我が家が新築一戸建を建てるのに選んだ土地は元は畑だった土地を地元の不動産屋がまとめて買い取り、工事して分譲地として売り出す土地でしたが、着工前の状態で分譲地の計画だけ進んでおりました。
- 分譲地の着工から完成までの様子のまとめ
- 元は畑の土地が分譲地になるまで
- 我が家が選んだ新築一戸建の土地が完成するまで
田舎はこれから畑を引退される方が畑を売って、便利なエリアが分譲地になるコトも増えてくるのではないかと考えておりますので、新築一戸建を検討する際は便利なエリアの分譲地情報をチェックしておいた方が良いでしょう。
畑を住宅地にするためには手続きに結構時間がかるようで、我が家の場合2018年10月頃に分譲地の購入を決めましたが、分譲地が完成して家を建ててOKとなったのは2019年5月頃でした。
2020年を迎えて、新築一戸建は完成して入居しております。
分譲地の工事
分譲地の工事は2月の初旬に本格的に開始され、5月のゴールデンウィーク明け頃に完成しましたので、工事自体はだいたい3ヶ月ちょっとで完成となりました。
分譲地の工事計画
我が家が選んだ分譲地の完成予定図は図面の通りで、緑の箇所が緑地帯とゴミ捨て場、オレンジの箇所が我が家の土地となります。
分譲地内の道路幅は6mありますので、運転が下手なワタクシでも車の出入りがカンタンです。
分譲地の工事の様子
仕事が忙しくて逃した週もありますが、分譲地の工事の様子を1週間おきに毎週日曜日に撮影しました。
1週目は畑の残骸撤去の準備
我が家の選んだ土地は分譲になる前の2018年には普通に作物を育てていた畑でしたので、果物の木や作物の残骸が残っていたので最初は工事をするために片付けが必要です。
分譲地の片付けの準備と共に重機が運び込まれて、工事車両のタイヤが土で汚れないようにするための鉄板が敷いてありました。
少し空いて2週目は休憩所の設置と資材を運び込む準備
元畑のゴミ掃除も進んで、緑地帯には工事を行う作業員の休憩所が設置されて、休憩所の周りには歩きやすいよう砂利が敷いてありました。
分譲地の工事に使用する道具類も運び込まれ、計測作業を進めている印象です。
3週目は資材の搬入と境界のL字ブロック設置
分譲地の中に埋めたりするコンクリート製のブロックや下水道や配管の資材が運び込まれ、分譲地の境界にあたる箇所にL字ブロックを埋める作業が進んでおりました。
重機の数も増えて本格的に分譲地の工事が進んでいる印象です。
4週目は排水溝設置の準備
畑の残骸である枯れ木などのゴミは完全に撤去され、半年ほど前までは畑だった分譲地から畑の面影は完全になくなりました。
土地の計測作業が進み、排水溝を設置するための穴掘りが進んで少しずつですが、土地の境界や道の形が見えてきました。
5週目は少しずつ分譲地の形が見えてきました
最初の方から進めていた分譲地と他の土地の境界設置する大型のL字ブロックの設置は完了したようで、排水溝の設がさらに進み、図面の形に土地全体が近づいてきました。
我が家の土地のあたりが資材置場となっており、工事が進むにつれて少し資材が減っておりましたが、補充されてまた資材が増えておりました。
6週目は見逃して7週目の分譲地の工事の進捗
仕事が忙しくて撮影が一週分漏れてしまっておりましたので、撮影しに行ってみると資材置場の我が家の土地以外は順調に進んでおりました。
下水関連の設備だと思われますが、大型の立方体に穴を開けたようなコンクリート製のブロックを埋める作業を進めているようです。
8週目で分譲地内の道路の形が見えた
工事も大分進んできて、下水処理のパイプ類を埋める作業中だと考えますが、結構深い溝が掘られていて分譲地内は自由に歩き回れず、板の橋を渡りながらの撮影でした。
道路脇の排水溝を設置する作業がさらに進み、分譲地内の道路の形が見える箇所もでてきました。
9週目も道路周りの工事
分譲地内で道路を設置する分は土が掘られて一段下がっており、ローラーで地面を固める作業が進んで、排水溝を設置する作業は終盤を迎えているようでした。
