新築一戸建の購入を決めた時、殆どの方が新築一戸建に関して初心者であると考えますので、初心者が後悔のない家を考えるのためには、どこから手をつけて良いかわからないくらい勉強するコトが物凄く沢山あります。
- 田舎で新築一戸建を建てる際考えるべき6つのコト
- 新築一戸建を建てるために勉強するコト
- 新築一戸建をハウスメーカーで建てる際の6つのステップ
田舎で新築一戸建を建てる上で考えたり勉強しないといけないコトは物凄く沢山ありますが、新築一戸建について勉強すべきコトは大きく分けると6つあります。
- 失敗しない新築一戸建の住宅ローン
- ハウスメーカーや工務店の特徴を知ろう
- 後悔しないために住みやすい土地探し
- 提案された間取りは失敗談と照らし合わせる
- 忘れると後悔する新築一戸建の外構工事
- 最新の設備を把握して失敗のない設備計画
大きな流れとしてはリスト通りの手順で新築一戸建の打合せが進みますが、注意点として土地を決めて不動産屋に購入する土地の予約すると、間取りと設備計画が一気に進むので土地を決める前に一通り勉強しておいた方が良いと言えます。
6つの項目は1ステップずつ進めれば良いと言うわけではなく連動しておりますので、同時に勉強しないといけないのが新築一戸建を建てる際のやっかいなトコロです。
基本的に皆様が新築一戸建を建てる土地を決めたら不動産屋は土地を早く売りたいけど、皆様が土地を購入するためには住宅ローン審査を通さなくてはいけません。
外構を住宅ローンに含めるのであれば、住宅ローン審査を通す前に外構工事のプランをある程度立てておかないといけないです。
住宅ローン審査が通っても、多くのケースでは家が建つまで銀行からお金が振り込まれず、ハウスメーカーが一時的にお金を貸してくれますので土地の購入前にハウスメーカー工務店などの施工先を決め必要があると言えるでしょう。
ハウスメーカーから皆様が一時的にお金を借りると金利が高く、結構な金額になりますので土地を決めたら家が完成するまで、間取りや設備計画のOKを早く出さないと余計な費用がかかってしまいますので土地が決まると打合せを一気に進めなくてはいけません。
更に賃貸住宅に住んでいるのであれば、新築一戸建の完成が長引くと無駄な家賃が発生しますので、新築一戸建の購入を決めたのであればなるべく早く完成させたいですね。
土地を購入する時に銀行が直接、土地の代金を貸してくれたりするタイプの住宅ローンもあったりするので必ずしも全てを連動させないといけないわけではありませんが、新築一戸建を建てる多くのケースでは同じような流れとなるでしょう。
幸い新築一戸建を建てて大きな失敗やトラブルはありませんでしたが、かなり新築一戸建について勉強したつもりでしたが、細かい点でトラブルや失敗がありました。
我が家の失敗談も含めてこれから家を建てる方は新築一戸建を建てるための大まかな流れや「ココ注意した方がいいんじゃないかな」といったポイントもあげていきます。
この記事でわかるコト
失敗しない新築一戸建の住宅ローン
新築一戸建を建てる第一歩は皆様の家計の状況や将来の大きな支出をイメージして、安定した支払いを続けるコトのできる予算設定と、様々な種類の住宅ローンを勉強するところから始めると良いでしょう。
- 住宅ローンの審査を通す準備をしよう
- 住宅ローンにいくら払えるのか分析しよう
- どのような住宅ローンがあるのか勉強しよう
- 皆様の環境にあった住宅ローンを選びましょう
- 住宅ローンの仮審査に申し込もう
先にハウスメーカーから決めると付き合いのある銀行なども紹介してくれますが、皆様にとって一番良い銀行であるとは限りませんので先に住宅ローンのコトを勉強しておくコトをお勧めします。
家計の分析と住宅ローンの準備
最初は家計の分析から始めないと月々いくらの住宅ローンを組んでも良いのかわかりませんし、月々の支払いがわからないと新築一戸建の購入にいくらかけても良いのかがわかりませんね。
