田舎の寒冷地だとガスと灯油が高く、オール電化にするとどうなるかを考え、我が家では新築一戸建をオール電化で建てる事にしました。
寒冷地で新築一戸建をオール電化で建てるメリットとデメリットについて考えていきます。
寒冷地のオール電化について
寒冷地における新築一戸建のオール電化について考えていきたいと思います。
寒冷地の賃貸アパートでの光熱費
現在ワタクシが住んでいる賃貸アパートでは雪はあまり降りませんが、夜は-10度近くまで寒くなる寒冷地です。
オール電化の暖房で平気なのかというと、我が家が新築一戸建の建設を依頼する桧家住宅によると、「Z空調」という全館冷暖房システムにより、灯油やガスストーブなどは不要とのことでした。
現在、我が家はオール電化ではない賃貸のアパートに住んでおり、家で仕事をしていて家にいる時間が長いせいか、光熱費が結構かかっております。
2018年10月の光熱費は電気代・ガス代と、暖房器具が灯油ストーブとなりますので、灯油代も入れて考えます。
我が家では大体一週間で18Lの灯油のポリタンクが空になります。
冬は灯油を月4回灯油を入れる事になり、2018年10月現在の灯油価格は18Lで約1700円となります。
種類 | 料金 |
電気 | 15,825円 |
ガス(プロパンガス) | 6,241円 |
灯油 | 6,800円 |
合計 | 28,866円 |
現在新築のお話を進めている桧家住宅さんによると、石油ストーブは不要で、Z空調のみで冬も過ごせるとの事でした。
クソ寒い中灯油を買いに行く辛さからは解放されると思うと嬉しいです!
夜中とか変なタイミングで灯油が切れると結構辛いです。
以前は関東に住んでおりました際は都市ガスで、ガス代はあまり気にしておりませんでしたが、長野県に移住してきてプロパンガスのガス代が凄く高いと感じるようになりました。
外食が多いので、料理ではあまりガスを使っていないにも関わらず6,241円!
新築で一戸建を建設するにあたってオール電化にしたら光熱費は下がるのだろうかと考えました。
オール電化ではない賃貸の電気を考える
我が家は長野県に住んでいるので、中部電力のエリアとなります。
プラン名等は他の地域ですと違うと思いますが、似たような物があるのではないでしょうか?
電気料金の内訳には他に基本料金とかありますが、ここでは省きます。
オール電化ではない家の従量電灯B
請求書を見ながら、プランを見ていきましょう。
「従量電灯B」というプランで40A契約となっており、「従量電灯B」は使った電力により、単価が変わるようです。
我が家は2018年10月に496kWhの電気を使っているようデス。
そして、電気を使っている時間帯は昼過ぎから午前5時あたりの夜が多いようです。
段階 | 1kWhあたりの価格 | 金額 |
最初の120kWhまで | 20.68円 | 2,143円 |
120kWhをこえて300kWhまで | 25.08円 | 4,006円 |
300kWhをこえる | 27.9円 | 4,929円 |
基本料金や税金を除いた、電気を使うだけで合計11,078円使っているようデス。
オール電化用のスマートライフプラン
スマートライフプランはオール電化用のプランで時間帯毎に電気の単価が変わるプランとなります。
この記事を書くまで電気の事なんて気にした事がなかったのですが、オール電化の設備がない今住んでるアパートでも契約プランを見直したら電気代が下がりそうですね。
このプランにはオール電化用の機材を設置しないといけないみたいですが、皆さまも見直しては如何でしょうか?
時間帯によって価格が異なり、赤の時間帯が1kWhあたり38円・緑の時間帯が1kWhあたり28円・青の時間帯が1kWhあたり16円だそうです。
我が家は夜も電気を使い、赤の時間は半分寝ているので結構節約できそうです。
496kWhの内、正確な使用時間帯はよくわかりませんので、比率で計算していきます。
デイタイムは13時〜17時の4時間、@ホームタイムは4時間、ナイトタイムは朝5時位に寝るので、9時間位でしょうか。
比率で計算するとデイタイム116kWh、@ホームタイム116kWh、ナイトタイム261kWh
時間帯 | 1kWhあたりの価格 | 金額 |
デイタイム | 38円 | 4,408円 |
@ホームタイム | 28円 | 3,248円 |
ナイトタイム | 16円 | 4,176円 |
プラン変更による電気の料金は合計11,832円
ノーマルプランの従量電灯B料金、11,078円より微妙に高いじゃないか!
