
長野県S市に引っ越してきて知ったイベントですが、新築一戸建を建てる際には「餅まき」というイベントがあるそうです。
現在新築一戸建を建築中の我が家では餅まきをやりませんが餅まきについて面白そうなので色々と勉強してみました。
田舎ならどこの地区でも餅まきをやっているわけではないですが、我が家が住む長野県Sでは新築一戸建を建てる際、たまに餅まきを家庭があるそうです。
餅まきという謎のイベント
我が家が新築一戸建を検討する長野県S市では餅まきなる謎の風習があるそうです!
新築一戸建を建てる際の謎のイベントは地域によって餅まき(もちまき)又は、餅投げ(もちなげ)と呼ばれています。
餅まきの費用は3万円〜5万円くらいが一般的な費用で、お金をかけるなら10万円以内程度が適正な金額だそうです。
餅まきの由来
餅まきの由来は上棟式(建前)の儀式の一環である災いを祓うための神事、散餅の義(さいぺいのぎ)が発展して広まったものだそうです。
昔の考えでは、家を建てることは大きな厄災を招くという考があって、その厄を避けるために餅や小銭をまいて他の人に持って帰ってもらうという考えだそうです。
また、昔は家を建てる際に地域の住人たちに手伝ってもらう事が多く、共同作業への感謝とお餅をまくことによって皆さんにも福を分けるという意味とこれからよろしくお願いしますといった意味があったそうです。
現代では新築で家を建てる際に、家の色々な箇所で専門の職人さんが作業を進めてくれますが、近所の方に手伝ってもらう事はなさそうですね。
現代では上棟式(建前)の最中に、お餅と小銭近所に配って「よろしくお願いします!」といった意味合いが強い引越しの挨拶みたいなものでしょうか。
餅まきの準備
餅まきのやり方ですが、最初に何を撒くのかを決めて撒くものを準備して、近所の方に告知する必要がありますね。
餅まきで捲くものとしては餅の他に小銭やお菓子などを撒いたりするそうです。
餅まきの餅
餅まきで撒くお餅は紅白の餅で、餅まき用のお餅を売っているところもありますので、餅まき用の餅を売っている所を利用していいかもしれませんね。
スーパーで売ってる長方形の普通サイズのお餅はちょっと重量感があって高い所から投げて、人に当たると痛そうですので小さめのお餅が良さそうですね。
インターネットで軽く餅まき用のお餅を検索してみたら楽天などで普通に売ってました。
餅まきでまく小銭
餅まきではお餅と一緒に小銭を撒くこともあり、小銭を撒く場合は5円玉や50円玉などの小銭を用意するそうです。。
餅まきで撒く小銭の金額は語呂合わせで決める場合や、365の倍数で決める場合があります。
例えば、5円はご縁とかけて5円玉、50円は穴があいていて先行きの見通しが良いという事で50円玉などがあります。
語呂合わせで金額を決める場合()内は50円玉でやる場合となります。
23枚 | 115円(1150円) | いいご縁がありますように |
25枚 | 125円(1250円) | 十二分にご縁がありますように |
83枚 | 415円(4150円) | 良いご縁がありますように |
97枚 | 485円(4850円) | 四方八方からご縁がありますように |
5円玉でいくか50円玉でいくかは予算と相談で、これを白い紙で包んでひねるようです。
餅まきの告知する
餅まきをする場合、昔から住んでる場所で新築するのであれば近所に声をかけて、口コミでお伝えしていただく形で良いと思います。
新しい場所で餅まきをする場合は工務店やハウスメーカーの手を借りて告知してもらったり、工事現場に餅まきの日時を書いた張り紙を貼ったりするようです。
餅まきはどうするのか
上棟式の際、施主は屋根に登って上から準備した物を集まってくれたみなさんに向かって用意した餅や小銭、お菓子を投げるだけ!
餅まきのお菓子
お菓子は近所の子供達の為に用意するモノで駄菓子、小袋やひとつずつ包装してあるチョコレートなどが適していると言えるでしょう。
うまい棒などは1個10円で当たっても痛くないので餅まきに適したお菓子なのではないかと個人的に考えました。
餅まきのお菓子も屋根の上から投げることになり、結構高い所からお菓子を投げることになりますので当たっても痛くないようなものが良いと考えます。
昔は餅まきが近所の子供達のお楽しみイベントの一つだったそうです!
餅まきで貰ったものは
餅まきでいただいたお餅は火事を連想させるという理由で当日に焼いて食べてはいけないそうです。
当日どうしても食べたかったら茹でるかレンチンだろうか?
我が家での餅まきは
ハウスメーカーの人に餅まきをしないといけないの尋ねたところ、昔は長野県S市でもやっている人が多かったそうですが、現在では餅まきをやる人はあまりいないそうです。
長野に引っ越して来て2018年11月時点で1年半位になりますが、1度だけ餅まきのチラシを見た事があります。
市内で新築の工事は頻繁に行われているにも関わらず、1回しか餅まきのチラシを見た事ないのでそれだけ少ないということですね。
我が家はが長野県S市へ引っ越してから経験したことや感じたコトなど色々書いております。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!