相見積

新築一戸建を建てる際、相見積をとるべきという意見が多々ありますが、ハウスメーカーや工務店各社、家を建てる際に使用する素材や仕様がバラバラなのでどの会社が一番お得なのかを判断する事が難しいですね。

  • 同じような条件で新築一戸建の相見積を取る方法
  • 新築一戸建の相見積は各社仕様や素材がバラバラなので難しい
  • オーダーメイドの新築一戸建は相見積だけで比較できない
新築一戸建の相見積をとるのであればなるべく同じ条件で相見積を取る必要がありますが、何度も打合せを繰り返せば皆様の打合せのスキルが向上し、条件が固まってくるので後半に打合せをした会社の方が有利になると言えるでしょう。

しんち
特に新築初心者の場合打合せを重ねると知識が増えてくるので家に対する要望も増えてきたりします

新築一戸建の相見積をとるのであれば、なるべく同じ条件で相見積を取らないと各社のコスパを見分けることが難しくなります。

  1. 新築一戸建の打合せを繰り返すと打合せ上手くなる
  2. 新築一戸建の相見積は条件が同じにならない
  3. 完全に同じ条件で新築一戸建の相見積は難しい

コスパの良い新築一戸建の施工先を見分けるためには、新築一戸建に対する要望をなるべく具体的にまとめてから打合せをしなくて済む一括見積サイトなどを利用するのも一つの案です。

しんち
コスパ上位何社かに絞って、担当営業の能力を評価して施工先を決めるのがワタクシ的に失敗しない新築一戸建への近道と考えます

因みにですが、我が家は「桧家住宅」という、ローコストと高級ハウスメーカーの中間あたりの会社で、オプションを沢山つけた家になりました。

桧家住宅を選んだ決め手としては、オリジナル設備の「Z空調」という設備に魅力を感じた点と、担当営業が信頼できそうという点になりました。

我が家は2019年11月末に無事新築一戸建が完成し、多少の失敗やトラブルはありましたが快適に新築一戸建で住んでおります。

新築一戸建の打合せを繰り返すと上手くなる

打合せ

新築一戸建を購入する方は、家を購入するコトが初めての経験で、あまり新築一戸建の知識のない状態からスタートする方が殆どと考えます。

新築一戸建を建てるためにどこの会社がお得なのかを色々と調べて知識がつき、最新の設備を知るコトで新しい要望も出てきて、打合せの回数を重ねると打合せが上手になってくるでしょう。

しんち
新築一戸建の知識や経験がレベルアップするとフラットな相見積を取るコトが難しくなります

知識が増えると新築一戸建への要望が出てくる

要望

家の建て方があまりよくわからない状態から初めた初心者は住宅展示場で質問を沢山して、打合せを重ねたり、モデルルームを見て新築一戸建の知識が増えて行くにつれて家に対する要望が具体的になっていくでしょう。

築14年の賃貸アパートに住んでいた我が家は最新設備などを知り、便利そうな設備は新築一戸建へ取り込みたくなりました。

しんち
賃貸アパートの設備は家主の固定資産税の関係で最新であってもランクが低いです

新築一戸建への要望の伝え方が上手になる

打合せ

住宅展示場へ行くと大体10社くらいのハウスメーカーが一箇所に集中しており、全部の会社を回って見積を出してもらうとなると10回くらい初回の打合せをすることになりますね。

最初に訪れた会社と最後に訪れた会社では皆様の要望の伝え方の上手さが変わってきますので後半の会社の方が皆様の要望にあったプランを提案するコトができると言えるでしょう。

モデルルーム見学を繰り返すと色々見て、新築一戸建に対する要望が増えて行く可能性が高く、皆様の要望の伝え方が上手くなりますので、前半の会社は新しい要望を聞いていないので皆様の要望にあったプランを出しにくいと言えます。

新築一戸建の相見積は同じ条件にはならない

比較

新築一戸建の費用はかなり複雑で、建築を依頼するハウスメーカーや工務店を決めて間取りのOKを出しても、選んだ土地による追加費用などが発生しますので後半まで総額が見えてきません。

しんち
土地の状態次第で地盤改良工事が必要になるかどうかは着工直前まで見えません

更にハウスメーカーや工務店で使用する材料や標準仕様の設備が異なるので色々な要素で比較しづらいです。

規格住宅と自由設計

間取り

家を建てるとヒトコトで言っても建て方は色々とあり、大雑把に分けるとハウスメーカーが作った間取りの家を皆様が選んだ土地に建てる「規格住宅」と皆様がハウスメーカーや工務店のルール内で自由に間取りを考える「自由設計」があります。

