新築一戸建の購入を検討する際、住宅ローンを組むケースが大半だと考えますが住宅ローンの中に含める事ができる支払いについて確認していきたいと考えます。
利用する住宅ローンの会社により、住宅ローンに組み込む事ができるモノとできないモノが微妙に違うようですので、住宅ローンを組む前にしっかりご確認ください。
住宅ローンの金利は一般人が借りる事できるお金の中で一番安いと考えますので、安い金利お金を借りる事ができれば得するのではないだろうかと考えますね。
覚えておかないといけないことは、住宅ローンにいろいろ組み込むと、初期費用は確かに安く済むが、例え金利が安くても35年間払い続けると、利子はそれなりの金額になるという事です。
昔は新築一戸建の建物かかる費用以外もいろいろな費用を住宅ローンに組み込む事ができたようですが、現在は厳しくなっているようです。
住宅ローンに組み込む事ができるモノ
住宅ローンに組み込む事ができる新築一軒家の支払いは以下の通りとなります。
- 土地の代金
- 建物代金
- 工事にかかる代金
- 印紙代(契約書などに貼ります)
- 登記にかかる登録免許税
- 司法書士・土地家屋調査士の手数料
- 住宅ローン手の事務数料
- 火災保険料
- 地震保険料
- 不動産仲介手数料
- 引っ越し費用
- 外構工事費用
結構イロイロな費用を住宅ローンに組み込む事ができますね。
住宅メーカー次第で組み込むことができるモノ
他は住宅メーカー次第と考えますが、我が家では桧家住宅に新築一戸建の建設を依頼するので、見積書の中に予算をとってもらった項目として以下のものがありました。
- カーテン
- 照明類
カーテンと照明類は家具家電に近い気がしますが、桧家住宅の場合は住宅ローンに組み込む事ができるようです。
住宅ローンに組み込む事ができないモノ
住宅ローンに組み込む事ができない新築一軒家の支払いは以下の通りとなります。
- 家電の購入費
- 家具の購入費
- 車の購入費
- 車のローン
新築一戸建の建物にかからない費用は普通ならば、住宅ローンに組み込む事はできないですが、やり方次第では組み込むことができます。
備え付け設備にすると住宅ローン内に
家具や家電などは普通に引越しの時に購入してくると住宅ローンに含める事はNGとなりますが、一戸建のオプション設備として設置するのであれば一戸建の一部となり、住宅ローンに含める事ができます。
備え付けにすることによる注意点
住宅の設備を備え付けにすることによって注意することがあります。
変更とメンテナンスがし辛い
家具や家電などを一戸建の備え付けにしてしまうと、簡単には変更できなくなりますし、家電などは壊れたから買い換えることができなくなります。
家に備え付けになるので修理するにしても人を呼ばないといけないので修理費用は、出張費の分、確実に高くつくと言えるでしょう。
ハウスメーカーのオプションは価格が高め
ハウスメーカーのオプションで備え付け設備にすると、各種設備は普通に購入するよりも高くつきます。
家具に関してはアウトレットで大幅に安く買えたので家具を住宅ローンに組み込むコトを検討されているのであればアウトレットを見てみるのも予算を抑える一手ですね。
コッソリ住宅ローンに組み込む業者もいる
住宅ローンに組み込む事ができないモノを、銀行側が100%把握する事は難しくコッソリ家具や家電などを住宅ローンに組み込んでくれる業者もいるようです。
住宅ローンで注意する事は利息
仮にコッソリ住宅ローンに家具や家電などを組み込んでもらえたとして注意しておきたいのが利息となります。
住宅ローンの金利は他のローンと比べると金利は安いですが、35年間利息を払い続けると結局、高くつきますので注意が必要になってきます。
コッソリ住宅ローンにいろいろな費用を組み込むことに成功して、100万円確保できたとして、2019年6月現在のフラット35の住宅ローン金利は1.27%で35年払いが可能、家電や家具のローンにかかる金利は大体5%で5年払い程度となります。
毎月返済額 | 総返済額 | 利息 | |
フラット35 | 2,950円 | 1,239,156円 | 239,156円 |
普通のローン | 18,871円 | 1,132,270円 | 132,270円 |
計算した結果からするといろいろな費用を住宅ローンに組み込む事ができるなら、月々の支払いを抑えることはできますが、支払い総額としては大分大きくなるので、長い目で見ると住宅ローンにいろいろ組み込む事は損と言えるでしょう。
ただし、家具家電費用100万円を1.27%の金利で5年払いと考えて繰上げ返済するならばこの限りではありません。
このように考えると、毎月の返済額は17,210円となり、総支払額が1,032,611円、利息は32,611円となります。
繰上げ返済なら住宅ローンはお得
手元にお金がなく、住宅ローンに組み込んだ分の費用を繰上げ返済するならば、住宅ローン金利や安いのでお得になる可能性はあると言えるでしょう。
新築一戸建が建ったあとに家具家電をローンで購入するならば、金利は住宅ローン金利を下回る可能性は低いですからね。
注意点としましては、住宅ローンに禁止されているものを組み込むことが銀行になどにみつかると住宅ローンがおりなくなったり、規約違反で一括返済を要求されることもあるようです。
また、なんでも住宅ローンに組み込むと計算が狂った時の立て直しが難しくなりますので、我が家としては住宅ローンに組み込む費用はなるべく抑えた方が良いと考えます。
住宅ローンに関しては無料でネットを使って一括でいろいろな会社で審査してもらえる「fa-share-square-o住宅ローン一括審査申込」というサービスもありますので、こういったサービスを使って最適な住宅ローンを探しましょう。
自営業と言う理由もありますが、2019年6月現在は史上最低金利の部類ですので、金利が低いうちに金利を固定できると良いのではないかと考えました。
家を購入すると固定資産税がかかりますので固定資産税のことも忘れずに資金計画に入れましょう。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!