我が家は夫婦二人暮らしで子供はいませんが、将来マイホームを手放す事や貸し出す事、お互いの両親が健在ですので、将来同居する可能性も考えてファミリーでも住みやすいコトをコンセプトに一軒家の間取りを考えました。
- 夫婦二人と子供二人のファミリーにとって使いやすい間取り
- ファミリー向けの間取りは時間毎の動線を考えましょう
- ファミリーの時間毎の騒音も考えましょう
夫婦二人の要望を取り入れつつ、ファミリー向けというコンセプトで桧家住宅に考えて貰った間取りはだいぶ固まってきました。
ファミリー層にとって本当に通用する間取りであるかどうかを3つのポイントから考えていきます。
- ファミリーに便利な間取りを目指す
- 平日と休日、ファミリーの動線
- ファミリーの騒音も考える
我が家の間取りを元にしておりますが、皆様の間取りに当てはめて間取りの考え方の参考になりましたら幸いです。
ファミリーに便利な間取を目指す一軒家
ファミリーといっても様々な家族構成がありますが、将来家を貸したり手放したりするコトを考えるならば、日本で一番多い家族構成にとって使いやすい間取りとして、少しでも手放しやすくする必要があります。
日本で一番多いファミリーの家族構成
日本で一番多いファミリーの構成を調べてみると、両親と子供二人というコトがわかりましたので、子育て中の両親と子供二人の4人家族が使いやすい間取りを考えるコトにします。
夫婦二人と子供二人の4人家族のファミリー層に適した間取りを考えると、LDK、寝室、子供部屋ふた部屋の3LDKが適正でしょうか。
3LDの間取りは夫婦二人だけで住むには少し広いですが、自宅で二人とも仕事をし、荷物が多い我が家では余っている子供部屋を荷物置き場として使えます。
子供時代の家もイメージ
ワタクシは両親と妹二人の5人家族で、ファミリー向けの4LDKの一軒家に育ちましたが、当時ワタクシが感じた家に対する不便さも今回の間取りで潰していきます。
現在進行中の間取り
我が家の間取りは自由設計で考えいて、既にある程度固まってきておりますので、現状の間取りでファミリーにとって使いにくい部分があるかどうかを確認していきます。
一階の間取
我が家は夫婦二人とも自営業で、自宅で仕事をするのでリビングスペースは可能な限り広く取っており、ファミリーにとっても十分な広さになっているのではないかと考えます。
玄関から家に入り、リビングに2階へ続く階段が設置してありますので、お子様が帰ってきてから2階の子供部屋へいったり、出かけたりする際はリビングを通る必要がありますのでお子様の行動をある程度把握できますね。
ダイニングも置こうと思えば、6人がけのダイニングテーブルを少しキツくなりますが置けるだけのスペースが確保されております。
二階の間取
2階は夫婦の寝室と子供部屋が2部屋あり、風呂場とメインの洗面所も1階のリビングを可能な限り広くとるために2階に持っていきました。
キッチンと洗濯スペースが遠いのは少し不便に感じる方もいるかもしれませんが、浴室乾燥機は洗濯機の隣のお風呂場についておりますし、洗濯スペースからバルコニーへは1階に洗濯機を置いた場合よりも動線が短いので割と使いやすいのではないかと考えております。
小屋裏の間取
我が家は荷物が多いので小屋裏は荷物スペースとして利用する予定ですが、天井が低いので一応部屋としても使え、小屋裏はファミリーでも趣味スペースか荷物置き場として利用できると考えます。
平日と休日、ファミリーの動線
間取りの確認をしたら次に、夫婦二人と子供二人の4人家族の場合、ファミリーのメンバーはそれぞれ平日にどのように動くかというコトと休日にどのように動くかを考えてみます。
イメージするファミリーは、夫婦二人とも共働きで、子供は子供部屋を与えられるくらいの年齢であるなら、中学生と小学校高学年あたりをイメージして考えます。
家の中で家族のメンバーがそれぞれどのように過ごすかは家族ごとに違うので、この記事ではよくありそうな家族を想像して動線をイメージしております。
皆様の家族の動線をリアルに想像した方がより、間取りに対する要望がまとまるでしょう。
平日のファミリーの動線
平日にファミリーのメンバーはそれぞれどのように動くでしょうか?