住宅ローンの審査を通す準備をしよう
住宅ローンの審査を通すためにはクレジットカードや携帯代の滞納を避ける必要があり、滞納があった場合2年間は住宅ローン審査に悪影響を及ぼしますので、住宅ローンの審査は新築一戸建の購入を決める2年前から始まっていると言えます。
「キャッシング」を行ったコトがあるクレジットカードは住宅ローン審査では例え滞納がなくてもキャシング枠自体が負債とみなされますので、キャッシングを行ったコトのあるカードは解約した方が良いと言えるでしょう。
住宅ローンにいくら払えるのかを分析しよう
新築一戸建を購入するには総額いくら払うコトができるかを考えないといけませんので、月々住宅ローンの返済にいくら充てられるのか、家計の分析をするべきでしょう。
ネットを調べれば年収に対して適正な住宅ローンの意見は様々出てきますが、出てくる意見はあくまで一般論ですので、皆様の家計状況に対する適正額とは限りません。
本格的に住宅ローンを組むイメージをする
住宅ローンを組む準備を整えて、家計の分析をしたらどのような住宅ローンがあって、どのような住宅ローンが皆様の家庭環境にあっているのかを勉強しましょう。
どのような住宅ローンがあるのか勉強しよう
住宅ローンは利子にも種類があり、返済方法にも種類があり、病気や事故で住宅ローンが返済不能に陥った際の保険にも種類がありますので、勉強した方が良いです。
皆様の環境にあった住宅ローンを選びましょう
住宅ローンの利子と返済方法、保険を勉強したら、冒頭で述べた「土地を決めたら間取りと設備のOKを急かされる」という点も「分割融資」ができる住宅ローンを選ぶと割とのんびり進めるコトができます。
通常は家具や家電、引越し代金、車のローンを住宅ローンに組み込むコトはNGですが、NGなコトを含めたりしても良い住宅ローンも探せばあったりしますので、皆様の環境にあった住宅ローンを選びましょう。
住宅ローンの仮審査に申し込もう
住宅ローンの審査は「仮審査」と「本番の審査」の2段階で行われるケースが多いので、家計の分析と希望の住宅ローンが決まったら「仮審査」申し込みましょう。
夫婦二人とも自営業の我が家は住宅ローンの仮審査で「留保」という回答を頂きましたが、本審査で無事「承認」という回答を頂き、無事住宅ローンを組むコトができました。
我が家が選んだ住宅ローン
我が家は史上最低金利に近かった2019年時点で住宅ローンを組みましたので、変動金利よりもお高いですが、35年間低い金利に固定できる「フラット35」を選びました。
住宅ローンに対する我が家の思考回路としては35年間の住宅ローン返済を続ける間、住宅ローン金利は今後激しく下がるコトはないけど激しく上がる可能性は現在の世界情勢を考えると低いですが0%ではないです。
金利が大幅に上がる可能性が0%ではないので35年間低金利状態が続いたら損ではあるけど、金利が低い現在の金利で住宅ローンを固定できれば安心と考えました。
変動金利と比較して損をしたとしても、住宅ローン金利が今後大幅上昇しても固定金利であるなら影響がないので安心できると考えて我が家はフラット35で住宅ローンを組むコトにしました。
ハウスメーカーや工務店の特徴を知ろう
新築一戸建を建てる上で一番重要な要素となるのは数あるハウスメーカーや工務店の中から「家を建てる会社」を選ぶコトと言えますが、どのような基準で選ぶと良いかを考えていきましょう。
新築一戸建の施工先の候補となる会社の事を知って、担当営業が信頼できるかを見極めるために、主に4つのポイントに注目すると良いと考えます。
- ハウスメーカーや工務店の特徴
- ハウスメーカーのオリジナル設備
- 担当営業の人柄
- プランの提案力
他に皆様で注目するポイントがありましたら注目するポイントを増やして判断しても良いと考えます。
ハウスメーカーや工務店
ハウスメーカーと工務店、それぞれ「家を建てる会社」ではありますがどのような違いがあるのでしょうか?
