
新築一戸建の購入を決めて、住宅ローンを考える際、2019年6月現在は史上最低金利に近い状態ですので、数ある住宅ローンの中でもなるべく安い金利を選びたくなりますよね。
新築一戸建の購入を決め、住宅ローンの種類についていろいろ勉強すると、最初は変動金利で金利が上がる寸前で固定金利に切り替えることが限界まで住宅ローンの利子を抑える方法になると考えませんか?
または、変動金利の金利は各社バラバラですので、金利の安い銀行にコロコロ借り換えると住宅ローンの利子を抑えることができるのではないかと考えませんか?
一旦組んだ住宅ローンは気軽にしょっちゅう借り換えることができるのかどうかを考えていきます。
住宅ローンを組むためには手数料や諸経費がかかり、住宅ローンの借り換えにも当然かかってきますので、この費用を忘れてはいけませんね。
住宅ローンの借り換えにかかる費用
住宅ローンの借り換えにかかる手数料や諸経費は借入金額や残りの期間によるところが大きいので誰でも同じ金額がかかるわけではありません。
この記事ではざっくりですが、正確な費用は銀行や司法書士に見積もりを取りましょう。
住宅ローンの新規手続き
住宅ローンの借り換えの際、新しい住宅ローンを組むためには、新規で保証料、事務手数料、印紙代がかかってきます。
現在の住宅ローンを完済する手続き
現在の住宅ローンを終わらせるためにかかる費用として、全額繰上げ返済手数料、保証会社事務手数料がかかります。
登記手続き
住宅ローンの借り換えには、家を担保に住宅ローンを組むと考えますが、担保として家を設定するための登記手続き費用もかかります。
歳をとると借り換えしづらい
歳をとると、リストラや病気の可能性も上がってきて、銀行からしてみるとリスクの高い人となりますので、住宅ローンの借り換えはしづらい状況になります。
定年後の年金生活の人や嘱託社員となっているような人は住宅ローンを組んだ時から比べるとだいぶ年収が下がっているケースが多いでしょうから、銀行からして見るとリスクが大きい人となりますね。
住宅ローンの借り換えは慎重に
住宅ローンには手続きがいろいろあって、住宅ローンの借り換えは手続き費用だけでも結構かかりますね。
35年の住宅ローンを組んだとしても決して安くはない手数料がかかりますので、借り換えはせいぜい2,3回程度が限度となるでしょう。
住宅ローンの借り換えは割と少なく見積もっても30万程度かかりますからね。
未来はわからないのでいろいろ想定しよう
我が家は住宅ローンを組む前に最初は変動金利にして金利上昇寸前に固定金利に切り替えることを想像はしました。
住宅ローンの借り換えは携帯のプラン変更などとは異なり、借り換え手数料がかかりますし金融の専門家でもないかぎり、借り換えのタイミングを見極めることが難しいです。
35年の住宅ローンを組んだ結果、金利は現在以上に下がるには限界がありますが、金利上昇の可能性はいつかやってくるのではないかと考えました。
未来はわからないので、このように考えると史上最低金利のうちに固定金利で新築一戸建を建てるという選択肢は借り換えしなくても良いので悪くないのではないかと考え、フラット35を選びました。
月額が固定であるならば、月間のノルマさえ満たせば住宅ローンを払い終える事ができますしね。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!