
我が家では自営業でも住宅ローンを組みやすいと言われているフラット35という住宅ローンのお世話になって新築一戸建を建設予定です。
※この記事は我が家でお世話になるフラット35を扱っております、「fa-share-square-o株式会社優良住宅ローン」の事を勉強して書いております。
細かいプランの名称や条件は他社とは異なる事があります。
自営業でも通りやすいフラット35とは
フラット35とは民間の金融機関が融資した住宅ローンを住宅金融支援機構が買い取って住宅金融支援機構が責任を持ってくれる住宅ローンです。
従ってフラット35なら銀行は安心してお金を貸せるので、ワタクシのような自営業は昔よりお金が借りやすいらしいです。
2018年10月現在は低金利となっていて、住宅ローンを低金利を固定できる「フラット35」は、自営業に関わらず、サラリーマンや公務員の家庭でも、返済が割と安定するのではないかなとも思います。
フラット35の大元、住宅支援機構とは
フラット35の大元である住宅支援機構は、皆がお金を借りて家を建てやすいように銀行などの民間の金融機関と提携している独立行政法人機関となります。
金利が急上昇しようが関係ない全期間固定金利の住宅ローンである「フラット35」を民間の金融機関を通して提供しているボス。
要は「フラット35」の責任者って事です。
フラット35とはどんな住宅ローンか
フラット35は全期間の住宅ローン金利が固定となり、返済計画が立てやすいですが、フラット35の金利は他の住宅ローンよりも金利は高めとなっております。
フラット35の金利は安心料みたいなものですね。
住宅ローンの金利が上昇した場合の支払いについては下記ページへ
2018年10月のフラット35の金利と変動金利は以下のような感じです。
住宅ローン種類 | 金利 |
フラット35 | 1.41% |
じぶん銀行 | 0.457% |
ネットで簡単に調べた感じですと、auと三菱UFJ銀行が提供している「じぶん銀行」あたりが最低金利に近いと思います。「フラット35」とは1%近く差がありますね。
35年間金利が上がらなければ「変動金利」の勝ち、金利が上がれば「フラット35」の勝ちと、いった所でしょうか。
フラット35は住宅価格の90%まで貸してくれる
フラット35は土地代・住宅代・諸経費を合わせた金額の90%まで貸してくれます。
頭金が住宅価格の10%出せるのであれば問題ありませんが、頭金が10%未満か0円の場合、残りの10%は次で出てくるプラスワンというコース(ちょっとだけ金利が高い。)で借りる事になります。
フラット35は最大で4000万円まで貸してくれると言われても、4000万円の住宅は3600万円までしか貸してくれません。
また、フラット35の金利は借りた時点での金利となりますのでご注意下さい。
住宅ローンは住宅が完成して引き渡しの時にお金を借りる事になります。
フラット35の金利1.41%のつもりで考えていて、住宅が完成した時に2%とかになっている可能性もありますね。
フラット35で組んだ住宅ローンで事故や病気の時は
最近ではフラット35は保険である団体信用生命保険が金利上乗せによってセットになっており、ローンの支払いが免除される条件も昔より緩和されています。
2017年9月までは死亡した場合のフラット35だと、高度障害になった場合、オプションで三大疾病に該当した場合に住宅ローンが免除となっておりました。
2018年9月現在のフラット35では死亡した場合、身体障害者となった場合、介護状態(要介護2-5)になった場合とオプションで三大疾病に該当した場合に住宅ローンが免除となっております。
他にも金利が上乗せになりますが、ガンなどの病気にかかった場合にも住宅ローンの支払いが免除される保険もあります。
フラット35のプラスワンとは
フラット35で住宅価格の90%を借りるとして、頭金を払いたくない場合、残りの10%はプラスワンというプランになります。
こちらは残りの10%を、少し高い金利となりますが、貸してくれます。(2018年10月ですと新団信(一般)付きで1.85%)
フラット35は条件次第で金利が下がる
フラット35には移住であるIターン、Uターン・子育て支援等で金利割引があるようですので、条件を確認して該当するなら積極的に利用していきましょう。
「長期優良住宅」という色々なやり方で貰える家の資格のような物に該当する事が出来れば、「フラット35S」という、少し金利が下がる特典があります。
自営業で通ったフラット35
我が家は変動金利の住宅ローンよりもフラット35の方が安心感があると考え、フラット35で住宅ローンを組むことにしました。
フラット35とプラスワン
ネットでフラット35の事を色々勉強した限りですと、頭金0の場合の金利が住宅ローン全体にかかると思っておりましたが実際は少し違いました。
我が家は頭金をあまり出せませんのでフラット35で購入資金の90%(金利1.41%)を借り、残りの10%(金利1.85%)をプラスワンで借りる事になります。
そろそろマイホームへのワガママが過ぎて、総額4000万円が見えてきたので4000万円で計算してみましょう。(これ以上は総額を全力で削りにいきます!)
やっぱり初回の住宅展示場突撃では割り出せませんナ!
金額(比率) | 金利 | 月額返済 | 総返済額 |
3600万円(90%) | 1.41% | 109,000円 | 4,564万円 |
400万円(10%) | 1.85% | 13,000円 | 544万円 |
109,000円+13,000円=122,000円
月額12万2000円となりますね。返済総額は5,108万円
仮にフラット35の金利で、4000万円を頭金無しで借りられた場合、月々120,100万円で返済総額は5,071万円となるようです。
5,108万円ー5,071万円で考えると37万円の損となりますが、35年で考えると月額880円の差となります。
手元にお金を残しておく安心料と考えると、お安い保険のような金額ですね。
因みにですが、頭金ゼロで住宅ローンを組むことは可能ですが、住宅ローンがおりるまでの支払いをゼロとして新築一戸建を建てる事は難しいです。
フラット35の35年ローンで考えると
フラット35の35年ローンで考えると100万円の毎月の返済額が約3,000円となります。
このように考えると35年払いの世界では100万円が大した事がない負担に見えますので、住宅のオプションを沢山つけてしまう罠にはまらないようご注意ください。
計画段階で家計ギリギリのローンは後で苦しくなるかもしれませんので、素敵な設備オプションの誘惑に負けないようご注意クダサイ。
住宅ローンの「承認」がおりないまま新築一戸建のお話が進んで、少し不安に考えておりましたが、無事住宅ローンの「承認」がおりました。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!