ハウスメーカーの特徴
ハウスメーカーの特徴としては、全国または広範囲に営業所を持っていて大規模な形で営業しております。
工場で作る部品が多いので、完成する家の品質に関してはハウスメーカーの基準を満たしているはずですので、品質に関しては安定していると言えるでしょう。
ハウスメーカーの多くは規格住宅というあらかじめ用意された間取りの中から皆様がプランを選ぶ形をとっており、細かい部分で間取りや内装などの自由度には制限があります。
自由設計が可能なハウスメーカーも多いですが、ハウスメーカーのルール内での自由設計となり、完全な自由とまではいかず制約が多いです。
アフターサービスやメンテナンスに関してはハウスメーカーによって細かく決められておりますので、家が建った後の安心感はハウスメーカーの方がしっかりしていると言えるでしょう。
ハウスメーカーのオリジナル設備
多くのハウスメーカーには高性能なオリジナルの設備を開発していて、家を建てる際の「ウリ」としているコトがありますので注目していると面白いです。
我が家はZ空調という桧家住宅のオリジナル設備に魅力を感じて、新築一戸建の施工先に桧家住宅を選ぶ一つの要素となりました。
工務店の特徴
工務店の特徴としては、ハウスメーカーと比べると小規模で県内エリアなど狭い範囲で営業しております。
完成する家の品質に関しては、工事を担当する職人の腕に左右される部分が多いですが、職人の腕が良いかどうかを素人が見分けるのは難しいです。
家を好きに作りたいのであれば工務店の方がハウスメーカーよりも圧倒的に自由ではありますが、新築一戸建の初心者であるならば、自由すぎるとどうしていいかわからなくなるコトもあるでしょう。
アフターサービスやメンテナンスに関しても工務店によって様々ですので、打合せの際はしっかり確認しておいた方が良いと言えますので、忘れずに確認しましょう。
我が家が工務店を避けた一番の理由は、家のメンテナンスが必要になるであろう築10年後以降に小規模で営業している工務店は倒産している可能性がハウスメーカーよりも高いのではないかと考えました。
もちろんハウスメーカーも倒産する可能性はあるでしょうが、ハウスメーカーが倒産した場合、どこかの大手が買い取る可能性もありますので、工務店よりも安心感があるのではないかと考えました。
担当営業の信頼性
満足のいく新築一戸建建てる上で担当営業が信頼できない人では不満が残る可能性が高いので、施工先を選ぶ上で大事なってくるのが担当営業の信頼性となります。
担当営業の人柄
ハウスメーカーを回っている際、他のメーカーのマイナスポイントなどを言ってくる営業などもおりましたが、我が家はあまり良い印象を受けませんでした。
プランの提案力
あらかじめ間取りの決まったハウスメーカーの規格住宅で新築一戸建を建てるのであればあまり重視しなくても良いですが、自由設計で家を建てるのであればプランの提案力も重視した方が良いと考えます。
我が家のハウスメーカーの決め手
我が家は「桧家住宅」というハウスメーカーで2019年11月末に新築一戸建を建てましたが、オリジナル設備の全館空調である「Z空調」という設備が気に入った点が一つ。
桧家住宅の担当営業が建築学科出身で知識が豊富で、色々とアドバイスをくれたり、わからない質問は正直に、「わからないので次回までに調べておきます。」と答えてくれた点が信頼できるのではないかと考えました。
ハウスメーカー選びで迷ったら?