同じハウスメーカーの中でも規格住宅の中からお気に入りの間取りを見つけるのと、自由設計で好きな間取りを作るのでは料金が異なり、自由設計の方が料金が高くなります。

新築一戸建を建てる際は、同じハウスメーカーでも規格住宅にするのか、自由設計にするのかで料金が変わってきます。

しんち
因みに桧家住宅の場合、「自由設計」を選ぶと同じような広さの規格住宅と比較して50万円〜100万円程度高くなるとのことでした
自由設計を選ぶのであれば、工務店の方がハウスメーカーよりも安く、自由度が高くなると考えますが、工務店での新築一戸建は分厚いカタログから設備の一つ一つを選んだり、書類の手続きが多くなるので大変になります。

相見積をとっても各社バラバラな付帯工事費

見積

新築一戸建を建てると土地と建物の価格以外に、色々と費用がかかっておりますが、付帯工事費や諸費用のの部分細かい名称が各社バラバラだったり、どこまでが建物の価格内に含まれるのか、付帯工事費の内訳が各社バラバラなので比較しづらいです。

新築一戸建の相見積をとる際は「建物の価格+付帯工事費」のセットで考えると良いと言えるでしょう。

各社バラバラな材料や標準仕様

設備

ハウスメーカーは何も言わなくても、最低限ハウスメーカーの基準で採用される断熱材や材料を使って家を作り、風呂場やキッチンなどもそれなりのいいモノを入れてくれたりしますが、ハウスメーカーによって採用される設備のランクが異なります。

しんち
工務店に新築一戸建の建築を依頼するなら不要な部分はランクを落として金額を削れるでしょう

価格にこだわりすぎると、ハウスメーカーは一定基準以上に落とさないでしょうが、工務店などは素材のランクを大幅に落とすコトが可能になりますので「とにかく安く作ってほしい」は注意しましょう。

工務店を選ぶなら一定基準以上にランクを落とすと問題が出てくる点を指摘してくれる会社が良いですね。

土地探しから始めると更に複雑

土地

土地探しもハウスメーカーや工務店に相談すれば、殆どの会社で提携している不動産屋を紹介してくれたり、ハウスメーカーが一括で買い上げて開発中の土地を紹介してくれます。

しんち
土地探しからお任せするコトができます
ハウスメーカーや工務店も独自のルートから土地の情報を得ているコトが多いので、提案される土地の利便性や坪単価も異なれば、土地の広さも変わってくるでしょう。

完全に同じ条件で新築一戸建の相見積は難しい

新築一戸建

皆様が新築一戸建の打合せと繰り返すごとに打合せのスキルが向上して行く点とハウスメーカーや工務店で使用する材料や標準設備の価格が異なるので「完全同じ条件での新築一戸建の相見積」を取ることが難しいと言えます。

新築一戸建は店売り商品ではない

商品

新築一戸建ては型番が決まった家電のように同じ会社が製造して、お店に並んでいる商品とは異なり、皆様の要望や選んだ土地の環境にあわせた一点モノのオーダーメイド商品となります。

オーダーメイド商品の相見積は難しい

同じ商品をどのお店がお得か比較するのであれば、単純に価格が安い店を選べば良いですが、オーダーメイドの商品は価格の比較検討が難しいですね。

しんち
新築一戸建のコスパに関しては初心者では比較検討するのが難しいと言えます

新築一戸建の場合、相見積をとって価格だけ比較しても本当にどこの会社がお得なのかを判断する事が難しいと言えるでしょう。

新築一戸建の相見積の比較方法

比較検討

新築一戸建の相見積はコスパを見破るのは難しく、単純に価格が安いというだけでは家の性能が低い可能性がありますので難しいですね。

新築一戸建を建てた経験者として考えられる相見積の取り方は、紙に新築一戸建の要望を記載して住宅展示場を周り、なるべく同じ条件で見積を作ってもらうコトか、同じ条件を元に複数のハウスメーカーや工務店に新築一戸建の相談ができる一括見積サイト使うコトと言えます。

我が家で施工先を決めた理由

ハウスメーカー

新築一戸建の購入を決めた時、住宅の素人であった我が家は条件がバラバラになってしまいましたので、あまり見積価格に意味はありませんでしたが、相見積をとったコトにより勉強になりました。

