長野県S市に自由設計で注文住宅を建て、2020年4月現在は新居に引越しておりますが、「家が建つ前にこだわったオプションや設備」で設置して良かったオプションと、家が建つ前は必要と考えていたけど、いざ引越してみると不要だったオプションなどがります。
- 自由設計の注文住宅でこだわって良かったコト
- 新築一戸建へのこだわりで不要だったコト
- 家が建ってから知った必要なオプションと不要なオプション
我が家は桧家住宅をいうハウスメーカーの自由設計「スマート・ワン カスタム」という商品で注文住宅を建て、予算オーバーを覚悟して、間取りをこだわったり、オプション設備を導入しました。
殆どのコトは家と建てる前に必要かどうかをしっかり考えて設置したり決めたコトですので、結論を言うと殆どのコトは拘って良かったコトになります。
自由設計で注文住宅を建てる際の打ち合わせで拘ったコトは家全体に関するコトだったり、最新設備のリクエストだったり、間取りにもコダワリがあります。
注文住宅で拘って良かったコト
自由設計の注文住宅が建つ前に我が家で色々と考えて拘ったコトは家全体にかかる部分や家の外でも概ね拘って良かったコトと言える内容となりました。
家全体で少し変わったコトといいますと、ハウスメーカーの提案で拘って設置したわけではありませんが、我が家は風呂場が2階にあります。
家全体と外で拘って良かったコト
家が建つ前の打合せ段階でこだわったコトは主に5つで、注文住宅が建って入居した今、使いやすい家になったのでこだわって良かったと考えております。
- トイレと洗面台を2箇所に設置
- ドアは可能な限り引き戸を設置
- 外水栓と外部コンセントを設置
- 新型Z空調をリクエスト
- 収納を大幅に追加した
我が家はあまり妥協してせずに家を建てて、こだわりにより追加料金がかかったコトもありますが、入居して4ヶ月経った2020年4月現在までは快適に過ごせております。
トイレと洗面台を2箇所に設置
1階にはトイレとサブの小さめの洗面台が設置してあり、もう一つのトイレと風呂場が2階にありますので、メインの大型洗面台が脱衣所に設置してあります。
ドアは可能な限り引き戸を設置
高気密の家で普通のドアだとどこかの部屋でドアを開け閉めすると、少しの気圧の変化で開けておいた部屋のドア閉じたりするのではないかと考え、可能な限りドアは引き戸にしました。
我が家が家の建築を依頼した桧家住宅の場合、全館空調「Z空調」を導入しており基本的にドアは開けっ放しにして置いた方が良いとのコトでしたので引き戸が役に立っているのではないかと考えます。
外水栓と外部コンセントを設置
桧家住宅の場合は標準仕様で外水栓と外部コンセントが1箇所ずつつきますが、我が家はオプションで外部コンセントを1箇所追加しました。
新型Z空調をリクエスト
我が家が新築一戸建を建てた2019年後半は桧家住宅の全館空調「Z空調」に新製品が出たばかりで、旧式と新型のZ空調が混在する時期でした。
収納を大幅に追加した
最初は収納が多すぎるのは無駄かもしれないと考えておりましたが、我が家は荷物が極端に多いので家中の色々な箇所で出費を覚悟して収納を広めにとりました。
1階で拘って良かったコト
自宅のリビングで仕事をしようと考えている我が家は1階で過ごす時間が長いことになりますので、1階でのこだわりは主に過ごしやすさとキッチンの使いやすさ関するコトとなりました。
1階は長時間過ごすためのコダワリ
1階のリビングで仕事をして、食事スペースも1階、くつろぎスペースも1階となると1日の殆どの時間を1階で過ごすことになりますので、快適に過ごすコトができるようにするために1階でこだわっております。
- 広い玄関スペースと収納の追加
- 可能な限り広くしたリビング
- 「まとめてギガネット」の導入
- リビングのコンセント大量追加
- 広さ重視のダイニング
- キッチンの収納とスペースを追加
- IHコンロのガラスパーテーション
- リビングにシースルー階段
広い玄関スペースと収納の追加
賃貸アパートに住んでいた時は玄関が1帖を切る狭さで玄関の狭さに不満を持っていたので注文住宅を建てる際は玄関の広さにこだわりました。
収納を含めると玄関は5帖くらいの広さとなりましたが、出入りもしやすく買い物帰りの荷物を一時的に保管するにもなかなか便利な玄関となりました。
可能な限り広くしたリビング
我が家にとってのリビングスペースは仕事場であり、くつろぎスペースとなるので可能な限りリビングスペースとリビングの収納を広くとりました。
リビングスペースを可能な限り広く取ったおかげで風呂場が2階になり、歳をとると支障がでる可能性もありますが歳をとる前の快適感を重視して許容しました。
リビングスペースを可能な限り広くとったことにより、仕事に関わる全ての荷物のリビングの一角に収まってスッキリと過ごせておりますので健康なうちは快適であると言えます。
