我が家が建築中の新築一戸建も完成が迫ってきており、カーテンの打合せが家の完成前にあり、カーテンとヒトコトで言っても種類が色々ありますので勉強して臨みたいと考えております。
厳密に言うとカーテン的なモノは「ウィンドウトリートメント」と言いますが、あまり聞かない言葉ですし、長いのでこの記事ではカーテンとします。
カーテンの打合せの時にはどの窓にどのような種類のカーテンを設置するかを決めないといけないそうですので、我が家のカーテーンを担当する会社のショールームへいってきました。
生地も目的にあわせて沢山種類がありますし、カーテン形状にも沢山種類がありますので、どのような種類のモノがあってどのような特徴があるのかを知っておくと機能的な内装作りの大事な要素となります。
カーテンの種類
カーテンは室内の雰囲気を決める重要な設備となりますので、最近はどのような種類のカーテンがあるのかを知って、オシャレなモノを選びたいですね。
ワタクシのイメージとして、カーテンを決めると言われたら、布とカーテンレールのカーテンの布を決めれば良いのかと考えておりました。
今までウィンドウトリートメント全般をカーテンと呼んでおりましたが、窓周りの設備をウィンドウトリートメントを呼び、ウィンドウトリートメントにはいろいろな種類があります。
- ダブルカーテン
- ロールスクリーン
- シェード
- ブラインド
- プリーツスクリーン
大きく分けると、ウィンドウトリートメントは5種類あり、種類ごとに特徴が違ってきます。
ダブルカーテン
カーテンといえば多くの人がイメージすると考えられるカーテンは、厚い布とレースとカーテンレールで構成されるカーテンと考えます。
ドレープのカーテンとレースのカーテンがダブルでセットになっているので、この形をダブルカーテンと呼びます。
ダブルカーテンは掃き出し窓や比較的サイズの大きい窓に採用されるイメージがありますね。
カーテンレール
ダブルカーテンはカーテンを支えるためにカーテンレールをつけなくてはなりませんので、カーテンレールにも様々な種類がありますので選ぶ必要がでてきます。
カーテンレールにも色々と種類がありますので、カーテン部分と組み合わせるとダブルカーテンバリエーションが豊富と言えるでしょう。
天井に埋め込むカーテンレール
最近では天井にカーテンレールを埋め込んだり、取り付けたりしてカーテンレールがないカーテンをつけることが可能です。
ショールームの方のお話では、天井に埋め込むカーテンレールの事を知っている人がまだ少なく、採用する人は少ないとのことでした。
天井に埋め込むカーテンレールは家を建てる前からカーテンの事を考えないといけないので残念ながらまだあまり普及していないそうです。
我が家の新築一戸建は完成目前で今更変更できませんので、残念ながら天井に埋め込むカーテンレールを採用することはできません。
カーテンレールのないカーテンは窓の周りがスッキリして見た目が良さそうですので、これから新築一戸建を検討されている方には結構よさそうですね。
ダブルカーテンの特徴
ダブルカーテンの良いところは単純な構造ですので故障しにくく、種類が豊富で、布の部分は気分を変えたくなったら簡単に変更できる点となりますね。
カーテンレールからカーテンを外すのも容易で、汚れたら手軽に洗えますし、扱いが簡単なのもカーテンの特徴と言えるでしょう。
ダブルカーテンはドレープ部分に加えてレース部分のおかげで断熱性に優れているので、室内の熱が逃げやすい掃き出し窓や比較的大きい窓に適しているといえます。
ロールスクリーン
ロールスクリーンは一枚の布となりますので、閉じた時にスッキリするのでシンプルに見せたい空間の窓に適していると考えます。
大きい窓にも良いですが、小さい窓や縦長の窓にロールスクリーンを採用しているケースをよく見かけますね。
ロールスクリーンの特徴
ロールスクリーンは開けた時にも上部に布が巻き取られるので、窓の周りがスッキリするのが良いところです。
また、窓の周りだけでなく仕切りとして使用したり、目隠しとしてロールスクリーンが使われていることもあります。
ロールスクリーンは幅広い用途でつかことができる点も、良いところですね。
シェード
シェードはロールスクリーンと似た形ですが、布の部分を巻き取るのではなく生地を折り畳む形で上げ下げしていきます。
生地をあげた時の印象がロールスクリーンがシャープな印象なのに対し、シェードは柔らかい印象となります。
シェードの特徴