1日4時間、日中いるだけでも日中の電気使うとダメなのか!
共働きで家に日中いない家庭とかじゃないとお安くならないのでしょうかね…。
オール電化だと
我が家生活スタイルだと電気料金のプラン変更ではあまりお得にならないようです。
オール電化対応の設備がないとオール電化プランへの変更による電気料金の差はあまりないという事になりますね。
オール電化ではない場合のガスを考える
我が家でのガスの主な用途は風呂と料理ですが、プロパンガスなのでガス代が高いです。
風呂
風呂は大体、夫婦で1日1回一人ずつがシャワーを浴びております。
料理
料理はどれくらいしているかというと1日2食、食べており、料理は自炊の割合は朝が週4回、夜は週1回程度です。
長時間煮込む料理等も作らないので、料理にガス代はあまり使っていない事になりますね。
オール電化だと
オール電化だと一番安い時間帯にお風呂用のお湯を作るとの事ですので、ガス代よりは安くすみそうですね。
オール電化だと夜間の安い電気代で作るお湯がお高いプロパンガスで沸かすお湯より高い可能性は低そうです。
オール電化ではない場合の灯油を考える
これに関しては用途は石油ストーブのみですね。
オール電化だと
我が家が建てようとしている家では石油ストーブは不要とのことですので、0円になりますね。
桧家住宅の「Z空調」なのでオール電化じゃなくても0円ですが!
オール電化はソーラーパネルと相性がいい
オール電化はソーラーパネルと組み合わせて使うことが多いですね。
我が家でもオール電化を導入するにあたり、ソーラーパネルの設置を検討しましたが、我が家の生活スタイルだとソーラーパネルの導入は保留となりました。
日中に多く電力を使うような生活スタイルならソーラーパネルの導入もありかもしれないので「fa-share-square-o【住宅用・産業用】ソーラーパートナーズ」などでソーラーパネルの導入もご検討ください。
オール電化のデメリット
オール電化のデメリットも考えていきましょう。
オール電化は昼間の電気代が高くなる
オール電化向けのプランは昼間の電気代が高いですね。
我が家の場合、一番電気代が高い時間帯の半分は寝ているのでガスと灯油にかけている費用を上回る可能性は高くはなさそうですが。
オール電化は設置コストが高額
リフォームするわけじゃないのでオール電化の設置コストは新築一戸建にはあまり関係ないですね。
桧家住宅でオール電化にした場合、オール電化にする為の追加料金をとられるとは言われてないです。
オール電化のIHクッキングヒーターは使いにくいのか
そもそもガスコンロで長年料理をしてきて慣れているわけではないので、オール電化のIHクッキングヒーターでも問題ないです。
どうしてもガスが必要な料理をしたい場合はカセットコンロでも用意しておけばいいのではないかなと思います。
現状たまにする自炊もIHだとダメな内容はないですしね。
オール電化は停電に弱い
オール電化じゃなくてもこれは仕方ないので、長時間停電するような場合は諦めます。
オール電化でも風呂のお湯を貯めるタンクは停電でも温まっているのでお湯は使えるようですね。
寒冷地でオール電化の新築一戸建を選択
考えた結果、我が家ではオール電化にすることによって光熱費が上がる可能性は低いので、オール電化で新築一戸建を建てる事に決めました。
オール電化のデメリットもそこまで酷いと感じないので、オール電化で新築一戸建の建設を進めようと考えました。
オール電化によって光熱費が大して節約にならない可能性もありますがチャレンジしていきたいと思います。
新築一戸建が建ってからの結論
2019年末に無事新築一戸建が完成し、1年が過ぎましたが、我が家の場合、寒冷地のオール電化は節約になったという結果になりました。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!