個人的には2020年の最新設備を導入して建てた新築一戸建は、30年前に積水ハウスで建てたワタクシの実家よりも建築費用は安いですが圧倒的に性能が良くて住みやすいです。
工務店の場合は会社によって技術力に差があり、技術力が高い会社を見極めなくてはいけない点と、書類などの手続きがハウスメーカーと比較すると複雑になり、我が家は不安があったので避けました。
正直申しますと、家の性能はハウスメーカーによって細かい部分では差があるかもしれませんが、同じ金額で同じ間取りの家を注文したとしたら、品質に大きな差はないのではないかという印象です。
ハウスメーカー担当営業が信頼できるかどうかや、間取りなどのプランを言われた通り並べるだけでなく、客側が変な指示を出したら「ヘンです!」と言ってくれるような方が良いと考えます。
後悔しない田舎の土地探し
新築一戸建で後悔しない土地探しのポイントとして我が家が考えたコトは5つで、条件を満たす土地を探すのはなかなか難しいかもしれません。
我が家が住む長野県S市のような利便性の高いエリアでも、田舎ならば後継がおらず、農業を引退して畑を売る高齢の方が今後それなりに出てくるのではないかと考えております。
- 想像しよう!自分やお子様にとって便利なエリア
- 確認して後悔しない!車の使いやすい土地
- 調べて失敗を防ぐ!災害が起こりにくい土地
- 後悔のない洗濯物が干しやすい土地
- 田舎での近所づきあいもチェック
土地をお持ちの方や既に土地探しが終わっている方は「土地探し」の項目は不要と考えますが、新しく土地を購入して新築一戸建を建てる方は土地選びの際、注意すると良いでしょう。
挙げた項目以外で皆様が拘る点もあれば盛り込むと良いと考えます。
住みやすい土地選び
新築一戸建を建てる際、土地選びは快適な家を手に入れるために非常に重要な要素となりますので、慎重に選んだ方が良いです。
想像しよう!自分やお子様にとって便利なエリア
田舎の場合は関東などの都市部とは異なり車社会になりますので、駅から多少離れても問題ないかもしれませんが、お子様は車を運転できないので学校へのアクセスが重要になるでしょう。
確認して後悔しない!車の使いやすい土地
田舎で土地探しをするのであれば、車に乗る機会が多い方が大多数でしょうから、駐車スペースの使いやすさ、家から大通りへ出るまで狭い道を通らず済むかどうかを考えると快適な新築一戸建に繋がる要素と考えます。
後悔のない洗濯物が干しやすい土地
洗濯物を浴室乾燥機や乾燥機、室内干しでOKな方はあまり気にしなくても良いと考えますが、我が家では妻のまどりちゃんが洗濯物をなるべく太陽にあてて干したいとのコトでした。
新築一戸建の日当たりには物凄く拘っておりましたが盲点がありました。
現在は分譲地内の殆どの区画で家が建ち、あまり気にならなくなりましたが、家が建っておらず空き地が多かった時期は日当たりが良くても土埃が舞って洗濯物が外に干せないというコトがありました。
田舎での近所づきあいもチェック
長野県S市では地域によって近所づきあいに結構温度差があり、イベントや活動内容が多くて参加するのが当たり前のような地域と活動内容が多くても自由参加な地域があったりします。
候補の土地の近くの方に直接近所づきあいや自治会の情報を聞くコトができればベストですが、不動産屋に様子を聞いたり、市役所に問い合わせるととある程度わかりますので、土地の購入前には近所づきあいも確認した方が良いと言えるでしょう。
ライトな近所づきあいを望む場合はゴミ捨て場も
我が家は夫婦二人とも自営業で夜中まで仕事をするコトがあったりして不規則な上に子供がいない、同居する高齢者もいないのでライトな近所づきあいを希望しておりました。
ゴミ捨て場が自治会や町内会所有の土地や会員の土地の場合、ゴミを捨て場を利用させてくれないケースがあります。
最寄りのゴミ捨て場を利用させてもらえないと市役所が指定する、遠い場所にゴミを捨てにいかないといけないコトになりますが、ゴミ捨て場が市有地など自治会や町内会関連の所有でない場合ゴミを捨てさせないとは言えなくなります。
長く住める土地選び
