関東から長野県S市の田舎へ移住した我が家は賃貸アパートに住んでおりましたが、移住後に「田舎に住み続けるのであれば賃貸と持ち家のどちらが良いのか」というコトに疑問を持ち、賃貸の方が持ち家の方が良いという結論に至りました。
- 田舎へ移住して感じた賃貸と持ち家のメリット・デメリット
- 田舎で長く住むなら総合的に考えて持ち家の方が有利かもしれない
- 【快適感・老後・安心・資産】で考える賃貸と持ち家の比較
記事内容は田舎での賃貸と持ち家の比較ですが、田舎へ移住して一生賃貸派だったヒトが、2019年11月末に新築一戸建を建てておりますので「持ち家の方が良い」という結論を出したヒトの意見になります。
持ち家と賃貸の比較は正直申し上げますと、皆様が「住む家に何を求めるか」というコトが一番大事で、我が家は「家で過ごす時間が長いのでなるべく快適な場所が良い」考えております。
なぜ、「家で過ごす時間が長いのでなるべく快適な場所が良い」のかといいますと、我が家は夫婦二人でパソコンを使ってそれぞれ別々の自営業を営んでおりますので、家で仕事をしているためです。
- 金銭面で考える賃貸と持ち家の比較
- 賃貸と持ち家の快適感をイメージ
- 賃貸と持ち家の安心感を考える
- 老後はどう?賃貸と持ち家
田舎へ移住していなければ土地代が高いので新築一戸建を建てるという結論ではなく、中古マンションなども視野に入っていたかもしれませんし、一生賃貸を選択したかもしれません。
金銭面で考える賃貸と持ち家は?
新築一戸建の購入を検討したきっかけは、2018年11月頃は超低金利で、住んでいた賃貸アパートの家賃87,000円を35年間支払い続けるといくらになるのかを軽い気持ちで計算してみたコトです。
賃貸アパートのポストには2,500万円台くらいからの新築一戸建のチラシがしょっちゅう入っていたりするコトもありました。
金銭面で考える持ち家
住宅ローンの最大返済期間である35年内のスパンで考えれば、賃貸も持ち家も同じ月額であるならば、支払額は大して変わらないかもしれませんが、現在40歳のワタクシは35年以上生きる可能性がソコソコあります。
「死ぬまで」の期間を考えると平均寿命まで生きるコトができたとして賃貸よりも持ち家の方が安いのではないかと考えました。
住宅ローン支払い中の金銭面
住宅ローンを返済している間、賃貸でしたら家賃の安い家に引越せば住宅にかかる月々の支払いを下げるコトができますが、持ち家の場合は月々の支払いを簡単に下げるコトができない点がリスクになるといえます。
賃貸の場合は家賃のみを支払っていれば住宅にかかる費用は発生しませんが、家を購入すると毎年「固定資産税」もかかってきますので、ご注意ください。
住宅ローン支払い後の金銭面
住宅ローンの返済が終わった持ち家は、建物の価値が下がった状態の固定資産税は払うだけで、住宅にかかる費用が大幅に下がって楽になりますので賃貸よりも圧倒的に安く過ごすコトができると言えます。
住宅ローンの返済が終わる頃には家が古くなってリフォームをしなくてはいけない箇所が発生している可能性もありますので、リフォームが必要になるケースもあるでしょう。
住宅ローンの返済が終わった持ち家は資産となり、例え購入時よりも価値が下がっていたとしても何かあった時には売れば多少のお金になる点も持ち家のメリットと言えるでしょう。
賃貸の金銭面
賃貸は家賃さえ払っていれば、固定資産税や修繕費のコトを考えなくても良いので、金銭面では気楽と言えますが、家賃は払っても戻ってくるコトがない点と長い目で見ると家賃の総額が持ち家のコストを上回るタイミングがいずれやってきます。
持ち家と比較するために住宅ローンの最長期間である35年以内と35年後以降で考えていきます。
35年以内の賃貸の金銭面
賃貸ならば家賃の支払いが厳しくなった時に家のランクを落とせば簡単に月々の支払いを下げるコトができる点が、「金銭面」での賃貸のメリットと言えるでしょう。
住宅ローンの返済がきつくなって持ち家を手放したとしても、残債0円になる可能性は低いので、借金が残る可能性が高いですが、賃貸は借金が残るリスクがない点は賃貸のメリットと言えます。
住宅ローンは借金ですが、賃貸に住んでいれば借金を抱えるコトもないので、働けている間は賃貸の方が金銭面でのリスクが低いと言えるでしょう。
35年後以降の賃貸の金銭面
賃貸は生涯家賃がつきまとうので、長生きした場合はどこかで家賃が持ち家の価格を上回るタイミングが来るでしょうし、賃貸の家賃は死ぬまで支払い続けるだけで何も残りません。
賃貸も持ち家もリスクはあるが…?
