我が家は桧家住宅に新築一戸建の建築を依頼して遂に家が完成いたしましたので引き渡し時、桧家住宅で選ぶコトができる標準仕様キッチン、「ビヴァリオ」の様子をガッツリ撮影して参りました。
我が家は新築一戸建を建てる際にオール電化を選びましたので、我が家のキッチンはビヴァリオのオール電化仕様となります。
今まで賃貸アパートのキッチンを使用しておりましたが、賃貸アパートのキッチンと比較すると収納が大幅に増え、作業スペースも広くなりましたのでかなり使いやすくなりました。
賃貸アパートのキッチンは2.5畳程度でしたが、キッチンの使いやすさは大事と考えて新築一戸建の際はかなり拡張し、最終的に冷蔵庫スペースや収納などを含めると合計5畳くらいのキッチンとなりました。
この記事でわかるコト
桧家住宅のビヴァリオ
桧家住宅の標準仕様キッチンはクリナップの「ステディア」か永大産業の「ビヴァリオ」を選ぶコトができ、我が家はビヴァリオを選択いたしました。
キッチンの形としてはペニンシュラキッチンという形で、アイランドキッチンの片側が壁にくっついているイメージです。
我が家で導入したビヴァリオのシステムキッチンセットのサイズは間口240cm×奥行き92cm×高さ85cmとなります。
ビヴァリオの天板の表面の加工は人工大理石とステンレスを選ぶことができ、我が家では妻のまどりちゃんの希望で人工大理石を選択いたしました。
ビヴァリオのシンク
ワタクシがキッチンする作業は主に洗い物ですが、ビヴァリオのシンクは賃貸アパートのシンクと比較するとだいぶ大きくなっていて、シンクのサイズは幅77cm×奥行き54cmありました。
シンクが広い上に蛇口の先が伸びてシャワーのように使えますので、大型の鍋や冷蔵庫の引き出しなどを洗いましたが洗いやすかったです。
シンク中央にある針金の設備はビヴァリオ用のスポンジを置いたりまな板を立てるための器具ですが、我が家では邪魔なので撤去しました。
三菱製のIHクッキングヒーター
IHクッキングヒーターの仕様は今後変更されるかもしれませんが、2019年12月時点でビヴァリオを選ぶと、三菱製のCS-G318MSというIHクッキングヒーターがつきます。
引越しの荷ほどきとワタクシの仕事が年末は忙しいせいであまり料理はできておりませんが、幅60cm×奥行き50cmの三口コンロがついております。
ビヴァリオの魚焼きグリル
ビヴァリオの魚焼きグリルは三菱製のCS-G318MSに付属しておりますIH用の魚焼きグリルがついております。
ガスのグリルではないので炎でませんが、ビヴァリオの標準仕様でつけてもらえるグリルはIHクッキングヒーターに付属する両面焼きのグリルとなっております。
ペニンシュラキッチン用の油よけ
桧家住宅のオプションとなりますが、ペニンシュラキッチンはコンロの奥側に壁がないので、コンロから油がはねたりしてダイニング側へ飛ぶことを軽減してくれる油よけをつけました。
ビヴァリオの換気扇
ペニンシュラキッチンは壁にキッチンが面しておりませんので、写真のような感じの結構ゴツい換気扇がつき、換気扇の強さが三段階選べて、明かりもついております。
ビヴァリオの食洗機
桧家住宅のビヴァリオには標準仕様でリンナイ製のRKW-404-SVという食洗機がついております。
食洗機のサイズは幅40cm×奥行き50cm×高さ40cmで、大型の洗い物は難しそうですが夫婦二人だけの食器類だけでしたら洗えそうですね。
引越しで荷ほどきした食器を試しに使ってみましたが、この食洗機は洗って乾燥までしてくれるようですが、食洗機をセットしてから乾燥が終わるまで2時間近くかかりましたので急ぎには向いていなそうです。
夜中に動かして寝るなどの使い方が適していると言えるでしょう。
ビヴァリオの収納
収納に関してはビヴァリオもステディアもあまり大きな差はないと考えますが、ビヴァリオの収納がわかるように写真を撮影して参りました。
ビヴァリオの収納
ビヴァリオのシンクの下は大きい引き出しとなっており、大型調理器具を沢山収納できるくらいのスペースが確保されております。
コンロの下も仕様頻度の高い鍋やフライパンを収納するには十分なスペースが確保されており、賃貸アパートのキッチンとは大違いです。
収納の使い方は妻のまどりちゃんがネットで調べながら使い勝手を色々と考えてくれているので最終的に何をどこに収納するのかはまどりちゃん次第となります。
ワタクシとしましては、賃貸アパート時代は食器がなかなかの高さで縦積みで保管されており、下の食器を取り出すのに手間がかかったので、縦積みは程々にしてもらえると嬉しいと考えております。
ビヴァリオの裏の収納
ペニンシュラキッチンですので、ビヴァリオのダイニング側にも奥行きはキッチン側ほどありませんが、全面に収納がついております。
