我が家では新築一軒家を建てる際、固定金利で住宅ローンを組む事を選択しましたが、住宅ローンを考える際にどちらの金利タイプが良いかは人それぞれの年齢や家族構成にもよると考えます。
変動金利と固定金の意味と、なぜ我が家が新築一戸建を建てる際に固定金利を選んだのかについて書いていきます。
因みにですが、住宅ローンは新築一軒家の購入を決断する2年前から勝負が始まりますので、住宅の購入を検討するなら早めに住宅ローンを通すための準備をおすすめします。
変動金利とは
住宅ローンを返済途中に定期的に見直される金利となり金利が上がれば返済額が多くなり、金利が下がれば返済額が少なくなります。
将来的に金利が上がるリスクがありますが、金利を安く抑えたいのであれば変動金利が良いと考えます。
変動金利のメリット
- 固定金利よりも金利が低め。
- 金利が上昇しなければずっと低金利となる。
変動金利のデメリット
- 金利が上昇すると月々の支払が増えるので不安。
- 2018年だとアメリカ大統領のトランプさんが暴れると、どう転ぶかわからない!
変動金利を選ぶのに向いている人
変動金利での住宅ローンは、借入額が少ない場合や繰上げ返済をする気満々な人が向いていると言えるでしょう。
これから先、お子様の教育費などでお金がかかる時期がくる可能性がある人は金利が上昇して、返済額が増えるリスクを抑えるために固定金利の方が良いかもしれません。
もちろんリスクもあるのでリスクを考慮しましょう。
最悪の場合、一番お金がかかるであろうお子様の高校や大学入学の時期に金利が上がっている可能性もありますので常にチェックが必要ですね。
固定金利とは
固定金利とは、住宅ローンを借り入れた時から決まった金利で返済まで固定されるフラット35などが固定金利にあたります。
安定して住宅ローン返済をするのであれば金利が最後まで変わらないので、金利が上がって返済額が増える心配がありません。
固定金利のメリット
- 金利が固定されてるので月額返済額さえ死守すればOK
- 2018年だとアメリカ大統領のトランプさんが暴れて、世界をグチャグチャにしても気にしない。
固定金利のデメリット
- 変動金利よりも金利が高め。
- 低金利が35年続いた場合、変動金利よりも支払い総額は増える。
固定金利を選ぶのに向いている人
金利動向などのチェックをしない人、ギリギリのローンで月々の返済額が上昇すると困る人などが固定金利に向いていると言えるでしょう。
あとは、未来はわからないので低金利のうちに低めの金利で固定したい人も固定金利に向いていると言えるでしょう。
今後の金利を考慮すると
2018年現在、金利が今より下がる事は考えにくいと考えておりますが、ワタクシはエコノミストではないので、ざっくりとした説明となります。
今後の金利動向
2018年現在でも金利が低く、これ以上金利を下げるには金利をマイナスにするしかないと考えますが、一般の人の金利が0以下のマイナスとなると、銀行にお金を預けたら、預金が減るという事になります。
一般預金の金利がマイナス金利となったら皆預金を下ろすでしょうが、皆が一斉に預金を下ろすと、銀行は仕事になりません。
仕事がない銀行はやがて破綻してしまうでしょうが、企業である銀行がそういった事を選択するでしょうか?
このような思考回路から、金利はこれ以上ガッツリ下がる事はないが、住宅ローンを組んで35年間低金利が続く事はありえますが、現在以上に金利は下がらないので、動くとしたら金利は上がるしかない事になります。
限界まで低金利の恩恵を享受したいか、安心料だと考えて今のうちに金利を固定するかが変動金利と固定金利の差となります。
我が家の結論は固定金利
以前の記事で勉強した、昔の人のクレイジーな支払い総額が今後35年以内に訪れないとも限らないので、超低金利の現在で金利を固定しちゃうのが安心と考えました。
因みに頭金ゼロは可能ですが、住宅ローンが下りるまでの支払いをゼロに抑えることは難しいです。
固定金利の安心感を選びました
昔の人は返済期間中に金利6%付近から1%付近まで落ちたのと逆で、金利1%位で借りたつもりが35年以内に金利が爆発して6%付近までいかないとも限らないです。もっと爆発するかもしれないし!
病気や事故で返済予定が狂っても平気
現在の固定金利で多少金利を上乗せして物凄く手厚い保障で住宅ローンが組めるコースもあるようです。
ガンなど特定の病気になったら残債保障、災害にあったら残債保障かもあるようです。
我が家は35年間低金利が続いたとしたら支払い総額は変動金利よりも増えるのは覚悟しております。
頭金ゼロで新築一戸建を購入するので固定金利に手厚い保障は住宅ローンを組む為の安心料と考えます。
固定金利の金利が決まるタイミング
固定金利の金利は毎月変動しておりますので、自分が組んだ住宅ローンの固定金利が決まるタイミングいつだろうと考えませんか?
固定金利の金利が決まるタイミングは、新築一戸建てが完成し、家の引き渡し手続きの時となります。
住宅ローンの審査に通った時の金利と新築一戸建てが完成し、引き渡しの手続きが行われる際の金利が違う可能性が高いでしょう。
この記事を書いた1年後…
この記事を書いてだいぶ経った2019年10月現在、我が家の新築一戸建のお話はだいぶ進んで、2019年11月に完成する予定です。
住宅ローンの金利ですが、ラッキーな事にこのブログを書いていた2018年当時想定していた1.41%よりも金利が下がって1.17%程度におちつきそうです。
住宅ローン金利を安くおさえるなら
限界まで住宅ローンの利子を安く抑えるなら、ネットを使って無料で色々な金融機関で住宅ローンの審査をしてくれる「fa-share-square-o住宅ローン一括審査申込」辺で探すといいかもしれません。
住宅ローンの一括審査のメリットとしては通常、一箇所ずつ審査して落とされると、銀行側が参考にする資料に履歴に残るようです。
どこかの銀行の住宅ローン審査で落とされると、それが次の審査に知られてしまい、不信がられて、落とされる確率が上がってしますようです。
最初は変動金利で住宅ローンを組んで、毎日金利をチェックして金利が上がりそうな気配を感じたところで固定金利に乗り換えると限界まで利子を安く抑えられると言えるでしょう。
我が家はリスクを負って限界まで住宅ローンの利子を減らすよりも収入を増やす方法も考えております。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!