持ち家と賃貸を金銭面で比較すると「持ち家は住宅ローン返済中にリスクがある」と言え、「35年後以降、賃貸は持ち家よりも金銭面で損」と言えるでしょう。
持ち家の場合住宅ローンの返済が終わる35年後以降は老後に突入しているケースが多く、老後のタイミングで住宅にかかる費用が大幅に下がるのは助かりますね。
家を建てる際は住宅展示場巡りや間取り作り、設備計画が楽しい部分で、「住宅ローン」に関する勉強は地味でつまらないですが、家を建てる上で一番大事なので先にガッツリ勉強した方が良いです。
賃貸と持ち家の快適感をイメージ
一ヶ月の支払いが同じ金額の場合、賃貸と持ち家で比較して持ち家の方が快適でないと、持ち家を持つメリットが薄くなりますが、
持ち家は賃貸と比較してどのような点が優れているのかを考えていきましょう。
- 持ち家と賃貸の広さはどれくらい違うのか
- 間取りで比較!持ち家と賃貸
- 賃貸と持ち家では設備のランクが違う
賃貸は大家さんが貸し出して利益を出さなくてはならないのに対して、持ち家は自分の快適感だけを求めて建てるので住みやすさは、よっぽど大家さんに理由がない限り持ち家の方が快適と言えるでしょう。
持ち家と賃貸の広さはどれくらい違うのか
我が家の持ち家と住宅ローンの1ヶ月あたりの返済額と1ヶ月の家賃が同じ物件をしないで探していると以下のような物件が見つかりました。
賃貸アパート | 持ち家(我が家) | |
月額 | 129,000円 | 127,000円 |
間取り | 2LDK | 3LDK |
広さ | 71.02㎡ | 130㎡ |
築年数 | 4年 | 1年未満 |
LDK | 16帖 | 27帖 |
市街地の駅 | 3.6km | 1.5km |
最寄りスーパー | 659m | 500m |
サンプルが2020年3月と、お買い得な物件がなくなった状況だったせいもあるかもしれませんが、月額の支払いが同じだと、広さは持ち家の方が圧倒的に広いです。
更に築年数、長野県S市の中心の駅、スーパーからの距離は我が家の立地の方が優っており、小中学校からの距離は賃貸アパートの方が若干近いですが、我が家も小中学校からの距離を意識しましたので割と近いです。
賃貸物件が一年で最も少ない時期である3月に入居できる物件との比較ですので、持ち家と賃貸の比較はまた今度、物件が多く出回った時に記事のネタにしてみようと考えます。
間取りで比較!持ち家と賃貸
自由設計の注文住宅であれば、間取りに関しては多少妥協したとしても、自分好みに作っているので、自由設計の間取りで建てた持ち家の方が圧倒的に使いやすいと言えるでしょう。
企画住宅や建売であっても一軒家の方が広いと考えますので、各部屋が大きく、賃貸よりは間取りが充実しているといえるでしょう。
賃貸と持ち家では設備のランクが違う
賃貸アパートは設備のグレードが高いと大家さんの固定資産税が上がってしまうので、例え新築アパートの最新設備でも設備のグレードは低い傾向にあります。
分譲マンションなどは設備のグレードが高いですが、田舎だとマンション自体が少なく、分譲マンションが賃貸に出ているケースが少ないので、設備のランクの高い家に住むコトが難しいです。
賃貸と持ち家の安心感を考える
持ち家でも賃貸でも勤務先が倒産したり、リストラに遭う、被災した場合、病気や事故に遭う等の不安はありますが、どちらの方が安心感があるか考えていきます。
- 仕事が上手くいかない場合の持ち家と賃貸の比較
- 被災した場合は賃貸の方が持ち家より気楽
- 事故や病気で賃貸と持ち家は?
概ねは賃貸有利なのですが、万が一働けなくなるとどうでしょうか?