新築一戸建を建てて住むというコトは建てた家に長く住むというコトになりますので、長く住み続けるコトができる土地選びが大切になってきます。
調べて失敗を防ぐ!災害が起こりにくい土地
新築一戸建を建てるために購入する土地の候補が絞れたら、最後に選んだ土地で起きる可能性がある災害を想像した方が良いと言えるでしょう。
仕方なく災害が起きる可能性がある土地を選ぶ場合は予想できる災害に対して、手厚く保険をかけるコトを考えた方が良いと言えます。
多くの自治体ではハザードマップを作成しており、市役所のホームページからダウンロードできたりもしますので、土地を購入する前にはチェックしておくコトをお勧めします。
個人的に大体の新築一戸建で起きる可能性のある災害は「どこで起きるかわからない地震」・「川の近くでなくても大雨による水害」・「自分の失火、隣人の失火による火災」・「泥棒に入られる可能性」・「何らかの原因による家の破損」と考えております。
ハウスメーカーや工務店でも提携してくれる保険会社を紹介はしてくれますが、皆様の環境にあったプランを最安値で補償してくれる会社を紹介してくれるわけではありません。
新築一戸建を検討する際は火災保険の比較をすると補償に関する多くの情報を得られて最適なプランを選ぶコトができると言えるでしょう。
後悔しない新築一戸建の外構
ハウスメーカーは家を建てるのが仕事ですので、ハウスメーカーは玄関周りや庭の設備、駐車場、フェンス、物置など、家の外のコトまではやってくれません。
外構に関してもハウスメーカーに任せれば付き合いのある外構業者を紹介してくれたり、外構を担当する子会社を紹介してくれるでしょうが、本当にコスパの良い業者かどうかはわかりませんね。
- 外構費用を住宅ローンに組み込むなら仮審査の時に予算を取ろう
- 外構の相場を知るには相見積を取ると良い
- 過去の施工例をじっくりチェックしよう
外構業者はハウスメーカーとは違う
外構業者はハウスメーカーの住宅展示場のように一箇所に集中しているケースが少なく、頻繁に広告を流したりしないので探すのが少し大変ですね。
地元で腕の良い外構業者を既に知っていれば良いですが、色々見て回ると結構大変なので外構業者探しも早めに始めると良いでしょう。
住宅ローンに外構が組み込める
外構費用は新築一戸建を建てる序盤から考えておくと住宅ローンに組み込めますが、後から追加すると住宅ローンに組み込めないのでご注意ください。
住宅ローンの仮審査を出すタイミングで外構の予算をとってもらうと外構費用を住宅ローンに組み込むコトができますので覚えておくと良いです。
外構の相場を知るには相見積を取ると良い
ハウスメーカーはオリジナル設備を開発していたりしますが、外構の会社はハウスメーカーほど大規模でないケースが多いです。
どこの外構業者も大手設備メーカーの製品を使用するコトが多く、外構設備の選択肢は建物の設備ほど多くないので似たような設備となるケースが多いです。
過去の施工例をじっくりチェックしよう
外構業者を選ぶ際に使用する設備はどこの会社も同じようなモノを使用すると考えますが、技術力と提案力には、ワタクシの経験上、差があるように感じました。
外構の場合、相見積をとって外構工事の金額を見るのも大事ですが、候補の業者の過去の施工例や提案力をチェックするコトも大事です。
新築一戸建の間取りを失敗談で確認
あらかじめ間取りが決まっているハウスメーカーの規格住宅を選ぶのであれば、新築一戸建のプロが考えた間取りとなりますので、大きな失敗をする可能性は低いと考えますが、自由設計で間取りを考えるのであれば色々と勉強すべき点が出てきます。
あらかじめ決まった間取りの中から選ぶハウスメーカーの規格住宅の間取りでも本当に皆様のライフスタイルと本当にあっているのかは考えた方が良いと言えるでしょう。
自由設計で間取りを希望するのであれば考えるコトが沢山ありますので最低限、後悔しない新築一戸建の間取りを考えるポイントとしては5点あります。
- 間取りへの要望を整理しよう
- 間取りのプロにとりあえず任せる
- 家具を配置してみよう
