田舎で注文住宅を購入する際、安く購入するにはどうしたら良いかを考えると、会社の決算時期を利用して値引きを引き出してみるのも手ではないでしょうか。
注文住宅の建築を依頼する会社が株式会社であるなら決算時期は株主に対して良い数字を見せたいはずですので、決算の時はいつもより大きな値引きが通る可能性もあります。
営業マンとの関係を良く保って、会社の決算を利用すると注文住宅の値引き交渉をする際に効果があるかと考えます。
注文住宅の決算時の値引き
注文住宅を建てる際、なるべく早い段階でいつでも契約できる状態に持ち込んで、割引率が多い時期に契約できるようにすると良い値引きを引き出せるのではないかと考えます。
営業マンも、契約が沢山とれた月よりも契約が取れない月の方が契約が欲しいので、こういった時期も値引きを引き出しやすいといえるのですが、正直に話してくれる事は稀ですので、見極めるのが難しいです。
営業マンの成績が悪い時を把握するのは難しいので、会社の都合で契約が欲しい時期など調べればあるはずですよね。
契約が欲しい時期は決算
ハウスメーカーの多くは株式会社で、株式会社には決算というものがあってこの決算の時の数字を株主に対してなるべくよく見せたい心理があります。
なぜ株主に対してなるべく決算の数字を良く見せたいのかというと、上場企業の場合決算の数字が投資家の投資判断材料となるからです。
ワタクシが田舎で新築の注文住宅の建築をお願いする桧家住宅さんはヒノキヤグループという上場企業の中の企業の一つです。
ヒノキヤグループの決算
決算の時期は会社によって違うようですが、ヒノキヤグループの決算はホームページを調べると12月との事。
ヒノキヤグループは丁度我が家の契約時期が、決算前なので契約が一件でも多く欲しいと考えます。
※値引き交渉もやりすぎると営業マンとの関係が悪くなるので、ほどほどにしましょう!
決算時期の会社
丁度今、ヒノキヤグループは決算前で決算の数字を少しでもよく見せたい為、値引きがアツい時期になっていると想像します。
少しでも決算書の数字をよく見せたい会社は営業マンにプレッシャーをかけていて、営業マンの権限以上の値引きも期待できるかもしれませんね。
上司:「決算前に契約とれなそうなお客さんはいなのか?」
営業マン:「もうちょっと値引きすれば契約できそうなお客さんがいます!」
上司:「じゃ決算前だし、仕方ない。もう少し値下げして契約とってこい!」
的なやりとりを決算時期は営業マンが上司としているかもしれません。
※あくまでイメージデス。
決算前に契約寸前の状態にする
決算前に契約寸前の状態まで持ち込むにはどこまで終わらせば良いかという事を考えていきます。
新築一戸建の家を建てる為の契約寸前の状態とは?
契約前に何をどこまで終わらせておくべきだろうかというと、以下の通りです。
- 土地が決まっている
- 間取りや設備が決まっている
- オプション等が決まっている
- 外構が決まっている
- 月々のローンが払える金額か確認
- 住宅ローンの本審査でOKが出ている
外構は別の業者を使ったりするのであれば後回しで良いと思います。
因みにですが、外構費用も家の見積書の中に入っていると住宅ローンの中に組み込めますが、家の見積書に外構費用が入っておらず、後から外構をやろうとすると住宅ローンに組み込めなくなるようですので、ご注意下さい。
注文住宅の値引きの注意
田舎で注文住宅を建てる際、値引きに関して気を取られすぎるのも考えもので、知っておいた方が良い点が、「注文住宅の定価はない」ということです。
同じ金額の注文住宅はない
注文住宅は電化製品などとは違い、同じ市内に、同じ間取り、同じ仕様の家を2種類の土地で建てようとした場合でも、同じになる可能性は低いです。
同じ仕様の家を建てるにも、道の入りやすさ、出てくる残土、地盤、行政の条件など様々な要素で原価が変わってきます。
業者によって仕入れ値も違う
さらに言うと、建築資材も多くの業者はカタログに記載されている金額から値引きをもらって仕入れておりますが、メーカーによって貰える値引きも違います。
カタログの金額ベースの見積書ならば相当な割引を貰えるでしょうが、メーカーによって見積りに仕入れ値から値引きされた見積りもあるでしょうし、定価の見積りもあります。
注文住宅の総額は後半まで総額が出しにくいので追加費用をいじることなどもできます。
限界値引きを引き出そうとすると、注文住宅は数字を高く出し、値引きが多いように見せる事もできますのでご注意くだしさい。
我が家での値引き
我が家では桧家住宅の「Z空調」という全館冷暖房システムが魅力的だった点と、営業との相性でサクっと住宅メーカーを決めました。
我が家ではあまり決算を意識してませんでしたが新築一戸建に対して割と勉強した今では、会社の決算時期を利用して値引きを引き出すといったテクニックもありかと考えて書いております。
逆にいうと、住宅を建築する際ハウスメーカー選びも決算時期を逆算して進めるとお安く家を買うテクニックの一つとなるのではないでしょうか?
我が家が契約まで行った打ち合わせ回数となります。
我が家の場合、最初にハウスメーカーへ足を運んだのが2018年9月で、現在は11月で11月中には契約できそうな流れとなっております。
我が家と同じスケジュールで皆様の新築一戸建の打ち合わせが進むわけではありませんが、決算前に行う打ち合わせ回数などを逆算すればおおよその時期が見えるのではないでしょうか。
注文住宅の契約のタイミング
家の値引きで決算ばかり意識していると他で損する可能性もありますので、ご注意ください。
例えば、2019年には消費税の増税の時期がありますがありますが、値引き交渉で契約を引っ張った結果、消費税が増税する可能性もあります。
2019年3月前に契約すると、家の完成が2019年10月以降であっても、消費税8%の状態で新築一戸建が買えるようです。
他にはもらえるはずの補助金が定員に達してもらえなくなる事も考えられますので、ご注意ください。
我が家は運良くヒノキヤグループの時期的な都合で少し安く家が手に入るかもしれません。
新築一戸建の建設を依頼するハウスメーカーも決算と契約の時期を計算して選ぶと良い値引きが貰える可能性はありますね。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!