平日の朝の動線
平日の朝のファミリーの動きとしては、両親の出勤時間と子供の登校時間が被る可能性があり、朝は洗面所を利用する時間が被る可能性がありますね。
我が家の間取りだと洗面所もトイレも1階と2階に作っておりますので、家族の動きが多少被っても何とかなりそうです。
特に子供が女の子だと、中学生になったあたりから朝は髪のセットなどに時間がかかり、洗面所を占領する時間が長い可能性がありますね。
平日の昼の動線
平日の昼のファミリーの動きとしては、夫婦二人とも共働きであるなら、夫婦は勤務中でお子様は学校に行っているだろうと想像しますので、誰も家にいないことになりますね。
平日の夜の動線
平日の夜のファミリーの動きとしては、4人も家族のメンバーがいれば、お風呂の時間とトイレが被る可能性がありますが、我が家の間取りだと誰かが2階でお風呂に入っていても1階のトイレは使えます。
お風呂を2箇所作るの程のお金持ちではないので、お風呂が被った場合は譲り合いでしょうか。
休日のファミリーの動線
おでかけのない休日にファミリーのメンバーは家の中でそれぞれどのように動くでしょうか?
休日の朝の動線
休日の朝はファミリーの動きとしては学校や仕事は休みになり、急いで洗面所やトイレを占領する家族のメンバーは少ないでしょうから、トイレや洗面所の動線が被ったとしても譲る余裕はあるでしょう。
休日の昼の動線
休日の昼のファミリーの動きとして、家族のメンバーが全員揃っていたとして、休日の昼も動線がぶつかる事はあまりないのではないでしょうか。
休日の夜の動線
休日の夜のファミリーの動きとして、夜はみんなでリビングでテレビを見るなどはあるでしょうが、基本的に平日と一緒で風呂の時間とトイレが被る可能性がありますが、我が家の間取りの場合、誰かがお風呂に入っていてもトイレは使えます。
ファミリーの騒音も考える
ファミリーの間取りと動線を考えたら、次はファミリーの騒音について考えて行きましょう。
ファミリーの場合、寝る時間がバラバラだと寝てる人は起きている人の小さな音でも気になると考えますので、上下の騒音と横の騒音を考えてみます。
音の失敗談は新築の先輩方も結構あるようですので、考えた方がよいでしょう。
ファミリーの縦の騒音
我が家の間取りだと、リビングスペースの上は2つの子供部屋で、ダイニングスペースとキッチンの上に夫婦の寝室が配置され、騒音が一番気になりそうなお風呂は玄関の上となっております。
1階と2階の間で騒音が気になる状況としましたら、子供部屋で子供が寝ている時に下のリビングで誰かが大音量でテレビを見る時ですが、両親がわざわざ子供の睡眠を邪魔するコトもありませんね。
夜、夫婦の寝室で誰かが寝ている時にダイニングで大騒ぎする事はあまりないでしょう。
我が家の間取りの場合、お風呂は玄関の上にあるので下の階に音の配慮は不要ですね。
ファミリーの横の騒音
縦の騒音をチェックしたら、次はファミリーの横の騒音を確認しましょう。
1階は壁がないので、音に関しては部屋中に聞こえますが、リビングに家族のメンバーが2人いて静かにして欲しい状況はあまり想像がつきませんので、考慮しなくていいでしょう。
2階は2つの子供部屋の間にはクローゼットがあり、多少は音を防げるようにしており、風呂場と寝室の間にもウォークインクローゼットがあるので、多少は音を防げるでしょう。
左上の子供部屋とトイレの間の壁が薄いですが、苦情が出るようだったら1階のトイレを使うという事もできますね。
割とファミリー向けに仕上がった間取
完璧とは言えませんが、ワタクシがイメージした感じだと、割とファミリーに貸したり、売ったりする事を考えても使いやすいように思えます。
ファミリー向けの間取りを考える際は
我が家はファミリーの事を想像しただけですが、ファミリー用の一軒家の間取りを考える場合、我が家のようにチェックしていくと快適に一軒家に近づけると考えます。
- ファミリーに便利な間取りを目指す
- 平日と休日、ファミリーの動線
- ファミリーの騒音も考える
ファミリー向けの間取りはこの記事で挙げた3つのポイントをチェックするだけで、割と失敗を避けた間取りに仕上がるのではないかと考えます。
我が家は間取りへの要望をしっかり固めて、新築一軒家を建ててもらう桧家住宅に間取りを考えてもらいました。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!