「まとめてギガネット」の導入
自宅で夫婦二人ともインターネットを使って別々に自営業を営んでおりますのでインターネット環境は収入の生命線とも言え、無線LANも最近では性能が上がってきておりますが、大容量の画像データを扱う我が家はまだまだ有線LANが良いと考えております。
注文住宅を建てるなら、ホテルのコンセントにあるようなLANケーブルをさす場所があると便利と考えて桧家住宅にリクエストしてみるとオプションで「まとめてギガネット」という設備を提案していただきましたので導入しました。
リビングのコンセント大量追加
コンセント類はハウスメーカーにお任せだと個数が少なめなので、コンセントを追加するコトは快適な家づくりにおいて大事な要素となってくると言えます。
我が家はリビングでパソコンと周辺機器をたくさん繋ぎますので大幅にリビングにコンセントを追加しましたが、他の家庭でもテレビ周りは周辺機器などが多く、コンセントを必要とするケースが多いのでコンセントが足りているかを考えると良いでしょう。
家が建つ前だとコンセントは壁の中に線を通して見栄えが良いコンセントが一箇所数千円ですが、家が建った後だと壁の外側に線が出たコンセントを高額で取り付けることになります。
リビングにシースルー階段
我が家はリビングに吹き抜けが欲しかったのですが、吹き抜けを作ると2階の部屋に使えるスペースが少なくなりますので、吹き抜けの変わりにリビングにシースルー階段を設置しました。
リビング階段や吹き抜けは部屋が寒くなるという点が弱点ではありますが、桧家住宅の暖房は「Z空調」という全館空調で家全体を暖めるモノですので、リビング階段でも問題はないのではないかと考えました。
我が家感じた注意点としてはお子様がいらっしゃる場合、柱の間から体を通すコトができるくらいの幅がありますので、落下の危険性があると言えるでしょう。
広さ重視のダイニング
賃貸アパートに住んでいた頃はダイニングスペースも十分とれず、2人用のダイニングテーブルを利用しておりましたが、テーブルの上にモノを置くとすぐに食事スペースが狭くなり不便と感じておりました。
新居ではダイニングの広さもファミリー仕様を意識して6人がけのダイニングテーブルを置いても余裕がでるくらいのダイニングスペースを確保しました。
キッチンの収納スペースを追加
賃貸アパート時代はダイニングスペースの狭さに加えて、キッチンスペースの狭さが不満で外食回数が増えていたため、新居ではキッチンの広さも重要視しました。
システムキッチンは桧家住宅の標準使用のオリジナルキッチンの「ビヴァリオ」という商品を選び、ペニンシュラキッチンという形のキッチンとなっております。
収納が少ない点と作業スペースが少ない点も賃貸アパート時代のキッチンには不満がありましたので、新居では収納を大幅に増やし、作業スペースも確保しました。
IHコンロのガラスパーテーション
ペニンシュラキッチンという形はシステムキッチンについているIHコンロの向こう側がオープンですので油跳ねなどの汚れがキッチンの向こう側の床に飛び散るコトになると想像できますね。
油跳ねを防ぐモノがなければ料理をするたびに床に汚れが飛び散るコトになり、毎回床掃除をするのは大変なのでIHコンロにガラスパーテーションをつけました。
2階で拘って良かったコト
2階の間取りは1階がほぼLDKですが、ファミリー仕様の家としたかったので、夫婦二人+子供二人のファミリー仕様にするための要素を殆ど持ってきております。
2階でのコダワリ
2階は桧家住宅の標準使用の設備だと少し狭いと考えたコトや利便性を考えて、オプション設備などを導入しております。
- 大きめのウォークインクローゼット
- 室内物干しを設置
- 風呂場を広くした
- 洗濯機の混合水栓
- 壁に備え付けのタオルかけ
- バルコニーの幅を広げた
大きめのウォークインクローゼット
我が家は洋服が多く、箱に入れて保管すると着なくなりますし、洋服を出しっぱなしにするのも見栄えが悪いので大きめのウォークインクローゼットを設置しました。
部屋の幅と同じ幅のウォークインクローゼットで寝室が少し狭くなりましたが3.7帖ほどのウォークインクローゼットが確保できました。
室内干しを設置
2階のバルコニーへ抜ける通路にオプション設備となりますが、「ホスクリーン」という室内洗濯物干し設備を設置しました。
雨の日は洗濯物を室内で干すコトに加え、我が家は起きる時間が遅いコトもあり、洗濯が夜になってしまうコトも多く室内で洗濯物を干す機会が多いです。
風呂場を広くした
桧家住宅と同様、多くのハウスメーカーの標準使用だと風呂場は湯船1帖と洗い場1帖で、合計一坪となるケースが多いと考えますが、洗い場が1帖だと少し狭く感じております。