仕事が上手くいかない場合の持ち家と賃貸の比較
勤務先が倒産したり、リストラに遭うような形で仕事が上手くいかない場合は賃貸の方が持ち家よりも安心感の面で考えると、賃貸は家賃の低い家に引っ越せば家賃を抑える事ができます。
持ち家で住宅ローンを組むと月額にかかる費用を下げる事が出来ない点から、仕事が上手くいかない場合に関しては賃貸の方が逃げ道があると言えるでしょう。
仕事が上手くいかない場合は持ち家は賃貸と比べて柔軟性が低いの不利と言えますが、我が家の思考回路としては自営業なせいか、「会社が倒産したりリストラにあっても働けなくなるわけではない」のであまり怖いとは考えておりません。
例えば、夫婦二人で時給1,000円、週休二日でフルタイムでバイトをすると、1ヶ月は平均21日働くことになり、1日8時間働くことになりますので月間168時間働いて、336,000円稼げるコトになります。
我が家の住宅ローンは月額返済127,000円となりますが、きついですがなりますのでなんとかなると考えております。
被災した場合は賃貸の方が持ち家より気楽
2019年には大型台風が来て、台風で被災した方、川の氾濫で被災した方も多いでしょうから、日本中どこに住んでいても、何かしらの水害に遭う可能性もありますね。
万が一被災してしまった場合は賃貸であるならば、自分に過失がなければ多くの災害では「命が助かったなら引越せば良い」と考えますが、持ち家の場合は引っ越しただけでは解決しないですね。
被災に関しては賃貸住宅に住んでいれば火災保険に強制加入となりますので、室内の被害もある程度補償されて、賃貸住宅が住めなくなっても自分に過失がなければ引越せば良いので賃貸有利と言えるでしょう。
持ち家も火災保険に入ったりしますので、被災すれば多少は補償され、大災害であるなら国からの支援もあるでしょうが、賃貸の方が気楽と言えます。
持ち家で被災して建物が壊滅的な状況であっても土地が残るので「命が助かって働くコトさえできれば」なんとかなるので、保険をしっかりかけておけばあまり深刻に考える必要はないのではないかと考えます。
事故や病気の場合で賃貸と持ち家は?
事故にあったり病気にかかったりして働くコトができなくなった場合は賃貸よりも持ち家の方が安心感があって有利ではないかとワタクシは考えております。
働くコトさえできれば金銭面ではなんとかなりますが、働くコトができなくなった時に住宅ローンが残っている状況は持ち家を持つ上で一番のリスクと言えるでしょうが、住宅ローンを組む際には保険に入るコトにいなると考えます。
住宅ローンを組む際、働くコトができなくなった時の保険はよく考えてからかけた方が良いでしょう。
問題は事故や病気で働けなくなった時
事故や病気で一生働けなくなった時、賃貸は一生分の家賃を0円にしてくれることはありませんが、持ち家の場合はしっかりと保険をかけておけば住宅ローンが免除される可能性が高いです。
死亡した場合や「ガン・心筋梗塞・脳卒中」などの三大疾病にかかった場合を想像してみると?
ワタクシが死亡した場合
ワタクシが死亡した場合、住宅ローンの支払いが免除された家が妻のまどりちゃんに残りますので、貸し出して収入の一部にするなり、固定資産税を払うだけで住み続ければ良いですね。
我が家の場合、ワタクシの方が妻のまどりちゃんよりも収入が多いので、夫婦二人で住宅ローンを組んでワタクシが先に死亡した時に、妻だけが生き延びてワタクシの持分だけが免除されても妻の支払いが残ると厳しくなると考えたため、ワタクシ一人が住宅ローンを背負うコトにしました。
ワタクシがガンになって生き延びた場合
ワタクシの独断と偏見のかなりセコイ見通しですが、2020年現在ではガンになっただけで住宅ローンが免除される保険があったりもします。
将来ガンはカンタンに治る時代が来ると勝手に想像しておりますので、カンタンにガンが治る時代になった時に、ガンになったら住宅ローンが免除になるなら美味しいですね。
ワタクシが心筋梗塞になった場合
心筋梗塞は心臓の疾患なので、「死ぬか生きるか」の勝負で、死亡することはあっても、後遺症が残る可能性低いと考えます。
心筋梗塞で後遺症が残る状況は「脳が大きくダメージ受けて生き延びる」という状況は、血が脳に行きわたらなくなって脳の壊死が始まって死ぬ寸前に心臓が蘇生されるコトになりますので、可能性0%はではありませんが低いと言えるでしょう。