相見積を依頼する時の担当の方の人柄がわかったりするので、価格以外の部分を考えても相見積はとった方が良いと考えます。

しんち
質問も沢山できるので最低でも勉強にはなります

我が家にとって新築一戸建の施工先を決める決め手となったのは桧家住宅のオリジナル設備である「Z空調」と、担当営業が信頼できる人だと感じた点です。

施工先を決める際は価格も重要な要素ではありますが、担当営業の提案力や相性等は価格に反映されませんので、こういった要素も含めて評価しても良いのではないかと考えました。

オリジナル設備が気に入った

桧家住宅のオリジナル設備である「Z空調」は、常時家の中を高性能なエアコンで温めたり冷やしたりする全館空調で、家の中の温度を一定に保つ設備です。

長野県S市は寒冷地で、賃貸アパートに住んでいた頃は灯油ストーブを使用しておりましたが、灯油が切れるとどんなに寒くても買いに行かないといけない点に不満がありましたが、エアコンであれば灯油は不要になりますので魅力を感じました。

担当営業が信頼できそうだった

我が家が、「桧家住宅」の担当営業が信頼できると評価した点は以下の通りです。

  • 担当営業が建築学科出身であるコト
  • 家を建てた後のコトも考慮して意見を聞かせてくれたコト
  • 土地の確保や補助金、減税関連、住宅ローン関連の手続きを任せてOKな点
  • わからない質問は「調べておきます」と言ってくれるコト
  • 他のハウスメーカーを回った後で思いましたが、他社を悪く言わなかったコト

手続き関連は普通に他のハウスメーカーでもやってくれるのではないかと考えますが、他の項目は担当営業次第で我が家が評価した点となります。

担当営業次第で、満足のいく新築一戸建を建てられてるかどうかが左右されると考えますので、担当営業との相性も価格と同じくらい大事な要素となると考えます。

しんち
特に自由設計の間取りを考える場合は担当営業の力が大きく影響すると考えます
注意点として、このブログは桧家住宅で新築一戸建を建てた人が書いているので桧家住宅寄りになっておりますが、桧家住宅を選んでも我が家を担当した営業が皆様を必ず担当するわけではないので桧家住宅をおすすめするわけではありません。

しんち
長野県の近隣であればお問い合わせ頂ければ営業所と担当営業のご紹介は可能です

新築一戸建への要望を紙にまとめて各社へ提出

書類

新築一戸建の打合せを繰り返すたびに打合せのスキルが上がったり、知識が増えて要望が増えたりするおかげで完全に公平な条件の相見積をとるコトが難しいというコトはこの記事で申し上げました。

あらかじめ新築一戸建に対する間取りや要望を紙にまとめておき、住宅展示場へ訪れる際に紙を渡して「公平な条件で相見積が欲しい」と言えば公平な条件で相見積をとるコトができるでしょう。

打合せへ行けば、モデルルーム見学で各社の最新設備が見学できたり、各社の特徴がわかるカタログが貰えたりしますので、時間はかかりますが勉強になります。

しんち
我が家はあまり多くの会社を回らなかったのですが、今思えば色々見てると楽しいのでまわっておけばよかったなと感じております

タウンライフのようなサイト

タウン

完全に公平な条件で相見積をとるのであれば、「タウンライフ 家づくり」という、一括で相見積取るコトができるサイトもありますので利用してみると良いでしょう。

  1. 同じ条件で新築一戸建の相見積が取れる
  2. 間取りの提案力と規格住宅のカタログが貰える
  3. ハウスメーカーや工務店の特徴が打合せなしでわかる

住宅展示場を回ると一社あたり1時間程度はかかると考えますが、タウンライフは入力した条件が希望したいハウスメーカーや工務店に送られてきて間取りのサンプルが送られてきたり、土地の提案や資金計画の提案もしてくれます。

住宅展示場で貰えるカタログは無料ではありますが、住宅展示場へいくと1時間近く時間をとられますので、家関連のカタログは皆様の1時間と同じ価値があると言えます。

しんち
ワタクシとしてはカタログが貰えるのが大きいと考えます

「タウンライフ 家づくり」なら短時間で色々な会社のカタログが貰えたりもするので時間の節約になると言えるでしょう。

出会いも超重要

それでは皆様も素敵な新築ライフを!

スポンサーリンク