我が家は湯船は1帖でも十分と考えましたが、風呂場をを使いやすくするためにオプションとなってしまいましたが洗い場を1.5倍の1.5帖に広げて風呂場を1.25坪としました。
洗い場を広げた結果、風呂場で体を洗う際も余裕があったり、汚れ物を洗う際も使いやすいですし、シャワーが浴びやすく、浴室乾燥機を利用する際も洗濯物が多く干せるので、洗い場の拡張はコスパの良い拡張ではないかと考えております。
洗濯機の混合水栓
関東の少しグレードの高い賃貸マンションなどではお湯が使える洗濯機の混合水栓は割と導入されている設備と考えますが、桧家住宅の場合はあまり導入しない設備とのことです。
我が家は妻のまどりちゃんが洗濯にこだわるので、家を建てる前の打ち合わせ段階で混合水栓に関しては気付くコトができましたが、標準使用は混合水栓でないケースもありますので必要であれば確認した方が良いと考えます。
壁に備え付けのタオルかけ
桧家住宅のショールームで見て気に入って導入したオプション設備ですが、壁に備えつけのタオルかけというものがあります。
バスタオルを数回使うコトに関しては賛否両論あるかと考えますが、我が家は風呂に入るたびにバスタオルを交換すると洗濯が大変ですので数回は使います。
バルコニーの幅を広げた
桧家住宅の標準使用のバルコニーは洗濯物を外に干すのであれば、幅が少し狭いのではないかと考え、洗濯物干しスペースとする箇所のバルコニーの幅を広げました。
我が家は妻のまどりちゃんが洗濯を担当しており、可能な限り洗濯物を外で干したいというリクエストでしたのでバルコニーを拡張しました。
小屋裏で拘って良かったコト
桧家住宅の自由設計「スマート・ワン カスタム」の場合、小屋裏はオプション設備となりますが荷物の多い我が家は設置するコトにしました。
小屋裏のこだわり
小屋裏は打合せ段階で荷物置き場として設置するコトは決めておりましたが、小屋裏の広さは6.5帖位でまだまだ拡張する余地があり、物凄く悩みましたが小屋裏は家が建ってからでは拡張できないコトから限界まで拡張するコトにしました。
- 小屋裏を限界まで拡張
小屋裏を限界まで拡張
小屋裏は部屋として使えなくはないですが、天井が一番高い箇所で140cmと低いのでソファに座って過ごすような本を読むスペースやシアタールームのような使い方もできます。
小屋裏を限界まで拡張した結果、打合せ段階の6.5帖から10帖ほど追加して、仕事スペースと同じくらいの広さとなる16.5帖となりました。
自由設計で不要だったコト
家が建って引っ越しを済ませて住んでみて、概ね拘ったコトはイメージ通りで使いやすかったのですが、我が家が拘った箇所でイメージ通りいかなかったコトでもありました。
同線がイメージ通りいかなかった
玄関を広く作ったおかげと最新の玄関ドアが便利すぎて、家の出入りに関する同線が打合せ段階で想像していた同線と、実際に家が建ってからの同線が異なる状況となりました。
- 勝手口のステップを拡張
勝手口は車で買い物帰りの荷物を運びこんだりするために駐車場から勝手口へ出入りしやすいように追加で費用をかけて作りました。
勝手口のステップを拡張
家への出入りとワタクシは喫煙者で家の外でタバコを吸いますが、玄関ドアを利用する動線となりましたので、勝手口は全く使わない結果となり、勝手口のステップを拘って拡張した点は無駄になってしまいました。
注文住宅は概ねイメージ通り
自由設計で注文住宅を建てた我が家は「次に家を建てるコトがあれば気をつけよう」と思う程度の軽微な失敗はあったと言えますが、概ね満足いく家となりました。
賃貸アパートに住んでいた頃と比較すると、新築一戸建を建てたおかげで格段に家が快適になりましたし、キッチンが使いやすくなったコトによって外食回数も激減いたしました。
「不要だったコト」がなければ!
2019年11月末に家が建ち、2020年4月現在で5ヶ月ほど経過しましたが家を建てる前に拘ったコトは20項目中、19項目が拘って良かったコトになり、1項目が無駄だったかもしれないという結論になりました。
新築一戸建を建てる際は殆どの方が「新築一戸建の初心者」であると考え、家と建てるには勉強するコトが沢山あったり、考えたり決断するコトがかなり多いので可能な限り知識をつけるコトが失敗しない家づくりの大事な要素と言えます。
ワタクシとしては各項目に関して手広く勉強したり決断しないといけないと考えますが、失敗しない新築一戸建を建てるためには主に6つのコトを勉強してから決断すると良いと考えます。
2020年4月現在ですと、コロナウィルスが猛威を奮っていて世の中がどうなるかわからない状況ですのでこれから新築一戸建を建てる方は「新築一戸建を焦って建てない方が良い」状況と言えるでしょう。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!