生き延びることができれば、心筋梗塞は後遺症が残らないけど、再発する可能性はそれなりにあり、血をサラサラに保つ薬を飲み続けなくてはならない状況なると言えますが、仕事ができなくなる可能性は低いと言えます。
ワタクシが重度の脳卒中になった場合
ワタクシが想像するに、一番厄介なのが重い脳卒中になるコトで、失明したり手が動かなくなるコト、言語障害、文字が理解できなくなるコト、半身不随など脳にダメージを受けた箇所で様々症状が出ます。
働けなくなった場合は持ち家有利かもしれない
パソコンを使ってお金稼ぐ自営業のワタクシ視点ですが、手と目と脳さえ動けば何とかお金を稼げますが、重度な脳卒中で、手・目・脳が動かなくなるとお金を稼ぐコトが難しくなるかなと考えております。
仕事が上手くいかなくても、被災しても働けるのであればお金を稼ぎ立て直すコトはなんとかできるでしょうけど、働けなくなった時に安心感があるのは、「自分がどのような状況になったら困るのかを想像して保険をかけた持ち家」ではないかと考えます。
安心感はギリギリで持ち家有利に一票
勤務先の倒産、リストラに遭った時、被災した時は住宅ローン返済中の持ち家のヒトと比べると賃貸の方が安心感の面で有利と言えますが住宅ローン返済中でも「働けるのであれば、頑張れば立て直せる」と言えます。
可能性の高い災害にはしっかりと保険をかけておくのも「持ち家」を持つ上での安心感の一手と言えますね。
働くことができなくなった場合、持ち家と賃貸の差が出てくると言えるでしょう。
賃貸は一生の住宅費を補償してくれる保険はないが、持ち家ならば住宅ローンを免除してくれる保険があるので、安心感はギリギリですが、持ち家が有利と考えます。
老後はどう?賃貸と持ち家
仕事を引退したあとの老後を、一生賃貸で過ごす場合と持ち家を購入した場合を比較して想像するとどうでしょうか?
持ち家の老後
老後に関しては持ち家で住宅ローンが残っていると、年金だけでは住宅ローンの返済は厳しいというコトが考えられるので、返済方法を考えないといけません。
住宅ローンを無事完成できれば、住宅にかかる費用が大幅に安くなるので月々の生活費もだいぶ楽になって余裕のある老後が遅れる可能性が高いと言えるでしょう。
住宅ローンを完済した老後は、持ち家が資産となっておりますので、売ってお金にするコトもできますので、突然お金が必要になるコトや貸し出して月々の収入を得るコトもできます。
田舎だと持ち家の価値が大幅に上昇する可能性は低いと考えますが、今住んでいる家を売って他の家を購入して引越すコトもできるでしょう。
持ち家の老後は賃貸と比較して少ない金額で過ごすコトができると言えますので、持ち家は住宅ローンを完済さえしてしまえば比較的自由に過ごせると言えるでしょう。
賃貸の老後
賃貸の場合は家賃の支払いが生涯続くので住宅ローンの残った持ち家と似たようなモノですが、持ち家の場合は住宅ローンの完済が近づいていてゴールが見えるのに対して、賃貸の老後はゴールが見えないです。
更に高齢になると、保証人の問題や、孤独死などをオーナーが嫌がって新しい賃貸を借りにくいコトが考えられますので、気に入った家に引越し辛くなるコトも考えられます。
月々の家賃が生涯続くので、賃貸は住宅ローンで借金を背負うリスクがない代わりに持ち家と比較して多くの貯金をしないと厳しくなると言えます。
賃貸の老後は住宅にかかる月々の費用は、住宅ローンを完済し終わった持ち家と比較して多くの貯金が必要になると言えるでしょう。
老後は持ち家有利に一票
老後に関しては、住宅ローンの完済が持ち家と賃貸の有利不利の分かれ目となりますが、老後は持ち家の方が有利であると言えるでしょう。
仕事を引退してから住宅にかかる月々の支払いを安くできるコトは持ち家の最大のメリットと言えます。
賃貸派から家は持ち家派に
我が家は最初は「一生賃貸でもいいかな」と考えておりましたが、賃貸住宅に一生で支払うお金をある日ノリで計算してみたら、「家の購入を考えてみよう」というマインドになりました。
- 金銭面で考えると総合的には持ち家有利
- 賃貸よりも持ち家の方が快適
- 何かあった時はギリギリ持ち家が安心