ロールスクリーンはシワがつきにくい少し硬めな布を使用しているケースが多いですが、シェード使用されている生地はカーテンと一緒ですので、比較的柔らかい生地が多いです。
掃き出し窓にダブルカーテンを採用した際に、同じ生地を使うことができますので、小窓などにシェードを使うことによって統一感を図ることができます。
ブラインド
ブラインドは何枚もの羽根が組み合わさってできており、羽根の材質次第で色々な見せ方ができます。
縦型のブラインド
縦型のブラインドもあって、大きな掃き出し窓に使われていると高級感があっていいですね。
ブラインドの特徴
ブラインドは見た目がオシャレで、羽根の角度で視線や光の量を調整しやい点が優れていると言えるでしょう。
横型のブラインドも縦型のブラインドも、光の量を調整しやすい代わりに断熱性と防音性はあまり高いとはいえません。
ブラインドを採用する窓は断熱性と防音性に優れた窓であった方が良いと言えるでしょう。
プリーツスクリーン
我が家はショールームへ行くまでプリーツスクリーンの存在を知りませんでしたので最新の設備といった印象を受けました。
ロールスクリーンやシェードと同じタイプで上から吊って、上下に上げ下げすることによって開閉するウィンドウトリートメントとなります
プリーツスクリーンの特徴
プリーツスクリーンの特徴として我が家が良いと考えた点は、下の部分を遮って上からだけ光を通すことができる点です。
ダブルカーテンを半開きにするとしたら中央が開き、ロールスクリーンやシェードを半開きにするとしたら上半分が塞がり、下半分が開くことになります。
掃き出し窓にプリーツスクリーンを採用したとすると、外からの目線が気になる窓の下半分くらいまでは目隠しして、人の視線より高い部分から光を取り込むことができます。
カーテンの種類や選び方の注意
zカーテンなどのウィンドウトリートメントは色々と種類があって、更にこの中から柄やデザインを選ばなくてはいけないので迷います。
部屋の雰囲気も大事ですが、ウィンドウトリートメントを選ぶ際に考えることは、開閉頻度、断熱性・防音性、安全性なども考えた方が良いと考えます。
開閉頻度
ロールスクリーン・シェード・プリーツスクリーンはダブルカーテンと比較して開閉時の操作が多いので、開閉頻度の多い箇所に設置すると操作が面倒になる可能性があります。
ブラインドは光を取り込むだけなら操作は羽根の傾きを調整するだけですので、あまり複雑ではないでしょう。
窓の使い方
また窓の使い方によってもどの種類のウィンドウトリートメントが適しているか変わってきます。
例えば、普段開けっ放しにする時間が長い窓につけるのであれば上から吊るすタイプのロールスクリーン・シェード・プリーツスクリーンは適していないことになります。
上から生地を吊るして、下に錘がついているタイプのウィンドウトリートメントは、風が吹き込むたびにゆれて窓枠にあたり、音が気になるでしょう。
窓の使い方と種類によって最適なウィンドウトリートメントを選びましょう。
断熱性・防音性
2019年以降の新築一戸建であるならば、窓とサッシは断熱性と防音性が高いものを採用しているケースが多いのであまり気にしなくても良いかもしれませんが、ウィンドウトリートメントの種類次第で差があることを知っておきましょう。
ダブルカーテンが一番、断熱性と防音性に優れており、その他は生地次第で、ブラインドが一番劣っていると言えるでしょう。
安全性と耐久性
小さなこともやペットがいない家庭はあまり気にしなくても良いですが、いる場合は安全性や耐久性を考慮した方が良いと考えます。
ダブルカーテン以外は開閉の操作をするために紐や鎖がでいたり、構造がダブルカーテンと比較すると複雑で壊れやすいと考えます。
紐や鎖が子供やペットの届かない範囲に設定するなどの工夫が必要になります。
我が家のカーテン
ショールームを見に行った結果、ウィンドウトリートメントで主流のモノはこの記事で挙げたモノとなりました。
我が家は子供やペットがいるわけではないので、安全性や耐久性はあまり考慮せずに選んで行っても良いかなと考えております。
我が家の内装は桧家住宅のラグジュアリーモダンというスタイルを選びましたので、ラグジュアリーモダンに合うモノを選んでいきたいと考えております。
プリーツスクリーンが面白いなと考えていてどこかで採用してみようかなとも考えました。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!