- 失敗談と提案された間取りを照らしあわせよう
- 家族の動線を想像しよう
- 未来も想像しよう
失敗の少ない間取りの作り方は大体リストのような流れになるのではないかと考えます。
紙に書いたり、アプリやパソコンソフトを使って間取り自体を考えるコトは初心者でもでき、間取りに対する要望を整理するためには凄く良いですが、最終的には間取りづくりの経験が豊富なプロにお任せした方が失敗する確率が下がると言えるでしょう。
良い間取りを提案してもらおう
間取り作りのプロに皆様の生活あった良い間取りを提案するためには客側にもやるコトがあります。
間取りへの要望を整理しよう
皆様にとって使いやすい間取りをプロに提案してもらうためには、家族内の要望をなるべく多く出して、具体的にまとめておくコトが大事だと考えます。
我が家のケース
例えばですが、我が家のケースですと夫婦二人だけで住むつもりで新築一戸建を購入しておりますが、夫婦二人ともパソコンを使った自営業を営んでおります。
お互い仕事専用の部屋を持って仕事を別々の部屋ですると、一緒の家にいるのに顔をあわせなくなるので二人ともリビングで仕事をするコトにしました。
間取りのプロにとりあえず任せる
皆様の家族の要望をまとめたらプロに間取りを作ってもらうコトになりますが、伝え忘れた点などがないかを入念にチェックして待ちましょう。
間取りを考えてもらうには数日かかりますので、我が家ではまとめた要望が条件の間取りを素人なりに作って自宅で作ったりして遊んでおりました。
素人なりに間取りを作ってみて感じたコトは自分で間取りを作ると部屋と設備を「並べただけ」という印象になってしまって家らしさがあまり出せませんでした。
提案された間取りのチェック
提案された間取りが出来上がったら、要望通りになっているのかをチェックして、持ち帰ってさらにチェックするコトが色々あります。
家具を配置してみよう
提案した間取り図をコピーして、間取り図に家具や家電を配置してみてから十分なスペースが確保できているかを確認しましょう。
特にダイニング周りなどは人が座ってる後ろを人が通るとなるの結構な広さ必要になってきたり、テレビの前にソファを置いてゆったり過ごすコトができるようにするためにも結構な広さが必要になってきます。
失敗談と提案された間取りを照らしあわせよう
世の中には今まで新築一戸建を建てたコトのある人が物凄く沢山いて、ありがたいコトにブログで発信していたり、掲示板などに失敗した箇所を書いてくれている人が沢山います。
時間毎の家族の動線を想像しよう
平日の朝・昼・夜、休日の朝・昼・夜など家族のメンバーがどの部屋にいる確率が高いのかを考えると、欲しい設備や修正するべきコトが見えてきたりします。
この場合、トイレと洗面所が一緒の間取りは使いにくいのではないかと考えますのでトイレと洗面所はわけた方が利便性が上がると言えるでしょう。
未来も想像しよう
新築一戸建は建てたら長く住むコトになる方が多いと考えますので、間取り作りは現在のコトも大事ですが、未来のコトを想像した方が良いです。
他には備え付けの家具も見栄えは良いですが、一旦設置してしまうと簡単には撤去できないので「本当に必要かどうか」、買ってきた家具を置くだけじゃダメなのかをよく考えて設置した方がよいです。
我が家の間取り
我が家は細かいコトも結構書き込んだ要望をガッツリまとめて、桧家住宅に間取りを提案してもらい、先輩方の失敗談、家族の動線のイメージ、未来の想像をして修正が思いつかないくらいの状態になってから間取りのOKを出しました。
間取りの修正は何回してもOKだとは考えておりますが、我が家は5回修正して6枚目の図面で間取りのOKを出しました。
失敗談を知って後悔しない設備計画
新築一戸建の間取りのOKを出しても、外観と内装のコト、インターネット回線のコト、コンセント類、スイッチ類、カーテン類など決めるコトは沢山あります。
- 新築一戸建でネットをスムーズに使う
- 失敗しないコンセントとスイッチのコト
- 外観と内装を考える
- カーテンなど窓周りのコト
