新築一軒家を自由設計で作るならば、洗面所も自由に作ることができますので、使いやし洗面所を作るために必要な広さや機能を考えていきましょう。
新築一軒家の満足度は水回りや細かい設備で大きく変わると考えますので、こういった設備の使い方や広さはしっかり考えると良いのではないでしょうか。
洗面所に期待する役割を考える
洗面所に期待する機能として何があるでしょうか?
折角自由設計で洗面所を好きな広さにできるならば、どのような機能を持たせて、どれくらいの広さが適しているのかを考えていきたいと思います。
現在我が家が住んでいる賃貸アパートですと、洗面スペースは160cm×130cm程度の中に洗面台と洗濯スペース、脱衣スペースがあり、洗濯カゴは洗面所の外にあります。
考えられる洗面所の機能
皆様は洗面所でどのような行動をとりますか?
ワタクシの想像できる範囲ですが、洗面所でとるであろう行動をリストアップしてみました。
- 手を洗う
- 歯を磨く
- 脱衣所の機能
- タオルを干す
- 顔を洗う
- 髪を洗う
- 化粧をする
- ドライヤーで髪を乾かす
- 掃除道具を洗う
- 掃除道具を収納する
- タオル類を収納する
- 下着類を収納する
- 洗濯機を置く
- 洗濯物をおいておく
- 風呂に入る前の服を脱ぐ
- 風呂から出た後に体を拭く
- ゴミを捨てる
機能考えてから洗面所の広さを決めよう
リストアップした内容を満たす為に必要なスペースはどれくらいか、洗面所で取る行動に必要なスペースを考えていきます。
収納
洗面所に収納する物を考えると、予備のティッシュやトイレットペーパーなどは結構スペースを取りますし、他にも収納する物が多いですね。
洗面台
一般的な洗面台は、幅60cm〜90cm×奥行き40cm〜60cmとなりますが、大きめで考えて90cm×60cmとしましょう。
洗濯機スペース
洗濯機を置くスペースは大体90cm×90cmとなります。
脱いだ服を収納するスペース
洗濯カゴは色々サイズはあるでしょうが、ネットで調べた平均で考えると幅40cm×奥行き30cm位でしょうか。
タオルを干すスペース
こちらも色々サイズはあるでしょうが、ネットで調べた平均で考えると幅65cm×奥行き15cm位でしょうか。
掃除道具を収納するスペース
洗面台の下にしまう事もできるでしょうが、スペースを設けるのであれば90cm×90cm位でしょうか。
タオルや下着を収納するスペース
こちらも色々サイズはあるでしょうが、一般的に考えると幅80cm×奥行き40cm程度となります。
脱衣や体を拭くスペース
脱衣や体を拭く際に壁に当たらずに動けるスペースは100cm×100cm位となります。
ゴミ箱を置くスペース
小さめのゴミ箱で良いと思いますので、大体30cm×30cm位あれば足りるでしょう。
皆様の家で必要な洗面台スペースを考える
リストアップした洗面所機能が皆様の家で必要かどうか検証し、洗面所の設備をお考えください。
洗面所の広さを考える際、こういった事を考えて作ると失敗する確率も減るでしょう。
洗面所での導線も注意
トイレや洗面所は家族のメンバーが多いと朝に使用する時間が被りやすいので導線も考えましょう。
我が家の洗面所
我が家では洗面所を各トイレにつけたかったので2箇所つけました。
洗面所での行動
我が家は洗面所でどのような行動をとるのかと考えていきますと、洗面台を置き、洗濯スペースを置きます。
脱衣所で着替えられると便利と考えておりますので、着替えと脱いだ服を収納するスペースもつけようと考えております。
バスタオルは毎回使って洗濯するわけではないので、バスタオルを干すスペースも欲しいですし、替えのバスタオルを収納するスペースも欲しいです。
さらに掃除道具を収納するスペースも欲しいですし、脱衣や体を拭くスペースも欲しいです。
我が家の希望を総合した結果、このような洗面所スペースとなりました。
他には洗濯機、洗面台を配置しつつ、100cm程度の通路を取ることができ、これで洗濯カゴやゴミ箱などをおいても通路スペースを取る事ができます。
更に、桧家住宅のオプションとなりましたが、洗面台と洗濯機周りに収納をつけました。
「脱衣所」と書かれた部分が洗面所となりますが、我が家の洗面所は大体2坪となりました。
一軒家の快適さは洗面所にも
新築一軒家の快適さは洗面所の使いやすさにも影響を受けると考えましたので、皆様も洗面所の事を考えると満足度の高い一軒家になるのではないでしょうか?
それでは皆様も素敵な新築ライフを!