- 住宅ローンを完済した老後は圧倒的に持ち家
4つのテーマで「持ち家」と「賃貸」のどちら良いのかを考えると、それぞれ有利な部分、不利な部分がありますが、総合的な安心感は持ち家という結論に達しました。
金銭面で考えると総合的に持ち家有利
持ち家を購入して住宅ローン返済中は「借金」というプレッシャーがありますので賃貸と比較すると賃貸の方が気楽と言えます。
持ち家を住宅ローンで購入すると、順調に行けばいずれ完済する日がやってきて完済した時から、持ち家は賃貸と比較すると住宅にかかる費用が安くなります。
一方、賃貸は住宅にかかる月々の支払いが変わらないので長く賃貸に住んでいるといつかは賃貸で支払った家賃が持ち家を上回る日がやってくるでしょう。
持ち家は長生きすればするほど、賃貸と比較して金銭面でお得になると言え、2020年現在の平均寿命を考えると誰でもそれなりに長生きする可能性が高いと言えます。
持ち家と賃貸を金銭面で考えると、長生きできなければ損になるかもしれませんが、平均寿命までの時間を考えると多くのケースで持ち家の方が有利と言えるでしょう。
賃貸よりも持ち家の方が快適
都心部だと賃貸でもランクの高い設備の入った物件もありますが、田舎だと持ち家と同じランクの設備が入った物件はかなりレアと言えます。
賃貸と持ち家を比較すると、同じ月額の支払いであるならば持ち家の方が圧倒的に広い家に住むことができ、間取りも賃貸と比較すると使いやすいケースが多いと言えます。
自由設計で持ち家を建てたら、間取りに関して多少の妥協が必要なケースも多いでしょうが、自分専用に作った間取りとなりますので、家の使いやすさは賃貸と比べると圧倒的に使いやすいと言えます。
何かあった時はギリギリ持ち家が安心
我が家は夫婦二人とも別々の自営業を営んでおり、それぞれの業界内に関する知識がありますので、勤務先の倒産、リストラなど月々の収入が途絶えるコトに対するリスクはあまり怖いと考えておりません。
いつ起こるかわからない災害に関しても土地選びの段階からなるべく災害を避けるコトを考えて、被災する可能性の高い災害に対しては手厚く保険をかけておりますので、被災してもなんとかなる可能性が高いと考えております。
一番怖いのが事故や病気で働くコトができなくなるコトによって住宅ローンの月々の返済がうまくいかなくなるコトで、賃貸ならば一生の家賃を保証してくれる保険はありませんが、持ち家なら住宅ローンが免除になる保険があります。
金銭面、被災に関しては賃貸の方が融通が利くと言えますが、金銭面で困っても働けばなんとかなりますし、被災しても生き延びるコトができれば働けますので持ち家でもなんとかなると言えるでしょう。
住宅ローンを完済した老後は圧倒的に持ち家
仕事を引退した後の年収は大幅に下がりますが、賃貸の場合家賃は仕事を引退したからといって下がることはありませんし、安い賃貸へ引越すにも高齢者は賃貸を借りにくいので引越しづらい可能性もあります。
住宅ローンを完済した家は資産にもなりますので、売って換金もできますし、貸し出して毎月のお金を家に稼いでもらうコトもできますので働けなくなった時に持ち家があると安心と言えますね。
持ち家も賃貸もどこかでリスク
持ち家は働けるうちに住宅ローンという借金を背負って将来に備えるのか、賃貸は住宅ローンというリスクを回避してお金をためつつ老後の備えるのかだと考えます。
持ち家は早いうちにリスクがやってくると言えますし、賃貸は高齢になってからリスクがやってくると言えますので、住宅の購入を検討する際にはリスクとどう向き合っていくのかを考えると良いでしょう。
我が家は夫婦二人とも自営業ですので定年はないので正直一生賃貸でもなんとかなると考えておりますが、賃貸よりも持ち家の方が広さや設備の面で圧倒的に利便性が高い点に持ち家の魅力を感じました。
持ち家の購入を検討した2018年は住宅ローン金利が安くなっているという点も住宅を購入する後押しとなったとも言えます。
持ち家の購入を検討されている方も金銭面や安心感で色々とイメージすると、持ち家を購入するべきか賃貸でいくべきかが見えてくると考えます。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!