており、見たことのない洗面台の形で「なんかヘンな洗面台だな」と感じましたが、使ってみると汚れづらい工夫なのかなといった印象で、掃除も楽になりました。
駐車場
駐車場に関しては桧家住宅の設備ではありませんが、持ち家になってから快適になりました。
駐車場から玄関への距離が縮んだ
我が家が新築一戸建を建てた長野県S市は寒冷地で冬場はとにかく寒く、賃貸アパートの目の前に駐車場があり車からおりて二階の我が家の玄関までの距離が大してあるわけでもなかったですが、寒い日は冷えます。
また、田舎で車を所有していると買い物に出た時に色々買ってしまいがちですが、買い物帰りの荷物が多い時は往復しないといけないので、面倒だなと感じておりました。
持ち家に引越し、駐車場から荷物を運び込む動線を考えて間取りを作ったコトで寒い日に車へ乗り込むのもあまり寒さを感じなくなりましたし、買い物帰りの荷物の運び込みはかなり楽になりました。
カーポートをつけて車の待ち時間がなくなりました
車に関して他には、賃貸アパート時代は駐車スペースに屋根がなく、寒冷地の冬場は車のフロントガラスが凍りついて、運転できる状態になるまで10分から15分程度待たなければいけませんでしたが、持ち家になって駐車場に屋根をつけたおかげでフロントガラスが凍りつくコトもなくなりました。
暖房器具
賃貸アパートに住んでいた頃は備え付けのエアコンが一台ついておりましたが、外の気温が-5℃近くまで下がる寒冷地の冬はエアコンで乗り切るコトが難しいです。
賃貸アパート時代は灯油ストーブ
エアコン暖房機能だけでは厳しいので、賃貸アパートに住んでいた頃ははなかなか高性能な灯油ストーブを使用しておりましたが、賃貸アパート時代はリビング以外の部屋は寒い状況でした。
賃貸アパート時代は家の中に灯油缶を置けるスペースが少なく灯油のストックがあまりできなかったので、灯灯油が切れると外がいくら寒くても買いに行かざるをえない状況で、関東出身のワタクシには結構辛いコトでした。
持ち家になってからはZ空調
桧家住宅では「Z空調」という全館空調を採用しており、寒冷地でも暖かく過ごせる高性能エアコンがZ空調の中に入っていて、家全体を暖かく保つことができます。
Z空調は寒くなりがちな玄関、脱衣所や風呂場も暖めるので家の中に寒い場所がなくて、室内の温度差が少ないおかげで寒冷地の冬場も快適に過ごせております。
持ち家になってから家が乾燥します
Z空調は高性能エアコンですので、「乾燥」という弱点があり、加湿器を常に動かさないとすぐに家中が乾燥してしまいますが、寒い中灯油を買いに行く労力に比べると楽です。
また、Z空調の弱点である乾燥は、室内で洗濯物を干す際にはプラスに働いて、洗濯物は室内干しでも賃貸アパート時代よりも圧倒的に早く乾きます。
ゴミ捨て場が近くなった
賃貸アパート時代はゴミ捨て場が玄関から350mくらいの距離にあって、冬場はゴミ出しも寒くて辛い作業でしたが、持ち家になってからは土地選びの際、ゴミ捨て場が近いコトも意識したのでゴミ捨て場が近くなってゴミ出しが楽になりました。
音を気にしなくて良くなった
我が家は夫婦二人とも、それぞれ自営業の仕事をしており、夜遅くまで起きているコトが多く、仕事中にテレビを見ながら仕事をしております。
賃貸アパート時代は上下階の人達は寝ているであろう時間帯はテレビの音量を下げておりましたが、持ち家に引越してからは音を気にしなくて良くなったので、効果音がやたらと大きい映画やドラマ、アニメなども音量を気にせず見ることができるようになりました。
近所づきあい
近所づきあいに関してはまだ引越して2ヶ月ですのであまりはっきりわかっておりませんが、自治会だか町内会はあるようで、ゴミ捨て場の掃除当番がありそうです。
我が家が入居した頃に既に入居済みの家は少なかったですが、向こう三軒両隣にあたる家に挨拶へ行き、お会いした時に挨拶する程度となっておりますので近所づきあいはあまりない状況です。
ゴミ捨て場の清掃
我が家は20区画ある分譲地の1区画を購入し、分譲地内にゴミ捨て場があり、ゴミ捨て場の掃除当番は20件程度が週替わりで担当するそうですので、掃除当番がそのうち回ってきそうです。
自治会・町内会
自治会なのか町内会なのか正確には伺っておりませんが、地域の活動がありそうです。
新築一戸建を建てた感想
新築一戸建を建てて月々の支払いが増えてしまったのデメリットではありますが、家を建てる前から知っていたコトですので、頑張って支払っていきたいと思います。
夫婦二人で好きなように間取りを考え、桧家住宅の標準仕様の設備が殆どですが、設備のグレードが賃貸アパート時代よりも上がった生活は想像していたよりも快適です。
今まで実家以外は新築や築浅の賃貸住宅などに住んだりしたコトもありますが、賃貸住宅の設備は新しいというだけで、実は設備のグレード自体はあまり高くないコトは今回家を建ててみて知りました。
他にもワタクシが住む長野県S市は寒冷地で、冬場の暖房器具は今まで灯油ストーブを利用しておりましたが、引越してからエアコンに変わったコトで寒い中、辛い思いをして灯油を買いに行くコトがなくなり、時間も節約できております。
新築一戸建を建てると、賃貸アパートに比べて周りの住人からの距離がありますので、音などの配慮も必要なくなったのも快適ですね。
我が家は一生賃貸でも良いかなと考えておりましたが、住宅ローン金利が低いので新築一戸建の購入を検討し、快適に過ごせるのではないかと考えて購入を決断しました。
まだ新居に引越して2ヶ月程度ですが、夫婦二人で好きなように間取りを考えて、賃貸よりもグレードの高い設備などを体験できたおかげで、家を購入してよかったなと思っております。
我が家は新築一戸建を購入してよかったなと考えており、これから新築一戸建の購入を検討する方にとって何かの参考になりましたら幸いです。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!