ソーラーパネルの必要性

新築一戸建を建てるならソーラーパネルで電気代を節約できると考えておりましたが、我が家の夜型のライフスタイルでは、まだまだ価格の高い蓄電池とあわせて利用しないと利益がでないと判断して設置をやめました。

ソーラーパネルは昼間に沢山電気を使う家庭に向いています。

2018年現在、一般家庭に設置したソーラーパネルから電力会社は電気を買ってくれますが、売電価格が下がってきたためソーラーパネルを設置しただけでは利益が出しにくい状況になってきています。

現在では電力会社から購入する電気を抑えるという方法でないとソーラーパネルを設置するメリットがない状況となっています。

ソーラーパネルを設置してメリットのあるライフスタイルとは、昼間に沢山電気を使うライフスタイルとなりますがどのようなものか書いていきます。

しんち
蓄電池があればライフスタイルは関係なくなりますが、価格がまだ高い状況となっております。

ソーラーパネルについて考えてみよう

ソーラーパネルを設置した家

長野県S市は晴れの日が全国でトップクラスに多いそうで、ソーラーパネルを設置している家もかなり多く、空き地をソーラーパネルで埋めてるような場所もあったりします。

しんち
晴れる日数が少ない地域よりは設置するメリットがありますね

ソーラーパネルで電気代が下がるのか

我が家は夫婦二人とも自宅で仕事をしており家にいる時間が長いせいか、電気代は割と高めで、毎月の電気代が15,000円を超えます。

電気代は使えば使うほど高くなる仕組みのようで、ソーラーパネルを設置することにより電力会社から購入する電気を減らすコトができないだろうかと考え、ソーラーパネルを検討しました。

ソーラーパネルで電気代が下がる仕組み

ソーラーパネルを設置して電気代を安くする仕組みは電力会社への売電と自家発電により電力会社から買う電気の量を減らすという二通りの方法があります。

しんち
ソーラーパネルを設置すれば基本的に両方駆使することになります

ソーラーパネルで売電

ソーラーパネルで発電した電気を電力会社に売ることによって利益が発生し、売った電気で得た利益を毎月の電気代から引くと電気代が安くなるということになります。

2018年現在では電力会社が買い取ってくれる電気の価格が下がってきましたので、売電による利益が以前と比較して減ってきてしまいました。

しんち
2011年の震災後直後は売電価格が高かったのでソーラーパネルを設置して売電すると利益が出しやすかったようです

ソラーパネルで買う電気を減らす

ソーラーパネルで発電した電気を直接家で使用し、電力会社から買う電気を減らすことによって電気代を減らすことができます。

最近では電力会社から購入する電気を抑え、月々の電気代を抑えることによってソーラーパネルを設置するメリットを出すそうです。

しんち
ソーラーパネルの価格は下がってきているので導入しやすくなっております

ソーラーパネルの初期投資

投資と回収

我が家が一戸建の建築を依頼する桧家住宅では、ソーラーパネル1枚が20万円で設置できて、付随する他の機材で20万円位となるそうです。

売電をあまり考えないのであれば我が家の電気の使用方法だと、4KWあれば足りるとの事でしたので、ソーラーパネル4枚と機材で、初期投資が100万円という事になります。

しんち
県や市町村によってはソーラーパネルを設置すると補助金が出る場合もあるようです

ソーラーパネルの節電効果

ソーラーパネルを設置するコトによる節電効果は、何箇所かのソーラーパネル関連の会社を見たところ80%〜60%位という意見が多かったです。

ソーラーパネルアリと無しの比較

今後10年間の我が家の電気代はオール電化を予定しているので、電気代は今よりも上がる事を考えてソーラーパネル無しの電気代を月額20,000円位と考えます。

しんち
少しテキトーですが物理学者じゃないので!

