都会と田舎

田舎は生活費が安いと言われますが、ワタクシが移住して感じている事は田舎は思ったほど安くないです。

ワタクシが長野県S市に移住する前は、東京都、千葉県に住んでおりましたので田舎へ移住してのコストを比較していきたいと思います。

都会と田舎の比較となりますので、東京都の比較をメインにしていきたいと思います。

しんち
千葉県では都会でも田舎でもないような場所に住んでおりました

田舎に移住する前の東京での生活

都会

東京に住んでいた頃は新宿区と文京区に住んでおりましたが、文京区での生活の方が長かかった為、文京区を中心で書いていきたいと思います。

東京都の文京区に住んでいた頃は独身で一人暮らしでした。

田舎に移住する前の家賃と家の広さ

文京区の家賃は比較的高めの地域だと思いますが、文京区時代は雇われデザイナーでしたので通勤時間が勿体無いと考えており、寝る場所さえあれば広さはどうでもよいという考えで職場の近くに住んでおりました。

しんち
雇われデザイナーから独立してからもしばらく住んでおりました。

文京区では賃貸の築4年のワンルームマンションに住んでおりましたが、広さは6畳とキッチンスペース、バス・トイレ別、駐車場無しでした。

文京区のワンルームマンションに住んでいた頃の家賃は87,000円でした。

田舎に移住する前の光熱費

独立してからの一ヶ月あたりの光熱費ですが、仕事場が自宅となりますので1日中家にいて、パソコンを一日中使っていて以下の通りです。

電気代 12,000円
水道代 1,500円位(2ヶ月払い)
ガス代 2,000円位
灯油代 0円

暖房器具がエアコンでした為、灯油代はかかりませんでした。

文京区のワンルームマンションに住んでいた頃の光熱費は大体一ヶ月あたり15,000円位ですね。

田舎に移住する前の車

東京のかなり便利なところに住んでいたので、免許は持っておりましたが、教習所を出てから運転しないハイレベルペーパードライバーでした。

田舎へ移住してみた結果

田舎の家

田舎の長野県S市へ移住した結果、感じた事を書いていきます。

移住後は妻のまどりちゃんと二人での生活となりますので、かかっている家賃や光熱費の1/2で考えていきたいと思います。

しんち
2人で住んだら光熱費が2倍になるわけではないから長野県S市での光熱費は安く見積もっての話となりますネ

田舎へ移住してからの家賃と家の広さ

長野県S市の田舎へ移住してからは築10年の3LDKでバス・トイレ別で広さは77m2、駐車場付きで家賃は87,000円と、東京時代と同じ金額となっております。

都内の文京区で似たような条件を「SUUMO」で探すと家賃が20万円前後になりそうですので、住宅に関しては田舎の方が広い家に住みやすいと言えますね。

しんち
都内だったら我が家はこの広さには住めていないデショウ

家賃は一人当たり、87,000円÷2=43,500円となります。

東京でしたら家賃は一人当たり、200,000円÷2=100,000円となり、差額は100,000円-43,500円=56,500円となります。

田舎の方が家賃に関しては56,500円お得となります。

田舎へ移住してからの光熱費

長野県S市の田舎へ移住してからの光熱費は年間を平均すると以下の通りです。

東京に住んで独立した頃と比べて生活スタイルは似たような感じとなります。

電気代 16,000円
水道代 8,000円(2ヶ月払い)
ガス代 10,000円
灯油代 7,500円(12ヶ月で割った場合)

灯油代に関しては深夜の寒い時間帯に起きてる場合と、寒冷地である点から、他の方よりも多いと考えます。

田舎での光熱費は大体一ヶ月あたり37,500円となり、2人で割ると一人当たり約19,000円となります。

田舎へ移住してから車を買いました

田舎は東京ほど電車やバスが網羅されているわけではないので、車がないと不便になります。

東京では不要だった車への費用がかかりますが、どれくらい我が家でかかったかというと?

田舎での車の本体価格

我が家では家族で使うだけなら中古車でもよかったですが、お客様を乗せる可能性もあり、運転もあまり慣れていない点から安全性重視の新車を購入しました。

大体車の本体価格が320万円位となりました。

我が家の車の使い方は通勤に使っているわけではなく、日々の買い物、外食、仕事のちょっとした外出と、少ないケースとなります。

しんち
通勤で使う方はもっとガゾリン代などがかかると思いマス

田舎の寒冷地での車

長野県S市は寒冷地となりますので、冬に車を安全に運転するためにスタッドレスタイヤが必要となってきます。

純正のスタッドレスタイヤとホイールセットが15万円程度かかりました。

田舎での車の諸経費

車は本体価格以外にもお金がかかりますので、保険料が月額1.5万円位かかり、ガソリン代が月額5,000円位かかります。

しんち
車両保険も入っているので車両保険を外せば保険料は下げる事ができます

田舎での車の税金

更に税金が毎年5万円ずつ位かかり、月額に換算すると約4,200円となります。

田舎での車の車検代

車の維持には更に車検代がかかりますので、2年に一回10万円かかる事になり、月額換算すると約4,200円となります。

田舎で車を1台持つために必要な月額

田舎で車を持つためには本体価格とスタッドレスタイヤ代を抜いても月額で保険料1.5万円+ガソリン代5,000円+税金約4,200円+車検代約4,200円=28,400円となります。

10年乗ると考えて本体価格とスタッドレスを月額換算すると?

車の本体価格320万円+スタッドレスタイヤ15万円÷10年÷12ヶ月=約28,000円となります。

しんち
軽自動車だともう少し安くつくと考えられます

我が家のケースだと車を持つだけで車の維持費月額28,400円+本体価格で月額28,000円=56,400円かかっていることになります。

田舎暮らしと東京を比べると

田舎の景色

田舎は家賃が東京と比べて安いですが、他のコストは東京の方が安いという事になりました。

田舎暮らしは安くはない

光熱費は東京の方が安く、田舎は車を持たなくてはならないと考えると、コスト面で田舎暮らしが安いとは言えないということになります。

夫婦共働きで車が2台必要な家の場合は我が家のケースよりもさらに車にかかるお金が大きくなります。

お金がなくなったら田舎で質素に暮らそうと考えたりする場合は思ったより安くならないと考えますのでご注意ください。

しんち
車がないと不便という点がコストをあげちゃいますネ

生活費が高くても土地代が安いのは魅力的で、同じ価格の新築一戸建を建てるなら東京よりも確実に広い家に住めるでしょう。

出会いも超重要

それでは皆様も素敵な新築ライフを!

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