都会を離れて田舎に長く住み、住宅を購入するならば、マンションと一戸建てのどちらが良いかを様々な視点で素人なりに考えてみました。
田舎でマンションに住むのメリットとデメリット、田舎で一戸建に住むのメリットとデメリットを考えていきます。
田舎は残念ながら新築のマンションが少なく、我が家は新築一戸建てを選択しましたが、我が家がどのようにして新築一戸建て派になったのかを書いていきます。
田舎ではありますが、現在我が家が住んでいる場所は長野県の新幹線が止まる駅から徒歩10分程度の場所でド田舎というわけではなく、どちらかというと地方都市となります。
田舎のマンションと一戸建てを考える
田舎でマンションか一戸建てを購入するならどっちが良いかという内容で色々調べたた結果、それぞれのメリットデメリットを考えます。
我が家の環境
我が家の環境として、40代で夫婦二人暮らし、各々自営業の仕事をしており、お互いに自宅で仕事をしていて子供はなしです。
夫婦二人とも仕事の時間は不規則で家事に割ける時間が少ないので、食事は外食やコンビニですますことが多いです。
田舎は車がないと不便ですので車は所有しておりますので、徒歩よりも行動範囲が広いです。
都会は土地代が高い
都会に住むのであれば便利なところに住みたいですが、都会の便利なところは土地代が高すぎるので我が家が購入するのであればマンションの方がコスパが良いのではないかと考えます。
マンションの管理費と修繕積立金
具体的な物件が決まっているわけではないので単純比較するのは難しいですが、考え方としてマンションの部屋を購入する金額を一軒家を建てる金額と考えます。
そして、マンションの管理費と修繕積立金を一軒家でいう土地代と考えたとしましょう。
土地代が高い環境であれば、マンションの管理費と修繕積立金が土地代を上回るまでにかかる期間が長いので、一生逆転しないケースが殆どと考えます。
例えば管理費と修繕積立金が月額3万円だったとしたら、年間36万円、10年で360万円、100歳まで生きたとして、我が家は40台なのであと60年を考えると2,160万円必要になります。
ワタクシの考え方ですと、土地代が2,160万円を上回るのであればマンションの方が良いのではないかと考えます。
土地が安い田舎なら?
我が家が住む長野県S市は土地代が都会と比べると安く、マンションの管理費と修繕積立金が土地代を上回るまでの期間が短く、生きている間におとずれる可能性が高いです。
田舎の土地価格
軽くネットに掲載されている土地を調べても、車があれば利便性が高く、一軒家を建てるのに十分な広さの土地が1,000万円を下回る価格で販売されております。
土地代の負担が少ない田舎ですので、一軒家を購入することも視野に入って来ますね。
田舎のマンションのメリットとデメリット
田舎でマンションを購入することについてメリットとデメリットを考えていきましょう。
田舎のマンションのメリット
田舎のマンションのメリットとして考えらることは以下の通りです。
- 田舎のマンションは便利な場所が多い
- 田舎のマンションは車いらず
- 田舎のマンションは広い
- 田舎のマンションはゴミ捨てが楽
田舎のマンションは便利な場所が多い
長野県S市のワタクシが住んでいる地域で言いますと、マンションは土地代が高いであろう駅近の凄く便利な所に建っている事が多いです。
比較的高層のマンションは殆ど新幹線が止まる大きな駅から徒歩5分以内の場所に建っており、地域で一番高そうなマンションは駅の出口から2分でマンションの入り口にたどり着けます。
田舎のマンションは車いらず
田舎のマンションは便利な所に建っている事が多いので車いらずで徒歩でもそれなりに便利に過ごせます。
コンビニ近い、飲食店近い、大型スーパー近い、小学校近い、中学校近い!
田舎ですので車はあった方が便利ですが、便利な場所に住んでいれば車なしでもそれなりに快適に過ごせます。
田舎のマンションは広い!
関東だとかなり高くなりそうな広くて素敵な間取りでも田舎であればお安いです。
関東で仕事をしていても会社から新幹線通勤OKで費用が出て、2時間位の通勤を覚悟できるならアリかもしれませんね。
因みに長野県S市は新幹線通勤の補助金もあるようです。
田舎はゴミ捨てが厳しい
我が家が住む長野県S市はゴミ捨てが厳しいですが、マンションの専用ゴミステーションがあればあまりきにする必要がないので便利です。
田舎のマンションのデメリット
田舎でマンションを購入することについてのデメリットとして考えられるコトは以下の通りです。
- 田舎のマンションは新築が少ない
- マンションは一戸建と比較すると狭い
- 田舎のコミュニティに溶け込みづらい
- マンションは管理費と修繕費が一生かかる
- マンションは駐車場が狭い
- 寒冷地は徒歩は寒い
田舎のマンションは新築が少ない
長野県S市の住宅事情ですが、新築マンションの建設は2018年10月現在1件もないので、田舎でマンションを考えるなら中古マンションとなるケースが多いでしょう。
田舎の中古のマンションが中古の一戸建てと比べて安いのかを考えると、田舎の中古マンションはあまり値崩れしていない点から考えてそうでもないです。
マンションは一戸建てと比較すると狭い
同じ金額のマンションであるならば、都心部のマンションと比べて広いですが、広い田舎のマンションであっても同じ金額を出した場合の一戸建てと比べると狭いです。
田舎のマンションのコミュニティに溶け込みづらい
田舎でマンションを購入するならば、中古となる可能性が高いので、既にマンション内に住んでる方のコミュニティに入り込めるかどうかも心配ですね。