ソーラーパネル無しで10年の電気代

ソーラーパネルなしで、我が家が10年間に使う電気代を計算してみます。

20,000円×12ヶ月=240,000円が一年の電気代で、10年だと10倍の2,400,000円となります。

しんち
長い目でみると240万円なんて電気代は結構お高いですね

ソーラーパネルを設置した場合の10年の設置費用と電気代

ソーラーパネルを設置して少なめにみて電気代が60%節約できたとするならば、10年間で使用する電気代は40%となりますね。

2,400,000円×40%=960,600円

ソーラーパネルの設置費用が1,000,000円かかりますので、ソーラーパネルを設置して10年間で使用する電気代とあわせて1,960,600円となります。

ソーラーパネルの設置費用とあわせても10年間の電気代である2,400,000円を下回りましたね。

10年で壊れるわけではないのでその後もお得に過ごせるはずですので、ソーラーパネルを上手く活かす事ができればお得といえますね。

ソーラーパネルの電気を使う時間帯

電気

ソーラーパネルを上手く活用できれば、お得になるコトがわかりましたが、我が家の生活スタイルだとどうなるかを考えてみます。

我が家は夫婦共働きで、自営業、二人とも常に家で仕事をしております。

我が家は夜は遅くまで働いていることが多く、大体起きる時間は昼の12時前後で家事は大体、夜に行なっております。

しんち
午前中、電気は使わないので全部売電に回す事になります

電気の使用状況として、午後は仕事用のパソコン×3台とテレビをつけるくらいで、結構な頻度でご飯は外食してしまいます。

我が家のケースだと、日が沈んだあとにも電力を使うコトが多く、ソーラーパネルで発電した電気もかなり売電に回ることになるでしょう。

しんち
現在は売電価格が大分安くなっております

ソーラーパネルでの売電は今後下がる可能性もある

すでに売電価格が昔よりも下がっている状況で、売電に期待してソーラーパネルを設置してしまうと電力会社の気分次第で思ったより利益があがらないかもしれません。

また、現在は10年保証で定額で買い取ってくれるようですが、10年後の売電価格は下がっている可能性が高いですね。

しんち
太陽が出ている間に大量に電気を使う方がソーラーパネル向きのようです

蓄電池とソーラーパネルを合わせる

蓄電池

ソーラーパネルだけでは発電した電気は貯めるコトができませんが、蓄電池を導入して午前中に発電した分を夜の電力消費に回せると、どうだろうか?

蓄電池とソーラーパネルなら我が家でも機能する

我が家の生活スタイルだとソーラーパネルと蓄電池をあわせると電気代を下げるのに有効です。

ただし、2018年10月現在ではあまり蓄電池は普及しておらず、まだまだ価格が高いようで、桧家住宅のカタログを見ると蓄電池は230万円と書いてありました。

蓄電池を導入すると電気代は確かに下がるだろうが、桧家住宅によると初期投資を回収できるかどうがは怪しいとの事でした。

しんち
パネルと合わせると330万円の電気代を節約しないといけません

我が家でのソーラーパネル

ソーラーパネルを設置した家

我が家の生活スタイルではソーラーパネルだけだと売電に頼ることになりそうですが、10年間電気を売り続けても利益があがるかどうか怪しいという結論になりました。

しんち
売電も価格が既に下がってきております

ソーラーパネルは蓄電池がないと微妙

蓄電池とソーラーパネル併用すると電気代を節約する事ができるが、蓄電池はまだまだ高いので、10年後あたりに来るであろう最初のリフォームにソーラーパネルを設置するかどうかを再検討することにしました。

10年後には蓄電池が普及して、価格が下がっている可能性もありますので、蓄電池の価格が下がっていれば導入するかもしれません。

ソーラーパネルを活かせる家庭もある

ソーラーパネルを設置した家

ワタクシは田舎は生活費が安いという想像をしていたのですが、光熱費は東京都比較すると、ガスも水道代も大幅に高いです。

しんち
プロパンガスがやたらと高いです
加えて長野県S市は寒冷地ですので、冬は物凄く寒いため冬場の暖房費も嵩みます。

昼間の電気利用が多い家庭

ソーラーパネルにより、少しでも毎月の支出を削る事ができればと考えましたが、我が家の生活スタイルではすぐに導入するメリットはあまりないという結論となりました。

日中の活動時間が長い家庭ではメリットがでるかもしれませんので、晴れる確率が高い地域にお住まいの皆さまや昼間の電力消費が多い皆さまも生活スタイルに合わせて検討してみては如何でしょうか?

専門家に一括で見積もりが取れて便利なサイトがありますので試してみると良いでしょう。

ここでもソーラーパネルの専門家に色々質問でできたりもするので、計算してもらうと良いのではないかと考えます。

しんち
ソーラーパネルと蓄電池を導入すると補助金もあり、補助金を利用するとメリットが出るまでのハードルが少し下がりますね

出会いも超重要

それでは皆様も素敵な新築ライフを!

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