楽に返済できる住宅ローン

新築一軒家を建てる際、無理なく返済ができる住宅ローンの予算とは、いくらでしょうか?

我が家では2019年現在借りている賃貸住宅の家賃と同じ月額9万円の支払いを35年ローンで組むと、大体3,000万円弱となるため予算を3,000万円としました。

無理なく組める住宅ローンはどのような予算設定が良いのかを考えます

しんち
我が家は心が弱いから予算オーバーする可能性が高いですが!

最初の予算設定は予算オーバーを見越して低めに見積もった方が良いです。

新築一軒家の予算はどのように考えるべきか

一軒家

頭金を出すかどうか

頭金はなしでも住宅ローンを組むことはできますが、頭金があると少し利率が安くなりますので、最初に考えることは今ある貯金から頭金を出すかどうかを考えましょう。

頭金を2割入れて3,600万円の新築一軒家を買う場合と頭金なしで3,000万円の新築一戸建を買う場合、借入額は同じ3,000万円ですが、頭金を入れた方が住宅ローンの金利が安くなりますし、住宅ローンの審査がおりやすくなります。

あわせて読んでほしい
因みに我が家は頭金なしで新築一軒家を建てる予定です

住宅ローンは月額いくらにするか

以前の記事で考えた結果、我が家では現状の生活をあまり変えずに月額14.2万円の支払いは可能という分析結果がでました。

月額14.2万円の予算で進めて良いのかというと、予算オーバーした場合に住宅ローンの返済が苦しくなりますので、最初は少なめの予算で新築一軒家造りを進めて行きたいと考えております。

住宅ローンを月額いくら払うかどうかは金銭感覚が人によって違うのと、家庭の環境も人によって違うのでよく考えましょう。

しんち
ネットに書いてある記事はあなたに当てはまらないかもしれませんのでよく考えましょう

バランスの良い予算設定を考えたいところですね。

固定資産税を月額から引こう

また、新築一戸建を限界の予算で建ててしまうと固定資産税の支払いがきつくなりますね。

しんち
固定資産税は結構高いので絶対に忘れないようにしましょう

新築一軒家で借りる事ができる予算の上限

予算の上限

そして自分の収入で借りる事ができる最高額を知ってから予算を考えていきます。

我が家は夫婦二人とも自営業ですのでボーナスは残念ながらないので、毎月定額払いでボーナス払いはなしでいきたいと考えております。

しんち
繁忙期に超頑張るのがボーナスのようなモノ

借りる事ができる予算の上限を「住宅ローンシュミレータ」でシミュレーションしてみます。

2018年10月現在はフラット35(団信加入)で1.41%です。

予算の決め方の目安として、我が家で使おうと考えているフラット35の金利を元に書いていきます。

住宅ローンにもいろいろ種類があるようですので、住宅ローン種類については以下の記事にて記載しております。

シミュレーション結果は?

あくまでシミュレーションですが、住宅ローンは審査を通す事ができれば思っていたより多い予算が借りられますね。

月々の支払額で新築一軒家の予算を考える

月々の支払い

せっかく、新築で一軒家を建てるのですから返済が楽な予算設定で建てたいところですね。

我が家では現在の家賃と一緒の月々9万円の支払いで田舎の一軒家が建ったら、住宅に割く金額が現在の生活と同じになるのでハッピーです!

月額9万円の負担だといくらの予算になるでしょうか?

月額負担から考える一軒家の予算をシミュレーション

自営業なので年収はサラリーマンと比較すると正確な年収は不明ですが、返済負担率は年収600万で計算しております。

月額支払額 借入額 返済負担率
月額8万円 26,500,000円 16%
月額9万円 29,820,000円 18%
月額10万円 33,130,000円 20%
月額11万円 36,440,000円 22%
月額12万円 39,760,000円 24%
月額13万円 43,070,000円 26%
月額14万円 46,380,000円 28%

表にしてみると、月額9万円の支払いだと3,000万円弱の予算となりますね。

3,000万円の予算でローンを組んで新築一軒家を建てる事ができれば、我が家の現在の家賃に相当するということになります。

家は広くなって生活スタイルを変えずにハッピーな新築一軒家ライフを送る事ができそうです。

新築一軒家は予算オーバーの誘惑が!

逆に考えると、月額3万円位で住宅ローンの予算が1000万円オーバーできますね。

我が家は心が弱いので、新築一軒家のぜいたくが膨らみそうデス!心を強く持つよう努力いたします。

MEMO

返済負担率は税込年収に対して住宅ローンが占める年間返済額の割合の事。銀行も30%〜35%位までしか貸してもらえないらしい。

この記事を書いてから大分後の話ですが、めちゃくちゃ予算オーバーしました!

しんち
新築一戸建の購入を決めると、テンションがあがっちゃいます

一軒家の予算は支払い余力を残そう

我が家では共働きで子供の予定がないので、あまり想定しておりませんが、お子様がいらっしゃる家庭などは特に限界予算で一軒家を建ててしまうのは危険ですね。

将来的な出費が発生する可能性がある場合はそういった事も織り込んで考えた方が安心と考えます。車の買い替えなども家計を圧迫する一因となるでしょう。

我が家でいうと将来大きな出費の可能性がある事は、お互いの両親が健在ですので同居の可能性があります。

また、自営業なので仕事がうまくいかなくて収入が下がる可能性もありますね。

最悪の状況も想定し、夫婦二人ともアルバイト生活になったとしてもなんとかなるような予算が望ましいと考えます。

現在の限界はキケン!

このあとにも触れますが固定資産税や長く住んだ時のリフォーム費用の事もあります。

また、頭金ゼロで住宅ローンを組むことは可能ですが、住宅ローンがおりるまでの支払いをゼロにはできません。

我が家の新築一軒家の予算

しんちドヤ顔

長野県S市は田舎なので土地は安いだろうと考えて予算は3,000万円として、内訳は土地700万円位、建物2,300万円位の予算としました。

新築一軒家のお話を進めていくうちに予算オーバーしそうな気はしますが、とりあえずのスタートの予算は3,000万円をベースにお話を進めていきたいと考えております。

しんち
我が家のケースが皆様の新築一軒家を建てる際の予算設定の参考になれば幸いです

予算も大事だけど、一軒家の住宅ローンが通るかどうかが問題

無理なく返済できそうな予算は決まりましたが、次の問題は自営で住宅ローンを通す事ができるかどうかですね。

自営業で住宅ローンを組むことは難しいと言われておりますが、貸してくれるところはあるのでしょうか?

しんち
住宅ローンが通らなければ、せっかく考えた予算設定も無駄になってしまいます

今は便利でネットを使えば一括で住宅ローンの審査ができる時代のようで、占いのような軽い気持ちでやってみました!

自営業のワタクシでも一応は貸してくれそうな空気が漂う結果が出ました。

2018年11月末に無事、住宅ローン審査通りました!

住宅ローンの審査が通って貸してくれる所があるならば、最初は安めの予算設定にしておりますので、多少の予算オーバーはなんとかなりそうですね。

我が家の住宅ローン

我が家が組んだ住宅ローンは頭金なしで、金利は少し高めですが、35年後の住宅ローン返済完了まで金利が変わらない「フラット35」を選びました。

住宅ローンを組むときにワタクシが考えたことは、史上最低金利に近い時に固定金利で借りてしまえば、今後金利が上昇したとしても支払いは変わらないので安心と考えました。

しんち
これから35年間金利が安いとは限りませんね

住宅ローンの比較

それでは皆様も素敵な新築ライフを!

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