ワタクシは間取りのOKを出したら、あとは家の完成を待てば良いような気分になっておりましたが、失敗しない新築一戸建を建てるためにはまだはまだやるコトがありますので油断せずに進めるコトをオススメします。
特にコンセントとスイッチ類は失敗したと言っている方が多いのでじっくり考えた方が良いでしょう。
新築一戸建でネットをスムーズに使う
我が家は夫婦二人とも自宅でパソンコンを使った自営業を営んでおりますので、インターネット回線はすごく大事になってきます。
インターネットが使えないと仕事になりませんので引越すコトができませんので、新築一戸建が建ったらすぐにインッターネットが使えるようにネットの事も考えました。
最終的に我が家が選んだインターネット回線は、夫婦二人とも「au」の携帯電話を使っておりますので、中部・東海地方と長野県でauと関連性のある「コミュファ光」を選びました。
失敗しないコンセントとスイッチのコト
コンセントとスイッチに関しては、皆様の家の中での過ごし方や引越した後の家具や家電の正確な位置をハウスメーカーや工務店の担当が把握することは難しいので、アドバイスが貰いづらいと言えるでしょう。
コンセントとスイッチのコトを考える際は、OKを出した間取りの図面を数枚コピーしておくと良いです。
コンセントの位置は図面で確認
間取りを考える際に家具や家電の配置シミュレーションをしているのであれば、大体の配置は把握しているでしょうから、家の中の家具や家電に必要なコンセント数や位置は大体わかりますね。
コードレス掃除機を使用していればあまり気にしなくても良いですが、コンセント有りの掃除機を使用しているのであれば、掃除をする際の余らせておくべきコンセントを配置しないといけません。
テレビ周りとパソコン周りは周辺機器なども含めると結構な数の電源を必要としますので、多めに設置した方が良いですし、電源が集中する箇所はブレーカーを分けた方が良いと言えるでしょう。
個人的意見でいうと将来的に便利なキッチン家電がどんどん出てきて、キッチンの電源が足りないと面倒ですので、キッチンまわりの電源は沢山あった方が良いと考えます。
スイッチの動線は図面で確認
スイッチは基本的に各部屋へ入る時と出るときの動線を想像して、人感センサーライトなどもありますので、人が動いたら自動的に電気がつくと便利な場所も考えると良いです。
例えば、玄関の明かりは人感センサーだと荷物を持って家へ入る時にスイッチに触れずに明かりがつくの便利と言えるでしょう。
失敗しない新築一戸建の秘訣は可能な限り勉強
新築一戸建の初心者が失敗しない新築一戸建を建てるためにはかなり勉強が必要ですし、勉強しても失敗するコトがあるかもしれません。
失敗しない新築一戸建購入の流れ
失敗しない新築一戸建を購入するまでに勉強すべきコトと、家が建つまでの流れは大体この記事で挙げたコトかなと考えます。
施主側が勉強すべきコトが大きく分けて6つではありますが、各項目は連動しているのでバランスよく勉強していくコトをお勧めします。
- 住宅ローンの勉強
- ハウスメーカーや工務店の勉強
- 土地探しの勉強
- 間取りの勉強
- 外構の勉強
- 設備の勉強
理想は新築一戸建の購入を決めたら、全部勉強してから実践に移るコトですが、土地探しはタイミングがありますし、間取りは打合せが始まらないと、進められないので難しいですね。
新築一戸建で失敗したコトは知らなかったコトと大幅予算オーバー
我が家は色々と新築一戸建を建てる際には勉強しましたが、ネットで調べても出てこなかった失敗談での失敗と、心が弱かったせいで大幅に予算オーバーしてしまった点が失敗と言えるでしょう。
100点満点中90点位の我が家
我が家はかなり勉強したつもりで、2019年11月末に新築一戸建を完成させて現在住んでおりますが、致命的とまではいいませんが、細かい分で失敗しております。
失敗内容は次に家を建てるコトがあれば、ココは注意しようかなといった感じで、幸い住み続けるのが苦痛なレベルの失敗ではなかったです。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!