この辺はコミュニケーション能力次第かとは思いますが田舎でも人の出入りが激しい新しいマンションなどは割と近所づきあいは希薄のように思えます。
マンションは管理費と修繕費が一生かかる
田舎でなくてもそうでしょうが、マンションは住宅ローンを払い終えても一生、管理費と修繕積立費がかかりますので定年後、年金暮らしとなった場合でも永遠と管理費と修繕積立費がかかりますね。
マンションも一戸建て同様、更にかかる固定資産税も払わなくてはなりませんね。
管理費、修繕積立費、固定資産税を払う事を考えると安めの賃貸が借りられる料金となります。
マンションは駐車場が狭い
ワタクシは関東にいた時はペーパードライバーで、運転があまり上手くないのでマンションは駐車場が狭いので気軽に車を出す気分にはなれません。
長野県S市で色々リサーチした結果、狭そうな立体駐車場とかもありました。
寒冷地のマンションは徒歩行動できても外出する時は寒い
長野県S市はクソ寒い地域なので、徒歩で過ごせるマンションでも冬は辛いです。
マンションと比較した戸建てメリットとデメリット
田舎のマンションと比較した戸建てのメリット
田舎で一戸建を購入した場合のメリットは以下の通りです。
- 田舎は土地代が安い
- 一戸建ては間取りが自由
- 住宅ローンが終われば固定費が安い
- 駐車場の柔軟性が高い
田舎は土地代が安い
田舎は土地代が安いので、マンションは土地代を住人全員で割るので土地代が極めて安く済みますが、土地代が自分のみで負担できるならば、一戸建ての方が利便性は高いです。
車があってある程度場所を妥協すれば広い土地がかなりお安く購入できたり、車生活を覚悟してめちゃくちゃ妥協すれば100坪100万円以下とかが買えて、広い家に住ますね。
マンションは間取りがあらかじめ決まっているが戸建ては自由
マンションはあらかじめある程度、万人受けするような間取りで決まっており、恐らくですが夫婦二人とも自宅で仕事をするような人のことは想定していないと考えます。
新築で一戸建を建てるなら間取りから自由に考えられるので、間取りの自由度は一戸建のメリットと言えるでしょう。
ここはプライスレス!
マンションと違って住宅ローンが終わってしまえば、あとは修繕費と固定資産税だけ
戸建てはローンが終わってしまえば自分のペースで修繕できますね。
マンションと違って、ローンが終わった後に住宅にかかる費用は修繕費と固定資産税のみとなります。
マンションよりも駐車場の柔軟性が高い
あまり運転が上手ではないワタクシと、免許取り立ての妻のまどりちゃんの夫婦で考えると、マンションは駐車場に車を駐車する難易度が高そうと考えました。
一戸建てなら駐車場の自由度が高いので車の動きの自由度もメリットですね。
田舎のマンションと比較した戸建てのデメリット
田舎で一戸建を購入した際のデメリットは以下の通りです。
- 田舎でも便利な場所は高い
- 田舎の安い土地は利便性が低いため車が必須
- 住宅ローンを払い終わる頃には建物に価値がない
- 飲みに行くのにコストが高い
田舎でも便利な場所は土地代が高い
駅近は土地があまり余ってない上にあったとしても関東レベルに高いです。
駅前にのであれば高い土地代を一人で負担できれば良いですが、一人で負担できなければマンションの方が利便性には軍配があがりますね。
この記事を書いた後の結果ですが、大幅予算オーバーな土地を選んでしまいました。
田舎の安い土地は利便性が低い為、車必須
田舎でも安い土地は車必須なので車代がかかります。
我が家は通勤がないので1台しか所有しておりませんが、多くの家庭では夫婦だと2台必要なのに2018年10月基準だとガソリン代が長野県S市だと超高い!
長野県S市は海から遠いせいか、海外からガソリンを輸入している日本では高い部類でレギュラー1ℓあたり160円突破しております。
また、老後は車の運転ができなくなる可能性もありますので、運転ができなくなる可能性も考慮しましょう。
老後免許返納する事も考えると、車に関しては不利となりますが、将来の自動運転技術に期待する事にナリマス
自動運転技術を信じマショウ
ローンを払い終わる頃には土地代の価値しかない可能性
マンションであるならば、建物の価値もそれなりに残るでしょうが、35年ローンを組んだ場合、ローン払い終わる頃には建物価値が大分下がる事を考慮しましょう。
更にローンを払い終わる頃には土地価格も値下がりしている可能性がありますね。
2020年以降更、関東の土地が値下がりして、関東に人が集まって田舎の土地は更に土地価格が下がる可能性もありますので、田舎の戸建ては資産としてはリスクがありますね。
車メインの生活となるので飲みに行く時は高コスト
ワタクシはお酒を飲むので、車メインの生活となると、飲みに行く際は妻のまどりちゃんのご機嫌をとるか、タクシー、運転代行をお願いすることになるでしょう。
車メインの生活になるので飲みにいく時は、送迎が必須となります。
田舎は新築のマンションがないので…。
マンションと一戸建のメリットとデメリット、いろいろ加味して妻のまどりちゃんとミーティングを重ねた結果、我が家は新築一戸建を選択致しました。
長野県S市に新築のマンションがあったら結果は変わっていたかもしれませんが!
都心であれば土地代が建物代を上回る事もあるでしょうし、中古マンションを選択したかもしれません。
田舎の場合、多少の不便さを我慢して一番コスパを求めるのであれば中古の一戸建という選択肢もありますね。
我が家はどうせ一戸建てを買うならなら色々拘る事ができて最新設備の新築一戸建てがいいかなという結論になりました。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!