ワタクシはあまり勉強が好きではなかったので新築一戸建を建てる事を決めてから出てくる単位がイマイチつかめなかったので、単位と統一した変換方法を勉強してみました。
- 新築一戸建で出てくる長さや広さの単位イロイロ
- 覚えておくと便利、建築業階の長さや広さの単位の変換方法
- 標準仕様なら1畳のケースが多い設備を基準に広さを見る
住宅業界はワタクシが聞いた事もないような耳慣れない単位も色々あるので、長さや広さを理解すると間取りでの失敗も減ってくるのではないでしょうか?
建築業界の様々な広さや長さの単位
ワタクシは cm・m・㎡以外はソコソコ理解しているつもりでした。
坪、畳・帖はなんとなく理解しているイメージでしたが、これらを㎡に直すといくらになるか知らなかったです。
注文住宅だけに限ったお話ではないですが、住宅を購入する事になって色々図面をみたり、カタログを見ていると広さや長さの単位だけでも色々な単位が出てきますね。
住宅業界全体で統一してくれればいいとは思いますが、残念ながら不動産屋さんやハウスメーカーさんによって違います。
理解して頭の中で変換できると、広さや長さのイメージがしやすくなるのではないでしょうか?
メートルを基準として進めさせて頂きます!
一畳あたりに積み込めるダンボールの数なども考えてみました。
長さの単位
まずは色々ある長さの単位を理解していきましょう。
mm(ミリメートル)という単位
学校で習うヤツの最小単位で私はデザインの仕事をしているので、デザイン業界はミリ単位が多いので馴染みのある単位です。
お客様相手に説明する時はcmの方がイメージしやすいと思うので、cmを使っております。
デザイン業界と似たような業界の建築図面もミリメートルを使っている気がしますが、10メートル位の大きな物をミリメートルで表現すると数字が大きくなるので少し不便ですね。
1m=1000mm
cm(センチメートル)という単位
学校で習うヤツのちょっと大きい単位で、mmの10倍の単位ですね。
ワタクシにも皆様にもお馴染みではないでしょうか。身体測定、洋服サイズや靴サイズで良く使う単位。体のサイズ関係でよく使うのでしょうかね。
家具の寸法を測ったりする際もcmをよく使いますので新築一戸建を建てる際もよく出てきます。
収納を考える際にはセンチメートルが役に立ちました!
1m=100cm
m(メートル)という単位
こちらも学校で習うヤツのもう少し大きい単位で、cmの100倍の単位ですね。
スポーツの世界とかはこれが多いでしょうかね。不動産業界でもmはよくでてきますね。
この記事ではmを基準の単位として書かせて頂きます。
不動産業界だと
徒歩1分は80m換算だそうです。
徒歩1分が80mってどうやって決めたかというと発想が面白いです。
健康な女性がハイヒールのサンダルを履いて1分間歩いた平均の距離を計測したものだそうです。その結果が分速80.3mだったそうです。
km(キロメートル)という単位
学校で習うヤツの一番大きい単位で、1mの1000倍の単位ですね。
駅から何キロとか、車で移動する場合によく使う距離で、我が家でも土地選びの際に使いました。
1km=1000m
不動産業界だと
不動産業界で駅から何分とかで距離を表す際は、1kmあたり徒歩だと13分、車だと3分だそうです。
これは徒歩1分で80mだから1000mだと12.5分という事になって四捨五入で13分となっているようです。
車は信号の数などで目的地までの時間がかわってくるのであまりあてになりませんね。
in(インチ)という単位
テレビやパソコンのモニターの大きさを表す時だけなぜかこのサイズ使っているイメージですね。なぜだろう?
アメリカ人もこの単位好きなイメージがありますね。1インチは25.4mmとの事。
メートルに直すと?
1in=0.0254m
間(けん)という単位
畳の長い辺の長さが基準となっている単位。
江戸間・中京間・京間・公団間等、畳にも色々規格がありますが、中京間が基準となっているようです。
中京間の畳のサイズは182cm×91cmとなります。建築業界ではちょいちょい出てきますの覚えておくと長さのイメージがしやすいです。
1間=1.818m
我が家が新築一戸建の建設を依頼する桧家住宅の自由設計もこの単位がベースとなっているようです。
尺(しゃく)という単位
これも建築業界でちょいちょい出てきますね。約30cmと覚えておけば良いでしょう。
1尺=0.30303m
寸(すん)という単位
こちらも建築業界でちょいちょい出てきます。
約3cmと覚えておけば良いでしょう。
昔話に出てくる一寸法師は約3cmだったことになりますネ。
1寸=0.030303m
他の単位
他にもフット・ヤード・マイル等ありますが、建築ではあまり出てこないので省略させて頂きます。
広さの単位
まずは色々ある広さの単位を理解していきましょう。
㎡(へいほうメートル)・平米(へいべい)という単位
平方メートルは縦1m×横1mの四角の事ですね。ワタクシとしては一番身近な単位ですので、この記事でベースの単位とさせて頂きます。
坪(つぼ)という単位
1坪とは畳の長い辺の長さである1間×1間(けん)の事となりますので、一坪は2畳と同じ広さを言います。
1坪=3.3㎡
畳(じょう)・帖(じょう)という単位
「畳」と「帖」は同じ事ですが、最近はフローングが多く、畳と書くとたたみのイメージがつくようで、帖と書く事が多いそうです。
1帖は何㎡かというと、畳にはサイズの規格が色々あるようで、それぞれ広さが違います。
- 京間:縦191cm×横95.5cm=1.82㎡
- 中京間:縦182cm×横91cm=1.65㎡
- 江戸間:縦cm176×横87.7cm=1.54㎡
- 公団間:縦170cm×横85cm=1.44㎡
結構大きさが違いますネ。公団間での6畳と一番広い京間での6畳で大分広さが変わってきそうです。
どれにも当てはまりませんが、広さを表す場合、1畳の基準があるようです。
1畳=1.62㎡
単位を覚えておくとイメージしやすい
こんなに種類があるのに学校ではメートルと平方メートルしか習っていない気がします!
少し広さに関するイメージがしやすくなりましたでしょうか?
色々見て回る際はメジャーを持ちあることをおすすめしますが、メージャーがない場合は、A4の紙の長い辺は約30cmという事だけ覚えてば割と正確に長さ計る事ができると思います。
単位について勉強してから間取りなども考えるとイメージしやすいですね。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!