新築一戸建の間取りづくりを進めていく際、各部屋で確保したスペースが適正かどうかを判断するために家具や家電の配置シミュレーションすることは新築の失敗を激減させる要素となるでしょう。
また、これから間取り作りをする方も手持ちの家具と必要なスペースの確認は理想の家づくりにとっては大事な要素となるでしょう。
我が家はデザイナーですので、デザイナー御用達の「イラストレーター」でシミュレーションをしましたが、間取り作りをハウスメーカーなどで進めている場合は現状の間取りのコピーの上に書き込む形で良いと考えます。
※手書きの際は家具や家電の縮尺を間違えないようにご注意ください。
スマホやパソコンなどでも間取りシミュレーションをする手段があり、細かく数字などが出るモノも多いので利用してみるのも良いでしょう。
新築一戸建を建てた先輩方の失敗談も凄く参考になりますので、間取りに家具を配置するシミュレーションに加えて、先輩方の失敗談も読むと良いと考えます。
現在の住んでいる家にある家具や家電を確認
新築一戸建の間取りを考える際、ハウスメーカーや工務店はあなたよりも間取り作りに慣れてはいるでしょうが、あなたがお持ちの家具や家電を把握しているわけではないです。
ワタクシはそれなりに間取りの打合せが進んでから思いつきましたが、家具や家電の事を考えずに間取り図のOKを出していいのだろうかと考えたので家具や家電の配置をシミュレーションしてみました。
どのような家具や家電があるのか
家具や家電の配置のシミュレーションをする準備として、現在お住まいの家にどのような家具があるか確認していきましょう。
新しい家に家具や家電が入らない事、配置しようとしたスペースに合わない事を避ける為に間取り図(5枚目)で家具や家電を配置してシミュレーションしていきたいと思います。
家具や家電のサイズを測ろう
新築一戸建が完成したさいに持ち込む予定の家具や家電のサイズを測ってみましょう。
我が家やにある家具や家電
現在家の中にある家具のサイズを計ってみました。
- 仕事用の机 しんち用(160cm×70cm)
- 仕事用の机 まどりちゃん用(150cm×100cm)
- 49インチのテレビとラック(130cm×40cm)
- ソファ(200cm×100cm)
- 32インチのテレビ(80cm×15cm)
- ダイニングテーブル(120cm×80cm)
- 本棚(80cm×30cm)
- 本棚(150cm×35cm)
- CDラック(38cm×38cm)
- 予備の机(120cm×120cm)
- ベッド(215cm×124cm)
我が家は夫婦二人暮らしですので、家具や家電が割と少ないです。
椅子や扉の動き、通路に必要なスペース
家具を間取りに配置し、テーブルなら付随する椅子の動き、棚などであれば扉の動き、通路に必要なスペースを考えていきます。
間取り作りは家具や家電の面積を割り出して、室内に隙間なく詰め込めば収まるというものではないので、人が行動するために必要なスペースも考える必要があります。
家具や家電以外の荷物の量をイメージ
家具や家電以外でも家の中にある荷物を新築一戸建に納めた場合、どうなるのかをイメージして収納を確保しましょう。
段ボールの大きさと体積、段ボールを開けたくなった時に必要なスペースを想像しましょう。
将来買い換える可能性のある家具や家電
将来買い換える可能性のある家具や家電は現在持っている家具や家電よりも大きくなる可能性が高いので、広めに確保すると良いのではないでしょうか。
ワタクシなりに簡単に想像する大きくなる可能性が高い家具や家電は以下の通りです。
- 机
- ダイニングテーブル
- 冷蔵庫
- ベッド
- テレビ
- 本棚
家族のメンバーが増えたり、生活に余裕ができて大きくしたくなるような家具や家電で、ダイニングテーブル、冷蔵庫、ベッドはお子様の予定があるならば、広く取っておいた方が良いです。
間取り図に家具や家電を配置
我が家がベースとする間取り図に家具や家電を配置していきます。
1Fの家具や家電
ダイニングセットは椅子を引いた時も含めて十分入りそうですし、将来ダイニングセットが大きくなっても十分対応できるスペースがあります。
間取りに家具や家電を配置してシミュレーションした結果、ウォーターサーバー用にキッチンの左側にコンセントが欲しい点に気がつきました。
あとはテレビの場所付近にコンセントを配置し、アンテナと繋げる設備にしたですし、仕事スペース周りには大量にコンセントが欲しいですね。
冷蔵庫スペースは後で買い替えて大きくなったとしても入るよう、壁を広め取った間取りとなっております。
2Fの家具や家電
2階は現在使っているベッドを子供部屋に配置し、余っている予備の机も一緒に置く予定です。
寝室のベッドは新しく引っ越しの際に購入しようと考えておりますが、寝室はベッド以外置かないと思いますので、大きめのベッドでも余裕で入ると思われます。
小屋裏の荷物
小屋裏は我が家が長野県S市に移住してきてから一度もあけていないようなダンボール類が大量に入る予定です。
我が家は荷物を捨てられないので、将来荷物がいくら増えても良いよう、最終的に小屋裏を限界まで拡張しました。
家具や家電と間取り図のシミュレーション
家具や家電の配置のシミュレーションをしてみると、間取りの修正点や後のコンセントやスイッチのコトを考える際に役に立つと考えます。
家具や家電の配置シミュレーションでわかったコト
我が家では家具や家電の配置シミュレーショをしてみて、配置に必要なスペースは割と取れていると考えました。
これから電源設備のコト考えていくことになりますので、どのような電源設備をどこに配置したいかも見えてきました。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!