分譲地内のゴミ捨て場である緑地帯の周りにも排水溝が設置されて緑地帯の輪郭も見えて参りました。
10週目には分譲地内に完成した区画も登場
一番手間がかかると思われる排水溝の設置も完了して、分譲地内で完成したと思われる区画も少しずつでてきて、分譲地の工事は後半戦に突入といった印象でした。
我が家の区画に山積みだった工事用の資材も大分減ってきて、分譲地内には物凄い量のコンクリートブロックなどが埋まっているんだなと思いました。
11週目で資材が設置されて減ってきた
一度ローラーで固めた分譲地内の道路エリアに排水管を埋め込むためだと考えますが、結構深めで深さ1mくらいの溝を掘る作業が進んでおります。
我が家の区画に積まれた資材は前回よりも減っており、分譲地の完成が大分近づいてきたのではないかという印象でした。
12週目は道路に砂利を敷いて固める工事
分譲地内では雨水の排水設備が設置されたり、マンホールができてきたり、地中に埋めるような設備の設置工事は終盤を迎えておりました。
分譲地内の道路スペースの一部は土の上に砂利を敷く作業が進んで、工事を行う作業員の休憩所が撤去されておりました。
13週目はアスファルトを残してほぼ完成
分譲の資材類はなくなっておりましたので、地面に埋め込む作業が完了し、分譲地内の道路を設置する箇所は砂利が敷き詰められてアスファルト敷く準備が整っておりました。
分譲地内の我が家の区画は完成イメージが思っていたよりも少し異なっており、外構プランに支障が出る事をここで気づきます。
14週目でいよいよ分譲地が完成!
緑地帯に植物が植えられ、道路のアスファルトも敷かれ、購入を決めてから半年ちょっとで完成した我が家の分譲地の区画。
分譲地の土地がようやく完成し、我が家の区画を色々と計測して、本番の図面を引いてから建物の工事が始まります。
分譲地ができるまで
分譲地の工事の経過を追うと分譲地の土地代は整備されていない土地と比較すると割高ですが、新築一戸建を建てるのに必要な環境が整えられていて安心しますね。
我が家だけのケースかもしれませんが、分譲地にはメリットデメリットもあります。
完成前の分譲地のメリット
畑を住宅地にするためには手続きで時間がかかり、分譲地の場合は土地も工事しますので、着工前の分譲地を選ぶと、建物の間取りや設備の打ち合わせに時間がかけられるというメリットがあります。
我が家が選んだ分譲地は分譲地内にゴミ捨て場があるので、分譲地を選ぶと田舎の近所づきあいを拒否するとゴミが捨てられなくなるといったコトもないでしょう。
自治会に入るかどうかは今後話を聞いてから判断しますが、自治会に入るかどうかを選択する自由があります。
完成前の分譲地のデメリット
我が家の場合、時間がかかると考えていた間取りが結構スムーズに進んで打ち合わせの間隔が空いてしまい、前回の打ち合わせの内容を忘れるというコトがありました。
また、外構のプランを家の間取りと同時に進めており、土地は道路に対してフラットになると聞いていたので道路に対してフラットになる前提で外構プランを組んでおりました。
ところが、分譲地が完成すると土が30cm程盛られており、盛られた土を全て撤去して外構プラン通りに外構を進めるか、外構プランを大幅に変更するか考えなくてはいけなくなりました。
最終的には外構プランを大幅に変更しましたが、完成前の分譲地を選ぶと完成したあとがイメージ通りでないコトもありますのでご注意ください。
完成前の分譲地を選ぶデメリットは完成した土地を見る事ができないので、プラン変更が発生する可能性があるというコトになります。
2020年現在は引越し完了
2019年11月末に我が家は無事完成し、現在は引越しを済ませましたが畑の跡地だった頃の景色と分譲地内の他の区画にも家が建った現在とでは大違いで、20区画の分譲地は現在では空き区画が数区画になり、新築一戸建だらけになっております。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!