住宅ローンは多額のお金を長い期間にわたって返済するので、住宅ローンの返済途中に思わぬトラブルに見舞われて返済が予定通り行かなり、滞納する可能性はありますが、滞納する前に金融機関に相談した方が取れる対策が多いです。
住宅ローン滞納の可能性が出てきたら、金融機関への相談の前にもこのブログで以前書いた収入を増やす方法や無駄な支出を減らすことを実践してみても良いかもしれません。
この記事でわかるコト
滞納しそうになったらすぐ相談
住宅ローンの返済が厳しくなっても滞納する前に金融機関に相談すれば、みなさまが組んだ住宅ローンのプランによりますが、とることができる対策はいろいろあります。
住宅ローンの返済が厳しくなる原因に応じて対策をとることで滞納せずに返済を続けることができる可能性もあがってきますよね。
この時点ならば、滞納の可能性に対して取れる対策はいろいろあるので家を手放すことになる可能性はまだ高くありませんし、家を手放す決断をしたとしても残る借金は少なくて済みます。
- ボーナス払いをしていればボーナス払い月の変更
- 毎月払いのみへの変更
- ボーナス払い併用への変更
- 毎月の返済額の変更や減額
- 元金均等返済から元利均等返済への変更
- 振込日の変更
- 返済期間の見直し
ボーナス払い月の変更で滞納解決
当初設定したボーナス払い月が転職などにより、変更になったことが住宅ローン返済が厳しくなり、滞納の可能性の原因であるならば、ボーナス払い月を変更することで解決できますね。
毎月払いのみへの変更で滞納解決
ボーナス払いを設定していて、会社の業績が悪くなってボーナスが出なくなった場合、ボーナスがでない会社へ転職した場合などは滞納の可能性を減らす方法として、毎月払いのみへの変更で解決することができるでしょう。
毎月の返済額の変更や減額で滞納解決
毎月の返済額がネックで住宅ローンの返済が厳しくなり、滞納の可能性があるならば、無理なく返済できる金額に変更してもらえたり、減額してもらえることもあるようです。
元金均等返済から元利均等返済への変更で滞納解決
住宅ローンをどちらの返済方法で何年間返済したかにもよりますが、住宅ローンの返済方法を変更することで、滞納の可能性を排除し、毎月の返済額が減額できる可能性もあります。
振込日の変更で滞納可決
転職などにより、給料日が変わってしまって返済が厳しい場合には振込日を変更してもらうことによって住宅ローンの滞納を防ぐことができますね。
返済期間の見直しで滞納解決
返済期間を延長してもらうことにより、毎月の返済額を減らすことができますので、毎月の支払い額が大きすぎて住宅ローンを滞納しそうになっている際には有効ですね。
銀行から連絡があるまで滞納はよくない
住宅ローンを滞納すると、最初は電話や書面で銀行から督促されることが一般的でしょうが、放置することにより、銀行からの信用がなくなります。
組んだ住宅ローンにより細かいところは変わってくるかもしれませんが、滞納した場合の概ねの流れとなります。
滞納1ヶ月目あたり
住宅ローンを滞納すると、最初は電話や書面で銀行から督促されるケースが多いでしょう。
滞納3ヶ月目あたり
住宅ローンの契約にもよりますが、3ヶ月以上放置するとあなたの信用情報に「延滞」の事故情報が記録されます。
事故情報が記録されることにより、他でお金を借りづらくなったり、クレジットカードを作ることができなくなります。
滞納6ヶ月目あたり
さらに延滞が続くと、残金を一括で返済することを求められ、この段階で保証会社が住宅ローンを代わりに払って、あなたの家の所有者が保証会社となります。
この段階までいくと、全額返済できるほどのお金が用意できなければ、担保となっているあなたの家は競売にかけられることになります。
滞納した結果、最終的には
住宅ローンを滞納することにより、家は競売にかけられて安く売られて、残った住宅ローンから競売で安く売られた家の金額を引いた分が借金として残ります。
お安く売られたあなたの住宅を買い取った次のオーナーはあなたの状況に一切の配慮なく、立ち退きを要求してくる可能性が高いでしょう。
住宅ローンの滞納解決のために借金はNG
住宅ローンの金利は他のどの金利よりも低金利ですので、住宅ローンの返済がきつくなったからといって他で借金するのはよくないでしょう。
さらに、他で借金をすると翌月から住宅ローンの返済+他で借りたお金の返済をしなくてはいけないので、実質住宅ローンの月額の支払い額が増えることになります。
住宅ローンを滞納しそうになっても早い方が有利
住宅ローンの返済は滞納が発生する前に相談するのがベストですが、滞納してしまったとしてもなるべく早く相談した方が良いと言えるでしょう。
プランの見直しで滞納解決
住宅ローンの返済が厳しくなる原因はプランの見直しで解決できるケースが結構多いので、滞納する前に恥ずかしがらずに、原因を理解してから金融機関に相談した方が良いです。
最悪、家を手放すにしても滞納しない方が良い
住宅ローンの返済が厳しくて、最終的に住宅を手放すことになったとしても、滞納もなく事前に金融機関に相談した場合と滞納を繰り返して住宅を手放した場合では、残りの借金の返済にも影響する可能性もあります。
住宅ローンの滞納もなく金融機関に相談した結果、家を手放すことにしたケースではのこった借金の月額の支払い額も配慮してもらえたりする可能性がありますね。
覚えておこう「滞納する前に銀行に相談」
住宅ローンを組む前から滞納のことを想像するのは嫌ですが、「滞納する前に銀行に相談」とだけ覚えておきましょう。
住宅ローンの返済がうまくいかなくなった時も滞納をしなければ傷は浅いのです!
我が家も新築一戸建を建てる事を決めてから、心が弱いせいか大分予算オーバーしておりますので気をつけないといけませんが、滞納は避けるように頑張りたいと考えております。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!