ビヴァリオのダイニング側の収納は、奥行きが扉のある部分で18cm位、扉のない棚は20cm位となっており、キッチン側であまり使用しないようなカップやグラス類などはかなりの数が収納できそうです。
ビヴァリオ以外の収納
ビヴァリオ本体以外での収納も追加料金がかかってしまいましたが、キッチンの使いやすさを考えて収納を多めに確保しました。
特にペニンシュラキッチンはシステムキッチン本体の上部に棚を置くことができないので、キッチンの壁側は作業台と上部に収納を設置しました。
作業台の下の収納
作業台の下の収納は上部に引き出しがついており、下部には開き戸で奥行きが結構ある2段の収納となっております。
作業台の下の収納となりますので、仕様頻度の高い食器類を収納するのかと想像しておりますが、現在、妻のまどりちゃんがどのようなモノを収納するのか考えております。
作業台の上の収納
作業台の上部の収納もかなりの奥行きがあり幅が合計180cmくらいありますので、かなりの数の食器を収納できると考えております。
上段の棚は身長170cmのワタクシでギリギリ届くくらいで、身長160cmの妻のまどりちゃんは届かないのであまり仕様頻度の高くないような調理器具が収納される予定です。
キッチン家電置き場
桧家住宅のオプション設備ですが、写真の箇所に炊飯器などのキッチン家電を置くスペースが確保されております。
棚の奥にコンセントがついており、炊飯器から出る湯気は棚の上の方についている穴から出てくるそうで、我が家では炊飯器や電気ケトル、コーヒーメーカーなどを置くことを検討しております。
備え付けの稼働棚
パントリー
その他設備
我が家のキッチンのその他の設備です。
ビヴァリオのコンセント
ビヴァリオには壁に面していない側面に標準仕様で2口のコンセントがついております。
他には作業台の上部で4口、作業台の内部3口、冷蔵庫用のコンセントを確保し、将来便利キッチン家電が出てきても良いように考えて多めにコンセントつけました。
桧家住宅でつける勝手口
ビヴァリオを選んだ我が家のキッチン
ビヴァリオを選んだ我が家のキッチンは今まで賃貸住宅のキッチンしか使ったことのないワタクシからしてみるとかなり使いやすくなったと感じました。
まだ引越して2週間弱で、荷ほどきや仕事で忙しくガッツリした使用感をレビューできない状態ですがビヴァリオの良い点と残念な点を挙げていきます。
今回の記事は桧家住宅でビヴァリオを選ぶとどんな感じとなるのかをイメージしていただけますと幸いです。
ビヴァリオの良い点
我が家が感じたビヴァリオの良い点は以下の通りです。
シンクの広さ
ビヴァリオはステディアと比較するとシンクが広いので、シンクの広さはビヴァリオの良い点と言えるでしょう。
見た目が良い
ビヴァリオは収納をしっかり確保してきれいに保つことができればスッキリしていて見た目が良いので、ワタクシ的には良いのではないかと考えております。
ビヴァリオの残念な点
我が家が感じたビヴァリオの残念な点は以下の通りです。
蛇口の位置と形
ワタクシはあまり不便さを感じませんでしたが、ビヴァリオは蛇口の位置が左の奥になっており、蛇口の向きが真下に向いているので妻のまどりちゃんからしますと少し使いにくいようです。
まどりちゃんは左利きですので、左利き視点だと使いにくい可能性もあります。
ステディアは蛇口が中央にありますので、蛇口の位置が寄っている点を不便と感じる方は注意した方が良いでしょう。
シンクが浅く、水が跳ねる
ビヴァリオはシンクが浅いの点と、蛇口から出る水が真下へ向いているせいか水が結構跳ねて、洗い物が終わった後はシンク周りに水が結構飛んでいます。
高さの調整ができない
ビヴァリオのシステムキッチンの高さが85cmと固定されておりますが、ステディアは80cm・85cm・90cmと3段階の高さを選ぶことができます。
85cmのキッチンでOKなら良いですがキッチンの高さを変更できない点はビヴァリオの残念な点と言えるでしょう。
最新のキッチンは使いやすい
ビヴァリオは蛇口関連で多少残念な点はありますが、ワタクシは総合的には使いやすいキッチンになったのではないかと考えております。
クリナップのステディアの使い心地は永大のビヴァリオを選択した我が家にはわかりませんが、ビヴァリオを検討中の方の参考になりましたら幸いです。
個人的な見解ですが、どの家庭でもキッチンに収納するモノはかなり多く、キッチンを1帖広げた満足度の方がリビングを1帖広げた時の満足度の方が高くなると考えますので、キッチンはじっくり考えた方が良いです。
最近は携帯やパソコンを使って間取りのシミュレーションなどもできますので、色々と考えることができたりもしますので、じっくり考えると良いでしょう。
それでは皆様も素敵な新築ライフを!